自分を偽ると人生も偽りとなり貧困となる
エレメンタルのことについては、レッスンでも勉強会でも、諄いくらいに色々な角度からお話しているんですが、きちんと理解して、知識や対処法だけでなく、生き方や意識を変えて頂くことをしてもらわないと…というのがありますね。
かくいう私も昨日、不本意にも、
使いたくないエレメンタルを使ってしまいましたっっ汗
さて、「他人は自分の映し鏡」という言葉は、ほとんどの人が聞いた事があると思います。
エレメンタルのことで言えば、自分が所有しているエレメンタルが、同種のエレメンタル(所有している人)を、引き寄せてくる、という神聖なる計画においての法則があります(一般に言うところの引き寄せの法則ね)。
私のことで言えば、友人知人もそうなのでしょうけど、仕事で関わることになる、クライアントさんがまさにそうですね。スクールや講座を開いていたときの生徒さんも然り、グループレッスンの参加者も全員がそうでした。
面白いことに、自分がその時に考えていることや悩んでいること、旬の話題や課題?に引き寄せられてか、同じような問題を抱えているクライアントさんが、集中するというかいらっしゃることがあります。
これも引き寄せの法則なんですよね。そして私自身の課題、取り組むべき問題が、お客さんを通して示されているという事実。お客さんの中に私自身の問題を見ることが出来、お客さんに対して語られる言葉が、そのまま自分に対するアドバイスである時も多いのです。
(お客さんにメッセージやアドバイスを伝えながら、『まるで自分自身に言っているみたいだな』と思うことは日々多く、我が身を振り返ることばかりです。そういう意味で、私はこの仕事を通して多くのことを学んでいますし、
お客さんの姿からたくさんのヒントをもらっています。
この仕事を通して、自ら作り出したエレメンタルの対処方法を教えてもらったり、自らの過去の姿を反省したり振り返ったり、成長させられる機会をたくさん与えてもらっているので、そのことには本当に感謝するしかありません)
先日もそうでした。
お金の問題について深く考えていると、お金の問題について悩んでいる人が立て続けに続き、同日にいらした方が全員お金の悩みということが…
それぞれ初回の方でなく、リピーターさんでしたが。
一名の方は遠方にお住まいで、経済的事情も背景にあることから、年に一回いらしてくれるかどうかの方なんですが、もう一人は都内にお住いの経営者の方。
お金の問題といっても、経営悪化で明日にでも債務整理とか破産とか、そういう深刻な問題ではないのですが、どうしても景気に左右される面は否めなくて、多少の業績悪化で利益がイマイチだったりは、どの業界、お商売にもありがちなことです。
従業員雇っての株式会社の経営者の方なので、有る無しを語る金額が、私たち庶民とはケタ違いだったりしますが、逆にそれだけ大きな財産を築いて有する方だからこそ、激しく執着してしまうのかなとも思ったりします。
(お給料をもらう側ではなく、払わないといけない側でもあるから、当然と言えるでしょうね。経営維持や収支の変動に無関心な経営者では、雇用される側としても困ってしまいますし)
それぞれの方のお金に関する悩みや問題は同じではなく、独自の背景や原因があるんですが、不安や心配を抱いていることに変わりはなく、共通している問題やレッスンがあったりもするのです。
話はちょっと逸れますが、
私はもともと占い師というところから、今の仕事をスタートさせています。最初に習得したのはトランプやタロットの兆学でしたが、後に命学たる占星学に導かれ、独学で学びました。小学生や中学生の頃の話ですが。
以来、中学の頃から同級生を相手のアマチュア時代、そして社員など他の仕事をしてから占い師になり、20年位はなんだかんだ続けていたものの…
結果的に占い(兆学や相学)というのは、天気予報のようなもので、予測でしかなく、天体や地球(天と地)の法則との関係性から、個人の運命を鑑みていく命学にしても、魂の起源(ルーツ)やブループリント、過去生やカルマのレッスンなどの概念がなく、これまでのその人の人生の歴史から一部を抜粋し、かいつまんで紹介した履歴書のようなもので、今生のスタート地点たる環境や、所持しているもの、すなわち特徴や個性、能力を知ることは出来ても、概要のみで全容ではないし、絶対的なものではない。
ですので、秘めた可能性や資質や才能が開ける方向性を見るにはうってつけなんですが、「運命」として捉えるのは、誤りというかよろしくないという結論に至りました。
そして、もう一つ。個人の運命に囚われてしまうと時流を見逃す、というのもあるのだと…
