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ピンキーとキラーズ - 恋の季節 - 1968

そして、ピンキーとフェラスの後にはこちら…

懐かしいなあ…
ピンキーこと、今陽子さんのハットスタイル。
子供たちは良く真似をしたものです。

1968年デビューのボサノバグループですが。
えっ、ボサノバだったのっっっ?て初めて知りましたw

この年になって今さら。
リアルタイムで聞いていたというのに…

ちなみにグループ名は、
アメリカのスパンキー&アワ・ギャング
と言うバンドからもじったとのこと。

Spanky and Our Gang 「Like To Get To Know You」1968


男性ボーカルの、ジョージ浜野さん、エンディ山口さん、
ルイス高野さん、パンチョ加賀美さん・・・

そうそう、このパンチョさんと言うネーミングだけ、
インパクト強かったので、子供心に記憶されましたww


「恋の季節」1968

そうそう、この山高帽。みんな真似しましたよ~
あと、あの決めポーズねっっwww あー懐かしい。

んでもって、今陽子さんはまだ16歳だったんです。
それでもってこの完成された歌唱力、素晴らしい!

アラがないというか、完璧なんですよね~
声の伸びとか声量とか、力入れるとこ抜くとこ、
まろやかで包容力のある温かみのある声。
それでいて、しっかりと色香もあるの。

少女っぽさがなくて、すでに完成した大人の声でした。
とても16歳とは思えないんだなあ…スバラ。

そして同名の映画も、奈美悦子さん出演で作られました。

「涙の季節」1969


「七色のしあわせ」1969


「星空のロマンス」1969


「青空に飛び出せ」1969

これは本人たちも出ていたドラマでしたよね。
見ていました。内容は覚えてないんですけどっっww


「かぜの季節」1969

コルゲンコーワのCMソングでした。

「土曜日はいちばん」1970

この曲を聞くと、少しボサノバっぽいかなって思う。

「誕生日はいいもんだ」1969

サントリーの「1億人の誕生日の歌」公募曲だそうです。

そして、こんな風に売れっ子で、ドラマ出演などで多忙だった彼らですが…ピンキーこと今さんが、キラーズの面々と衝突したというか、色々ありまして、1972年に脱退。

まあ、若かったですしね。
15歳で芸能界入って、下積みを知らないで売れて…
ちやほやされて、オッサンたちを従えての自分が主役状態で、お姫様気分というか、誰も指導する人がいなかったのでしょう。
このあたり業界の功罪であり、問題点でもありますね。

キラーズはピンキー脱退後、新しい女性ヴォーカルを加えて再スタートするのですが、結局1974年に解散。

そしてピンキーこと今陽子さんは、その後ミュージカル女優としても活躍されました。

けれど、2008年にかつてのオリジナルメンバーで再結成したりして。年月おいて、色々とわだかまりも解けて、歩み寄れたのかなって思います。

んでもって、どうでもいいんですけど…

ピンキーって差別用語なんですよねっっ
白人と黒人のあいのこ、ハーフって意味なんですが。
アメリカ人とか英語圏の人からすると、
侮蔑用語なんですね。

白人の農場主が黒人奴隷の女性に産ませた子供のことを、
揶揄して言う言葉だから…
「お前はピンキーだ!!」って言うのは、白人からして
「お前は白人の奴隷(性奴隷から生まれた子)なんだよ」

って意味合い、差別用語になってまう。

だからなんでこんな言葉を使うんだ、日本人!!
…って感じです

知らないで「ラブ・チャイルド(私生児)」を、
「ラブリィ・チャイルド(愛しい子)」と勘違いして、
子供服にプリントするようなもの。

あと「フレッシュ・フルーツ」とかねっっ 
新鮮な果物ではなくて、肉のフエって意味のスペルで、
間違って書いてあったり、
日本人の解釈の間違いあるあるですっっ汗

なので、ピンキラはいいけど、
外国人にピンキーなんて言わないように。

とくに白人と黒人のミックスの人に言ったら、
いけません言葉ですよ~


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/05/26 掲載記事より転載


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