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Case Study-No,6「縁を遠ざける赤い糸」

【スピリチュアル・カルテNo,6】~Iさんのケース


人生は連続していて、終わりがない。
なぜならば、死は肉体がその機能を停止させることであるが、
魂においては単なる「変化」にしかすぎないからだ。
従って、わたしたちは「生まれる」のではなく、新しい肉体に宿り、
それを操って、新しい人生を創る作業を始めるだけのことである。

魂は変わらず、同じものだ。

しかし、その時のジェンダー、交じり合った『別の魂』、
時代背景や環境によって
新たな仮面(キャラクター)が形作られることになる。

生きる時代、人生によって、
その都度、人は性格すらも自由に変換させることができるのだ。
ある時代には開放に生き、
またある時代には、保守的で頭の固い人物として、
人種や民族、住まう土地や取り巻く環境だけではなく、
人は役者のようにあらゆる役柄を演じることで様々な生き方を通しての
「学び」を選んでいるのである。

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「生まれ変わったら、一緒になろうねって・・・」

そう言って涙ぐんでいたのは、アイドルのMさんだった。

別に生まれ変わらなくても・・・そんなに先送りしなくても、
2人ともバツ2で一緒にCDも出せるほど関係修復したのなら、
いまいかがです?とは、マスメディアで誰かがいっていたこと。

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でも、その時には本気でも、人の心は変わるもの。
流動的で常に変化しつづけているから、
それを縛ること、約束することは無意味なことだ。

その人は26年間、恋人がいないといっていた。
つまりは、彼氏いない暦=年齢

見た目はふつうの、こぎれいなお嬢さん。

オーラチェックをしたとき、驚いたのは、

その人の左手に、紐が巻き付いていて、
その先にぬけがらのような男性の影がくっついていたこと。

過去生で共に心中した男性の影だった。

とはいっても、生霊とか霊魂というのではない。
まして死霊の類ではない。残留思念のようなものだ。

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