例えば占星学はもともと「人間」ではなく、「国家(民族)」の行方を見ていくための学問でした。なので、宇宙(神のような意志)が促す、人類の進化や成長への方向性を見るには、これ以上はないというほどうってつけの学問なんですね。(もちろん易経も森羅万象と人類の関係性を見るには、最適な学問ですが、私は習得してませんので語らずでっっ)
この占星学が示す「星の言葉」は、まさに、天が人類に対して霊的進化のための道を、背中を押すようにして囁いている、一人ひとりが宇宙にたった一人の存在として創造的に自分らしく生き、自らの魂を輝かせるための道へと誘う、メッセージそのものなんです。
私はもう基本的には、占いを用いてクライアントさんの相談に乗る、ということはしていませんが、仕事に絡んだことや適職などをみる時だけは別で、
今でもチャートを出してチェックすることはしています。(個人的にはタロットもちょっとした判断の助けにはする)
でも、チャートに出ていることは可能性と資質であって、たいがい本人がやりたいこととイコールではないので、基本的には今のその人や魂が望むことを重視します。優先すべきは、今の希望ですから。
(但し、カルマのレッスンの導き(潮流)には逆えないことの方が多いのですが)
人生とはその人が選んで創っていくべき、「新しい地図」なのであって、他人に決められたレールの上を歩くことではないので。例えそれが天の定めであったとしても、当人の強い意志や決めた事に勝るものはないのです。
なので、占い(この場合、命学)は、あくまで自分に対する情報であり、
参考にすべき意見として聞くべきで、絶対的なものとして自分を呪縛するべきもの、あるいは、何もしないでやってくるものを表している宝の地図ではない、ということを理解しておいたほうがいいと思うのです。
そして、スピリチュアルなサポートと占いは本来異なるものです。ここを混同している人がとても多いのですけど。まあこの辺りは別の機会に置いておくとします。
でもって、この宇宙(創造主)からの人類へのメッセージ…一人ひとりが霊的に進化していくために、人類に対して働きかけている大きな流れのこと、何を考えて何に取り組むべきか何を成すべきか等、具体的に星からの叡智の言葉を、とても解りやすく上手く伝えてくれている占星術師(アストロロジスト)さんのサイトもたくさんありますので、探して見て下さいね。
そのような情報からは自分が何を準備しておくべきかのタイミングや、どんな心構えでいるべきかのヒントが得られると思います。
そろそろ本題に戻ります。
そんなみんなで人類に「目覚めなさい」ってメッセージを伝えてくれる占星学では、数年前から、
「偽りの仮面や着ぐるみを捨て、嘘偽りを全部捨てて、
そろそろ本当の自分を生きようよ!」
っていう時流と段階に入っているんです。
世の中の動きや、地球の宇宙におけるステージ(波動)がそうなっているから、その流れに逆らって生きている人は必然的に、苦しい想いをして、閉塞的な気分に追い詰められてしまう。
過去の古い価値観に縛られている人。誰かのリクエストに応えるだけの人生を送っている人。自分の意志をもたず、周囲の思惑に流されて生きている人。どんどん生きるのが辛くなっています。自分を表現できず、自分を見失って、色んなことが上手くいかなくなってしまう。
私は今は占い師ではなく、スピリチュアルセラピストとして、クライアントさんの相談に乗っているわけですが、ここ数年、そういった問題を抱えている人が、圧倒的に増えていると感じます。
先にお金の問題で来られた社長さんも、その事業をやりたくて始めたわけではなく、続けたくて続けている仕事ではなく、いまさら他に出来ることもないし、いちおう利益が回っている事業だから…「お金」を自分に確実に与えてくれる収入源だから、という理由で自分をごまかしつつ、騙し騙しで何十年も続けている方でした。
でも、好きな仕事ではない、もともとやりたくて始めた仕事ではない、というのがあるので、仕事から得られる「悦び」がなかったんです。
だからいつの間にか、「利益」を上げることが目的となり、「お金」に執着し、通帳の金額が増えていくことだけが、自分のスタイタスとなり、アイデンティティとなった。
ある程度の年収を稼げるようになれば、現実世界においてはそれは「成功」となります。けれど、心が得るものは何もないのです。
家族のためと言いながら、家庭サービスは仕事を理由におざなりになり、
お金を十分に与えて、教育さえ受けさせれば、それが家族の幸福であると錯覚した故に、家族との絆は築けず、心はバラバラになり。
ビジネスを拡張し、収益を上げるマネーゲームに没頭するものの、何のためにそれをするのかという目的意識がないと、結局は金額の変動に気持ちを左右され、自分の幸福のありかをお金に支配されてしまう。
"人は、パンのみに生きるにあらず"
過去の記事で書いたことがありますが、カルマになる行為や出来事について、「そこに愛はあるのかい?」というクエッション(問い)が突っ込みのようにあって、レッスンとしてお試しのように繰り返されると…
