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The Rolling Stones - Paint It, Black / 黒くぬれ! - 1966

当のグループやバンドには関係のない話つか、確執もないしライバルだなんて意識してないんでしょうけど…
音楽ファンの間では、同種の同時代のジャンルの二つのグループをよく対比させて…

あなたはどっち派?

なんて具合に、対立する派閥であるかのように、バンドの優越をファンの多さで競い合うみたいな、そんな構図がたまにあったりします。

勝手にライバル作ってるっていうのかなー

「Start Me Up」1981

例えばハードロックだったら、
レッドツェペリン派? ディープパープル派?
あなたはどっち派だったの?? みたいな聞かれ方。

Led Zeppelin「Communication Breakdown」1969 

Deep Purple「Hush」1968

そして、ビートルズを出したときには、
対立候補としてあげられるのがストーンズになるのかな?

私はパープルもZEPも好きだし、ビートルズもストーンズもどちらも好きなので、単なる趣味嗜好じゃね?と思うし、
それぞれ良さが違うので、比べてもなーと思ったり…
(そういや全部ブリティッシュ)

パープルとZEPの仲は解らないけど、少なくともビートルズとストーンズのメンバーは、メンバー全員が友人でとても仲が良くて、互いに影響を与えあい共同制作もする仲。TVやライブでも共演するし、レコーディングにも参加するし。

だから、ビートルズを語る時に欠かせない人たちでもある。
ビリー・プレストンやレオン・ラッセル、ブライアン・エプスタインその他とかと同じにね。

ひとつのその時代の、ファミリーみたいな繋がりを持つミュージシャンたちなんで。

「All You Need Is Love」1967 

レコーディング、コーラスにはミックも参加


でもパティと浮気しちゃうなんて酷いぞ<ロン・ウッド

確かにパティはキュートで可愛かった

うん。ジョージとパティが別れたのは、クラプトンが原因ではなくて、先にロンと浮気しちゃったからなんだよねっっ
ミックもパティを口説いてたらしいけどさ。
 ↑
峰不二子のモデルにもなった、マリアンヌ・フェイスフルというイイ女を彼女にしてたクセに!!

マリアンヌ・フェイスフル

とはいうものの、ものすごーくヘビロテで聞いたり心酔したかというと、そこまでなストーンズファンではないかなーw来日したときにライブも行ってないしなー

好きな曲はいちおうあるし、好きですと言えるバンドだけども。そこそこに好きというか~普通に好きなバンドです。
ものすごく夢中になって聞いてはいないけど、外せないし、忘れてはいけない存在。

で、60-70年代のブライアンがいた頃の曲は好きだけど、それ以降はあんましーで、私にはピンと来ないというのが本音。

「Time Is On My Side」1964

オリジナルはこちら
Kai Winding 「Time Is On My Side」1963

キャラクターとしてはミックにしてもキースにしても、もうロックのアイコンみたいな人だから、元気かなー 頑張ってるなーと…ニュースを耳にするたび、色々と反応してあれやこれや思うけれど。曲に関しては私の琴線に触れないので、聞いてないw

「Paint It Black」1966

大切な人を失くした悲しみ
突然の死別を唄った歌です

この頃のストーンズつーか、初期の彼らは、お行儀よくしてましたね。服装も優等生でミックの動きも穏やか?でした。

ファッションは同世代のバンドの中では、かなーりお洒落な人たちだったと思う。とくにブライアンはミドルクラス出身だけあって、ファッションアイテムの小道具が洒落てる人でした。

でもって、この曲「黒くぬれ!」は…ブライアンの弾くシタールのリズムが独特な、オリエンタルというかエキゾチックな雰囲気を醸し出していました。中東の民族音楽っぽい感じ?

インド思想にはまって(マハリシとはその後決別しましたが)、ラビィ・シャンカールの影響を受けた、後のビートルズもシタール使ってそれっぽい曲を作ったし…
<「アイ・フィール・ファイン」とか。
ソロになってからのジョージは、アルバム一枚それ一色だったなあ…

日本でも、無国籍な歌がこの時代ちょっとだけ流行りましたが…オリエンタルな文化、中東音楽への憧れのひとつの形だったのかなあ。
西洋でも東洋でもない、エキゾチックなメロディ。

して、様々な民族楽器取り入れての演奏をしたがったのは、やはりマルチプレイヤーのブライアン・ジョーンズありき。

「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」2005

どんな楽器でも、触って1時間もすれば弾くことが出来る、楽器に関しては天才肌だったブライアン。しかして、それ以上に技術を極めることができず、ある程度弾きこなすことができますって程度で、そういう意味では職人としての演奏家というより、器用貧乏な単なる楽器マニアだったという感じかも?

ファッションアイコンや音楽家としては、そんな風にとても魅力的で興味がそそられる人なんだけど…一人の人間としてはぶっ壊れてるし、男性としても女性の敵ともいえるダメンズで、女の子何人も妊娠させては責任取らず、隠し子放置な奴なので(ビル・ワイマンが彼の死後、未婚の母となった彼女たちと隠し子たちを援助してたんだよね。いいひと過ぎる)。

ビル、あんたは漢だぜ!

どうもアスペではないけど、脳にとある障害があって、それが故の天才的な楽器習得スキルで、てんかん発作みたいなものと陰鬱で難しく、周囲が理解しがたい性格を作り出していたのではという話(彼の子供たちにそういう障害があったそう)。

「Ruby Tuesday」1967

懐かしの「エド・サリバン・ショー」ですね。

「Angie」1973

これはofficialchのMVなんだけど、発売当時ではなくて結構あとに制作されたような…(かなり爺化進んでるし) 

「Jumpin' Jack Flash」1968

まぁ あれですね。
ビル以外のメンバーは、ブライアンがいた時代のことは、忘れたいというかあんまし触れたくないって感じらしいので、公式には昔のはUPしないのだろうなあ。

「Brown Sugar」1971

それとストーンズというと、セブンティーンに連載されていた、マッチ主演で映画化もされた漫画「ハイティーンブギ」に明らかに彼らをモデルにした、サティスファクションというバンドが出てきますのよ。

金持ちの御曹司だけど、親への反抗心で暴走族だった翔が、ヒロインの桃子と出会ってから変わり、真面目に働き、家庭を築いて、そして仲間たちとバンドを組んでって…そのバンドの目標であり、彼らに認められて、やがて競演することにもなる存在として描かれてますが・・・

実際はそんなことありえないなーって感じですw

「Sympathy For The Devil / 悪魔を憐れむ歌」1968

昔コミックは全巻持っていたのですけど、転居の際に手放してしまいました。また読んでみたい気もします。
(実写映画は無かったことにしたい)

「Satisfaction」1965



F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/09/09 掲載記事より転載


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The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から
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