我が永遠のヒーロー~好きな俳優さんのこと
先日、女優さんについて語ったので、今度は男優さんのこと。
女優さんと違って、好きの基準が異なります。んでもって、ミュージシャンに惚れてまう~ときにはビジュアルもしくは声を、めっちゃ重視するんですけど…男優さんとなると、見た目と言うよりは演じられた役柄のイメージとか、演技力とか、その辺りですね。
好みの異性のタイプと言うので、惹かれるのでもなくて(恋愛対象として…オジさんは苦手でして、ショタコンですw)。とにかく渋い人が好きです。
「"漢"だぜっ!」ってな役柄を演じられた日には、心が鷲掴みになっちゃいますね。女性として異性を好きになるってのでは無くて、同じ男として"漢"に憧れちゃう感じw 「アニキ!ついていきますぜ!」みたいな?
チャップリンは素顔は上記の写真の通り、顔立ち整ったハンサムなんですよね。けど、あの独特の喜劇メイクで顔を隠している。美形な顔を隠すのって、蘭陵王を思い出したりもしますけどっ それとはちょっと違います。
彼はとにかく役者として、監督として、演出家、脚本家として素晴らしい人。チャップリンの映画、大好きです。漫画や小説からだけでなく、映画からは色んなことを教えてもらいましたが、その中でもチャップリンの映画からはたくさんの感動と涙、人間の本質を教えてもらいました。
喜劇王チャップリンに敬礼!
いつまでも彼の作品は語り継がれて欲しいです。
「犬の生活」「キッド」「街の灯」「モダンタイムズ」「ライムライト」「黄金狂時代」「殺人狂時代」「独裁者」その他「移民」など短編集などなど、好きな作品はたくさんあります。
占星学の知識になりますけど、チャップリンとヒトラーは、タイムツインでした。なので、似たところがあり、如何せん意識せざるを得ない存在でした。けれど、二人のベクトルはまったく逆方向を向いていた。霊的にもそうですね。二人は同時代を何度も生きている。同じ時代に別々の生き方をして、似たような体験から同じ学びをしても、感じ方や考え方、体験の蓄え方って異なるものです。この二人の違いからはそれを知ることが出来ます。
して、イギリス人ですがアメリカに移住し、アカ疑惑でアメリカを追い出されてスイスに移住して永眠されたのでした。
伝説の美男です。若い人は知らないだろうな。31歳と言うあまりに若くして亡くなってしまったサイレント映画時代の俳優さんだから。けれど、彼の名はブランドにも用いられてますから、彼の名や存在を知らずとも、「ヴァレンティノ」という名称は知られているわけです<Rudolph Valentino
ちなみに名が表すようにイタリア系で、アメリカの俳優です。
「熱砂の舞」「黙示録の騎士」「椿姫」「シーク」「血と砂」などなど、主演作品はそれなりにありますが、今はもう地上波でも衛星でも放映される機会はないでしょう。トーキーだからね。でも、幸いなことにYouTubeにアップされている動画、フル映画は見ることが出来ます。著作権切れてるのが多いから、セーフって奴ですね。
ハーレクイン小説のシークものの原典は、たぶん、この頃の映画、ヴァレンティノの演じた役のイメージにあるのだと思います。
なぜ彼が好きかって言うと…ちょっと特別な理由です。ヒントは時代ですかね。今の私が生れる前の人だけどもw 被っているんですよ、時代が。
ニューヨーカーだった頃の人気者ということで(謎)。
はい、ニジンスキーとかアンナ・パブロワとかと同時代なのでした。
イギリスの俳優さんです。ピーター・カッシングと並ぶ、吸血鬼映画の大御所(フランケンシュタインのにも出てたけど)。別名パンパイア俳優とも言いますな。どうでもいいトリビアですが、J・R・R・トールキンとは遠い親戚で、面識もあったりする<映画「ロードオブザリング」にも出演した
して、従兄弟には007シリーズのイアン・フレミング監督なんかもいました。90歳過ぎても現役だったりして、白髪の老人役が似合ってましたー
何を隠そう、私は昔の吸血鬼映画大好きです💛 昔のB級ホラーって言うのかなあ… あのチープな映像と世界観が大好きなんですね。
ロジャー・コーマン監督の作品何かも大好物ですしお寿司。