それは他者に対してもそうですが、もちろん自分にも適用されるわけです。
今の日本でもワーキングプアーや浮浪者、生活保護を受けないと生きられない人、福祉や行政の保護を受けられないで、貧しい暮らしを強いられている人はたくさんいます。
けれど、第三国(後進国)と違って、明日のご飯を得るのが精一杯で、生きるためにギリギリの生活をしている、という人は少ないほうです。
決してお金持ちで豊かではないけれど、何とか明日の生活をしていくことは出来るし、贅沢や人並を望まなければ、妥協したり生活レベルを落とせば、
生きていくことの出来る人たちがほとんどです。
後進国の人たちは仕事したくても仕事がなく、選びたくても選ぶほどの仕事がありません。ですが、今この先進国たる日本では、たくさんの種類の仕事があり、会社の数もあり、起業したり、自営業や自由業など、身分や性別、出身などで仕事が制限されることもなく、様々なスタイルの働き方を選ぶことが出来ます。
選択肢は狭いようでとても広いのです。誰しもに、職業選択の自由が与えられています。(同時に労働の義務もありますが法律でも保証されてます)
嫌いな仕事を自分のためではなく、誰かのためにと、自分を犠牲にして、
イヤイヤ行っていても良い内容の仕事は出来ません。適性のないこと、苦痛なこと、悦びや楽しみを得られないこと、自分に実りを与えられない仕事をしていても、結果的に心を破壊してしまうだけで、その人からお金と時間を奪うことはあっても、得るものなどないのです。
そういうことをしているとどんどん貧しくなります。
お金はどんどん離れていきます。
その前に「人」が離れていくことになります。
何故かというと、その人自身が愛のない生き方をしているからです。
自分自身に愛を与える暮らし、愛のある生き方、愛のある仕事をしていないので、愛がどんどん枯渇して、心が貧しくなっていきます。
すると余裕がないので「他人」に与える愛もなくなり、人生や生活自体が貧しくなって、結果として貧しい人生を生きることになります。
例え収入が良い仕事でも、身体や心を壊して、いつか働けなくなり、最終的には病気になって、その治療費が嵩み、健康を取り戻すためにたくさんの出費をすることになります。
鬱になったり、内臓の疾患になったり、中毒になったり、肉体を欠損したり、目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなったり…心が悲鳴を上げて身体がシグナルを発して、「もうこんなのは止めてくれ!いい加減にしてくれ!」と機能を停止させ、気づかせようとするのです。働かせないように、動けないようにするために、ありとあらゆるクーデターを起こしてくるのです。
こういう人がいました。
イラストレーターになりたかったのだけれども、親に反対され、自分でも難しいかもと思い、周囲を納得させるための就職先として、収入の良いIT関係の仕事に就きました。けれど、右脳型のその人にとって適性はなく、はっきりいって苦痛だったのです。それでもお給料がいいので頑張りました。
ですが、慢性的な胃痛や胃痙攣に悩まされることになりました。その後、ノロにかかったり、O157にかかったり、何度も入院しましたが、会社は辞めませんでした。
次には胃にポリープが出来ました。簡単な手術で取り除き、すぐ復帰しました。しかし翌年についに胃がんを発症しました。
ここに来て、ようやく当人は、「あれ…?どうしてこんなにたくさん病気になるんだろう」と思ったのです。
でも、心配した友人や相談した専門家に転職を進められても、
「一度決めた道だし、今さら他の仕事は…何しろ今の会社は収入いいし」
と、迷ったものの転職をすることを考えませんでした。結局、手術して摘出したものの、若かったこともあり、ガンは他所に転移してしまいました。
この人の病気の原因が、ストレスと言ってしまうのは簡単です。
でも、この人にストレスを与えたのは、誰であろう、その人自身であることは間違いありません。
確かに好きなことをして稼ぐのは簡単なことではありません。誰もがハリウッドスターや花型スポーツ選手になったり、夢見ることを叶えられるわけではないというのも事実です。
でも、自分に向いていること、適性のあること、自分の可能性や個性を伸ばしたり、他人に感謝されたり褒めてもらえる才能や、楽にできることを仕事に活かす道を捜すことは、さほど難しいことではないはずです。
やってみたいことにチャレンジして、それでダメだったらあきらめもつきます。他人に押し付けられたことで失敗するのと、自分で決めた道で失敗するのとでは、その後の立ち直りや引きずり方、責任の所在の押し付け方など、
結果も大きく異なります。
