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Tiffany - I Think We're Alone Now / 二人の世界 - 1987
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15歳で全米デビューした早熟のシンガー。とはいえ、素人歌手時代が長かったりするんですね。子供の頃から、のど自慢荒らしとして有名で、結構な賞金稼ぎでありましたのよ。
もとはカントリー歌手というポジションになりますが、レコード会社の方針でデビューはポップスで勝負に決定。
人種のるつぼたるアメリカ人ということで、彼女にはアイルランド、チェロキー族、レバノンやシリアの中東系の血も入っていたりします。
「I Think We're Alone Now / 二人の世界」1987
二枚目のシングルですが、見事ビルボード一位の大ヒット。確かカバー曲でした。
Tommy James & The Shondells オリジナル 1967
「Could've Been / 思い出に抱かれて」1988
「I Saw Him Standing There」1988
ビートルズのカバーです。
The Beatles オリジナル 1963
「Feelings Of Forever」1988
こんな感じでデビューして、数年はヒットに恵まれて調子は良かったというのかな…快進撃が数年続いたんですが。
やはり10代でデビューとなると、親とか周囲の大人がしっかりしていないと難しいなって思ったり。マネージメントする側がね、どう育てるかとか管理するかとか、あれやこれや 人としての躾やお金のことも含めて。
年齢が年齢だったのでアイドルとして売り出されたけど、もともとカントリーが得意分野だったんだから、そっちで地道にとか、路線変更もすればよかったんだろうけども…
どうにもスキャンダルが致命的でした。両親との問題も痛かったよね。せっかく実力あるのに、もったいない人でした。
私はまぁ、ファンてわけではなく、少し曲を知っているという程度でしたが。ショービズ界の中で搾取されて潰れてしまう人がいるのは、どうにも音楽ファンとしては悲しいなあって思っちゃうよね。
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他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。
「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/04/04 掲載記事より転載
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