マイラーの旅・番外編(１)～関口教会・東京カテドラル聖マリア大聖堂

ご近所なので、たまに行きます。コロナ以前は平日の昼間にパイプオルガンの練習をされていることが多々あって、無料のその演奏を聴けるのがとても楽しみであったのですけど、今は残念ながら。また、月に一回、オルガンメディテーションと言うのも開かれていたんですけど…それも当然なことに無期限中止中。

けれども、荘厳な大聖堂は祈りの場として、これ以上はない位の最適な場所。静けさの中、ただ自分を見つめ直す内省をする場所として、いつでも訪れる人を受け入れてくれるのでした。

こちら入り口です。正面の扉はいつも閉まっていて、普段は右側の入り口から出入りします。

神社やお寺は南向きに建っているものですが、教会は東に祭壇があるのが基本。というわけで、玄関は西です。グノーシスの祭壇では、東がジョシュアの座、南がミカエルの座、西がガブリエルの座、北がラファエルの座、足元がウリエルの座、ですから、ジュシュアに顔を向けて祈るということなのでしょう。

こちらは事務局の建物。

真上から見た時に十字架の形になる設計になります。日本人の設計家さんがデザインした教会です。ヨーロッパの伝統的な大聖堂とは大違いの近代的アート的な建築物であります。

中は撮影禁止なので、外側だけ。たまに中でバシャバシャ撮影している不心得者もいますけどね…　内部の写真は公式サイトにありますので、そちらで確認下さいませ。

さて、こちらの名物?というか、特徴なのが、ルルドの泉のレプリカでしょうか。こんな感じで、ホンモノと同じ大きさ、そっくりそのままに作られています。本場には行けないので、こちらでその気分だけ味わうことにしましょうって感じですかね。

東向きになるので、イマイチ日当たりがいいとは言えず、いろいろと植物が植えられてますけど、バラとかは貧弱です。このモッコウバラだけは何とか、ですかね。

こちらの前にもベンチがありますので、お尻痛いのを我慢すれば、ボッーと座って、考え事とかさせて頂くには最適な場所です。但し、夏から秋にかけては蚊に刺されるのを覚悟しないといけませんが。

そうそう。写真には撮りませんでしたが、正門から入って、大聖堂に行こうとするとき、このレプリカに目をやると、その遠くというか後ろに池袋のサンシャインビルが見えます。近いですからね。都会ならではの何ともシュールな光景です。

※サンシャインは巣鴨プリズン跡に建てられた、いわば、そっち方面での塔のようなものだからw

こちらは神父様たちのおうち。寮になるのかな??

ジョセフィーヌの鐘というもの。ジョセフィーヌと言うと、どうしてもナポレオンの妻を思い出してしまう私ですが、別人です。

受け入れるヨセフの像。これは結構最近に創られたんだと思った。昔は無かったから。ヨセフってキリスト(ジョシュア)のとーちゃんです。生物学上の父ではないので、受け入れるってハナシですね。

こちらは正門入って、すぐ左にあるショップになります。さほど多くはないけど、キリスト教系のグッズが購入できます。四谷のサンパウロやドンボスコ、銀座の教文館とかほどには品数は無いのですが…いつもキャンドルやお香を買うのに重宝しています。確かどこかの修道女会がやってるんだと思いましたが、忘れた。

利用駅としては江戸川橋から徒歩ですね。目白からだとバスになる。たまに椿山荘まで目白から歩けると勘違いする人がいるけど、無謀すぎ。30分はかかりますよ。ウォーキングとかならいいけど。

反対側が椿山荘で、バス停の前は講談社経営のガーデンショップとカフェがあります。野間記念館は長期休業中。あと細川家の永青文庫もあったりする。なので、永青文庫の展示を見て、カフェでランチして、こちらも見学って言うのが楽しいかも。椿山荘でのランチやアフタヌーンティも悪くないけど、安くないからなあ…庶民にはトホホ。あ、関口パン(ニチバン本社が入ってる)のベーカリーカフェでのお茶も悪くないです。テラスがね、実は隠れパワースポットだったりします(とても氣の良い場所)。

私の場合はいつも散歩がてらに江戸川公園の方から山を登る形で、足腰鍛えるルートと考えていますww  都電荒川線の早稲田からも歩けなくはないですけど、15分位はかかってしまうかしら。

観光で立ち寄るのも悪くないけど、一人静かに心現われる時間を持ちたい…という時に最適な場所。私もせっかく徒歩圏内なんだから(無料で開放されてる)、もっと行けよってハナシですね。はい。自宅で瞑想が集中できない時、気持ちをリセットしたい時に、訪れさせてもらってます。

てな感じで、お近くに立ち寄りの際にはどうぞ。そして、献金もして下さいましね。御神籤的なものが引けたりしますので。

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