ときどき、ドラキュラ役だけでなく、退治する神父様役をやったり、とにかくドラキュラ物にはリー様が出ていないことにはお話にならないって感じ。もしくはリー様がいない場合には、ピーター・カッシングね。二人が揃って出ていればなおよろし。どっちがどっちの役(吸血鬼か退治する側か)をやるかってのも、ファンの楽しみだったりしたものです。いやさ、ほとんどリー様の方がドラキュラだったけど。
彼の古典的作品としての吸血鬼シリーズを知らない人でも、「ロード・オブ・ザ・リング」「スター・ウォーズ」「ホビット」などで姿を見た人は多いはず。
もう大好きです! やっぱ「荒野の七人」のブリット! これに付きます。もうサイコー ブリットは「七人の侍」での久蔵に相当するキャラですが、ニヒルでクール、ナイフ投げの達人でかぁっくいいんだあ。
ちなみに次元大介のモデルです。声の担当は同じく小林清志さん。
アイルランドとスコットランドとスウェーデンの血を引くアメリカ人。元軍人さんで、俳優になる前はトラック運転手やDJをしていました。
して、彼の武術の師範はあのブルース・リーです。
日本では「スピークラーク」のCMでおなじみ(ごめん、私はラーク派では無くてラッキーストライク派だった)。
「荒野の七人」以外には「大脱走」「ボナンザ」「シャレード」「戦争のはらわた」「ミッドウェイ」「ポールボジション」などなど。「ヤングガン2」や「天使にラブソングを2」「モンスターズインク」にも出演しています。けど、なんてったって、やっぱし「荒野の七人」でせう! それだけでおかず何杯も行ける!www
彼もまた渋い俳優さんです。アメリカ人です。悪役が多いけど、ダーティでニヒルかつスマートな悪役ぶりがたまらんのですよ。
なんてったって、うっしっしっ「夕陽のガンマン」ですかねー うふふ
「真昼の決闘」「続」夕陽のガンマン」「OK牧場の決斗」「リバティ・バランスを射った男」「西部開拓史」などなど、主に西部劇で活躍した人ですけど、無名時代は「原子怪獣現わる」「金星人地球を征服」などのB級映画に出ていたりなんかして。
中年以降、頭部が寂しくなっちゃって、帽子を取るとハゲちゃんですけど。この人の場合は似合ってるから、ハイ。
この頃がたまらんのですよ。渋いぜっっっおじさま~!
日本では下記のCMに出てましたねー
アメリカの俳優で、彼もまた早世した人でしたね。…って言っても50歳にはなっていたけど。もう少し長生きして欲しかったです。
彼の場合は「荒野の七人」のヴィンも、もちろん良かったけど、一番好きなのは「タワーリング・インフォルノ」の消防士役ですね~。めっちゃ、格好良かった!「大脱走」の独房王バージル・ヒルツ大尉役もハマリ役でしたし、「拳銃無宿」も忘れられません。
熱血と言うか、熱い男役が良く似合います! この映画の中でのスティープ・マックイーンの熱さには、松岡修造も適わないと思います。
「タワーリング・インフォルノ」は「ポセイドン・アドベンチャー」と共にパニック映画でありながら、ヒューマンドラマがよく描かれているのでいいんですよね。「ポセイドン・アドベンチャー」のジーン・ハックマンが演じた破戒僧的な牧師も、サイコーでしたが。
して、また「荒野の七人」出演俳優ww
アメリカの俳優さんだけど、ロシア(タタール)人とユダヤ人、スイス人、モンゴル人の血が入ったミックス。オリエンタルな風貌と言えばそうだし、エキゾチックな雰囲気があります。
とは言うものの、「王様と私」のシャムの王様は、やっぱ人種が違うよねっタイ人にはどう見ても見えんっっ ワンマンで子供っぽい王様役はとても良かったのですが。まあ、この頃からハリウッドでは役柄に添った人種(風貌)よりも、人気と演技力やイメージで俳優を人選していますもんね。
「ドクトル・ジバゴ」ではアラブ顔でエジプト人のオマー・シャリフが、ロシア人を演じてたり(彼は「うたかたの恋」ではオーストリア皇太子を演じてたりー) 顔が濃いから、まあいいかって感じなのかな。
冷静沈着なクリス役が印象的でした。「七人の侍」では、志村喬さんのポジション。西部劇にロシア人がガンマン役で出ちゃう、この妙よww
「十戒」でのイジワル?暴君の素養たっぷりの王子役もいかったー