他人に押し付けられたことで失敗すると、誰かを恨んでしまいます。自分で決めたことで失敗したのなら、納得も行くし、とりあえずやってみたし、
精一杯やってみた結果を受け入れて、次の経験に生かそうという前向きな結果を生むので、それは良い人生での収穫になります。
自分の長所を活かせる仕事、他人から感謝の言葉をもらえる仕事をすること、やりがいがあって、自分を与えることの悦びがあって、自分自身を最大限生かせる仕事をするのって、人が人として生きるのに必要なことです。
そのようなステージを与えられて初めて、人は自分自身を肯定することが出来ます。自分の人生も、他人の人生も、です。
仕事で感謝されたり、認められるのって大事です。
他人に自分の能力を提供することで、誰かに喜んでもらい、感謝される。
それは自分だからこそできることで、自分の個性が活かせる(殺さない)道で、自分自身に愛を与える道で、他人や世の中に対しても愛を与える道で、
自分自身も周囲の人をも、豊かにできる道なんです。
それを間違えてしまうと、身体や心や、そして宇宙が、「その道は違うよ」「間違ってることにいつ気が付くの?」とばかりに、道はどんどん狭くなって、閉ざされて、気が付いたら呼吸が出来ないくらいに、苦しくて辛くて、動けなくなってしまいます。
お金もどんどん出るばかりで、そのうち回らなくなります。
何故なら、自分自身に「楽しいこと」「悦び」を与えないのは、心身に栄養を与えないことと同じなのですから。心が貧しい、肉体が貧しい状態は、現実をも「貧しい状態」へと導くのです。
お金は生きるために必要なものでありますが、手段であって、目的ではないのです。自分自身を豊かにするためのものです。そのお金の稼ぎ方、使い方を間違えると、愛の無い使い方をして、自分自身に栄養を与えず、自分を育てることに使わないでいると、霊的にも現実的にも貧困になるばかりです。
さて、上記の社長さんは、何年も同じことをずっとアドバイスをするのですが、「困った」ばかりでアドバイスを実行する気配がまったくありません。
「言われた通りになってしまいました」と、そうした報告ばかりです。
でもいらっしゃるのは一年に一回か二回。「収益が減っていくのが心配で不安です」とメールや電話で愚痴報告を下さったりするものの、継続的に取り組むことは前向きに考えて下さらず。
「あなたが変わらないことには…意識や考え方を変えて、
これまでの生き方を改めようとしないことには、何も変わりませんよ。
誰かが助けてくれるのを期待して待っていても、
あなたしかあなたを助けられる人はいないんですよ」
と、折に触れてはお伝えしていますが。
何年越しのクライアントさんであっても、世忘れた頃に数回来るか来ないかの人で、アドバイスをまったく実行してくれない人に関しては、結局いつも同じアドバイスを繰り返し伝えるしかなく、です…(他でも同じこと言われたらしいですし)
「他人に送ってこられる念(生霊)のせいだ。
これを取ればビジネスも上向きになるはず」
になっちゃってますので。
それを取っても、引き寄せている当人の意識がシフトしないことには、
取ってもまたすぐくっ付くからあまり意味がないです。
(ぶっちゃけカルマのレッスンなので) と説明しているのですがね…
たぶん、うちに来るお金も惜しいのだと思います。払えない金額ではもちろんないけど、自己投資する金額として価値を見いだせないのでしょう。これは個々の価値観だから致し方ないです。
別にうちでなくても、何かご自分がこれだと思える、有効なセラピーや自己変革への手段が、見つかればいいのですけどもね。占いやセラピーやカウンセリングでなくても、人生の見方や意識変えちゃいますっていうような体験、一か月間バックパッカー旅行とか、勇気を出してスカイダイビングにチャレンジとか、なんかまあ、ビジョン・クエストみたいなこととか、そういうのが望ましいんですが。
そして、その方が本当にやりたかった、ビジネスや事業形態に、そろそろシフトチェンジして欲しいんですけれど。
お金に執着して、地位にしがみついている限り、今のビジネスは下り坂で未来はなく、幸福になれたり、上手くいくことはないので。
てなわけで皆さんも、
自分を偽らず、自分の個性を生かし、魂を輝かせ、喜ばせる、
愛のある仕事に向き合ってくださいましね。
あなた自身が「財」になり、金を産む卵になれる仕事。見つけて下さい。
(その前に汝自身を知らないといけませんが)
それをしないと、これからの時代、どんどん生きづらくなるだけですヨ。
とにかく「自分を表現する」ことをサボッていては、
ダメ出ししか来ませんからね~
数年前に書いた記事です。
もし、こちらの記事を読んで頂いて、面白かった、参考になった…とそう思って下さったり、サポート下さいましたならば、心から嬉しく思います💛