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【Google Bardさんに聞いてみた!|5月22日(月)】アサヒ飲料「CO2を食べる自販機」について聞いてみた!

事業創造家
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アサヒ飲料「CO2を食べる自販機」
吸収材を配置、回収後肥料に 関東・関西で6月から実験
2023年5月14日

アサヒ飲料は空気中の二酸化炭素(CO2)を吸収する「CO2を食べる自販機」を開発し、6月から実証実験を始めると発表した。CO2の吸収材は1キログラムあたり最大で600グラムのCO2を吸収できる。

この吸収材を自販機1台あたり最大6キログラムほど搭載する計画だ。1台あたりの年間吸収量は樹齢56~60年のスギの木約20本分に相当するという。自販機下部の空きスペースに吸収材を設置するため稼働に影響はない。

屋内や地下鉄などCO2濃度が高いとされる場所を中心に約30台を設置。CO2吸収量や吸収スピードを検証する。当面は新台として設置する予定だが、既存の自販機にもコストをほとんどかけずに導入できるという。大気中のCO2を吸収できる自販機として特許出願中だ。

同社によると自販機の電力消費によるCO2排出量は20年前に比べて6割減となったものの、ここ数年は横ばいとなっており、削減は飲料メーカー共通の課題となっている。30年をめどに使用する電力分を相殺して自販機のCO2排出ゼロをめざす。

アサヒ飲料は吸収材メーカーから素材を買い、CO2をためた素材をメーカーに売る。吸収材は月2回、自販機商品の補充と同時に設置・回収する。吸収材メーカーは自治体や企業に肥料やコンクリートの原料として販売することを想定する。

アサヒ飲料によると、肥料に混ぜ込むとCO2を土壌に閉じ込めるほか、植物が光合成により吸収するという。コンクリートに混ぜると海中で藻の付着率が高くなり、CO2を吸収する「ブルーカーボン」として利用できる。

今後はパートナーを募り、回収したCO2を資源として活用する循環モデルを25年から本格展開したい考えだ。

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