モーゼ役のチャールストン・ヘストンより、こっち推しです、私は。
なんてかー「王様と私」のシャム王にしても、自分勝手な王様役がこんなに似合う人って、なかなかいないと思う。冷徹さと威厳をものすごい、その存在感から表現出来る人なのよね。「ウエストワールド」のアンドロイドなガンマン役も不気味で、彼ならではの役でした。
いや、もう好きですわっ とくにこの頃、「夕陽のガンマン」「荒野の用心棒」のクリントさんには痺れっぱなしですっっっ💛
てなわけで、西部劇俳優に弱いのですよ、孤高の一匹狼的キャラは特に憧れのヒーローですね。まあ、矢吹丈も好きですし。
吹き替えも山田康雄さんが一番良かったですね。あの、けだるい話し方がもうっっっ たまりません。
「ローハイド」の頃から知ってますけど、やはりマカロニウェスタンなガンマンですかねー 男臭いって言うのかなー そこがいいの! エンリオ・モリコーネのテーマ音楽も大好きで、今も聞くとめっちゃ興奮します。
ジャン・マリア・ボロンテもヒール役にふさわしくて良かったです。
他の代表作と言えばなんてったって、うっしっし…「ダーティハリー」シリーズになるけど、ハリー・キャラハンにはさほどそそられない私なのであった。クリントさんは映画監督としても「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」とかその他にもいい作品作ってるし、「マディソン郡の橋」みたいな中年ロマンスモノとかにも出ているし、最近だと「ハドソン川の奇蹟」なんかにも監督してたなあ。
でもやっぱ、私にとってはガンマンのクリントさんがいっちゃんです!
名前から解るようにイタリアはローマ出身。俳優としてだけでなく、彫刻家としても活動していました。
やっぱり西部劇、マカロニウェスタンで人気が出た人で、「荒野の1ドル銀貨」「続・荒野の1ドル銀貨」などが代表作になるなあ。
正統派のイケメンでしたねー
リー・ヴァン・クリーフも出てて、二度おいしい。
ここまで書いて、アステアを出していなかったことに気づいたりしてっっ
順番としてはヴァレンティノの後くらいなんですがっっ<時代的に
ドイツ移民ですけど、アメリカ人の俳優さん。俳優と言う以前に、ダンサー。タップダンスと言ったら、アステア。その道の先駆者で第一人者です。
ハリウッドのミュージカル全盛期を支えた、シルクハットの貴公子。まさにレジェンド。そりゃ、今の時代、ダンスが上手い人はたくさんいます。容姿が優れた人もね。けれど、アステアはその存在感、人柄がにじみ出たいで立ちや身のこなし、立ち振る舞いが優美で素晴らしかった。男性なんだけど、エレガントなんですよ。上品でねー 気品があって、とにかくダンディー。ハンサムと言うよりは、ユニークで個性的な容貌なんですけどね。
ダンスの腕だけと言うのではなく、最高のパフォーマーで生粋のエンターティナーなんですよ。
ちなみに「タワーリング・インフォルノ」では詐欺師訳で出ていたりします。晩年はマイケル・ジャクソンのムーンウォークを見て、「自分もそれやれるようになりたい」って、マイケルから教わったりするところもあったりしてっっ
残念ながら、二人の共演動画は見つからず。
んでもって、テレビドラマ「フェーム」にアステアが出てた時は、感動して泣きそうになったなあ…
アメリカ人です。正統派のイケメン、ハンサムでしたねー
最初はさほど好きでは無かったんですね。けど、「華麗なるギャッツビー」を見てからかなあ…ヒロイン、ギャッツビーのファムファタルがミア・ファローと言うのは納得出来なかったけれど、なんか彼のいじらしさにやられました。母性本能をくすぐるハンサムってヤツ。広川太一郎さんの吹き替えも良かったんだなあ・・・
「遠すぎた橋」「華麗なるヒコーキ野郎」「雨のニューオリンズ」なんかにも出てましたなあ。
出世作は「明日に向って撃て!」のサンダンス・キッド。伝説の強二人組盗のうちの一人。同時代のボニー&クライドを扱った「俺たちに明日はない」と並んで好きな映画です。再びポール・ニューマンと組んだ「スティング」も良かったけれど。
どうでもいいけど、レッドフォードが主演のとき、ギャッツビーの時と言い、ヒロインがいつもなんかその…ファニーフェィスなのが、うーん…って感じですかね。美女じゃないのよね、相手役。彼が美男だから、余計に納得できない。
バハマ人ですがアメリカの俳優。黒人俳優の先駆者、礎を築いた人なんですが、同胞である黒人からは白人に媚びを売っているとして、「ショーウィンドウの中の黒人」「白人にとって理想的な黒人」と揶揄され、批判もたくさん受けた人だったりします。
でも、彼がいたからこそ、黒人俳優のハリウッド映画の中での地位も向上したのは事実なんじゃないかって思うんですけどね。その以前にも、女優ではレナ・ホーンとかドロシー・ダンドリッジがMGMにいましたけれど。
一番印象に残っているのは、「野のユリ」と「招かれざる客」かなあ。「夜の大走査線」「手錠のままの脱獄」も忘れ難い名作ですが。
人種差別には反対の立場を取っているけど、娘の結婚相手となって身内に迎えるとなると別と言う、信条の矛盾をついた秀作。
エーメンをラーメンと言いたい。
いやあ、もうっ「サンダース軍曹!着いて行きますぜっ!」って言いたい。
彼の部下になったら、「どこまでもお供します!」ってそんな感じ。
漢って感じの、スバラな上司でした。「コンバット」の中でね。
映画では無くて、テレビドラマシリーズ。夕方、学校から帰ってくるとテレビに齧りついてみていました。
ロシア系ユダヤ人のアメリカの俳優です。なのに、皮肉なことに映画「トワイライトゾーン」でユダヤ人に対して人種差別的な考えをする人物を演じ、その撮影中の事故で亡くなってしまいました。涙っっ
ちなみに下記のシーンの爆発時。うるうる。
第二次世界大戦中の、ノルマンディー上陸作戦後のヨーロッパ戦線。連合軍の兵士たちを主役とした、ドラマでした。アメリカの作品だから、ドイツは敵国で悪役になるのだけど、決して単純明快に戦争やステレオタイプのドイツ兵=敵として描くことはせず、非常時下の「人間」のドラマ、立ち位置を教えてくれる傑作でした。
アメリカの青春スター。当時はヤングアメリカンって言われてましたっけ。
「アウトサイダー」「ランブルフィッシュ」「フラミンゴキッド」「ビックタウン」が懐かしいです。「死の接吻」の野心満々なサイコパス男性の役柄も良かったです。あと「ワイルドシングス」もどんでん返しとスピーディな展開が面白い映画でした。ちょろい教師の役で、グラマラス女優の添え物的なポジションだったけどっっ 「メリーに首ったけ」では軽いノリがあってたなあ。
でもやっぱ、「アウトサイダー」の傷つきやすい青年役がいっちゃんかも。
香港の俳優さんです。彼が死んだときはショックでした。
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」が大好きで、おまぬけちゃんって渾名付けたくなる主人公がまた良くて、彼でなければダメな役でしたねー
「花の影」「さらば、我が愛/覇王別記」「上海グランド」は哀しい映画でした。見終わった後にズーンと来てしまいます。
チェン・カイコー監督って、自分の国が嫌いなんだろうなって、そう思わせる作品多いですよね。
「君さえいれば/金枝玉葉」「男たちの挽歌」とか、思いつくのは数あれど。やっぱ「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のツァイサンが私にとって、最高のレスリーですね。
「ブエノスアイレス」は見てないんだよな。
インドの俳優さんです。「きっと、うまくいく」はまりましたー ボリウッド映画とは違った魅力で、見た後の爽快感たら、ねぇ。胸がすくような爽やかな感動が広がりましたですよ。5回くらい見たら、さすがに飽きたけどw
けど、彼が出ている他の映画はまだ見れてないですね。
この「きっと、うまくいく」新しい地図のメンバーで日本バージョンでリメイクされればいいなって、ずっと思ってました。さしずめ、ランチョーは慎吾ちゃんかなあ。ファルハーンがどっちだろ。ゴローちゃんかな。ラージューがつよぽん?
てなわけで、そんな感じー
日本人は除外しているので、また別の機会に語っちゃうかも。
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