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Case Study - 番外編「時間旅行~共に生きた時代へ」

グループヒプノ体験『時間旅行~共に生きた時代へ』

ワークショップでも個人セッションでの場でも、ヒプノセラピーをやる機会はそれなりですが、実はわたくしヒプノセラピーの手法をきちんと学んだことがありませんっっ

始めてヒプノをやった(やらざるを得なかった)のは、今の仕事をする前の話で、知人がアロマのトリートメントを受けに来て下さったとき。まだヒーリングとかやったこともない、派遣の傍ら週末に自宅でアロマテラピーや占い師の仕事を細々と続けていた20年近く前のこと。

まったく想定外のことだったんですが、トリートメント中、ふいにその方がトランス状態に陥って退行催眠が始まってしまったんですよ…
頭の中、フリーズ。マジかー!! これって、何? 何が起きてるの???
と…一瞬、真っ白になりました(いつものことですが)。

普通、ありえないことなんですけどね。そんなシュチュエーションで、しかも唐突に、予兆?なしに。まあ、リラックスして、入りやすい状態ではあったのかも知れませんが。

そーなっちゃったら、
しょーがないから、対応せざるを得ないというか、誘導するしかない。見よう見まねもなにも、習ったこともないから、どうすりゃいいの?オーマイガッ!!でしたけれど、考えるよりも先に、自動的に言葉のほうがもう出ているわけです。本人的にはよくワケが分からないんですけど、それで会話が噛み合っている?から、まあいいや・・・(なんのこっちゃ)

オートマティックにおまかせコースで、とりあえずそんな成り行き…なんとかなったから、そっちのほうがビックリしました、自分的には。

その時、その人の問題がとりあえずは解決したというか、スッキリされたそうなんで、まあ、ヘンなことにならないでよかったな、と。

でも、だからといって、それで「やろう」とは思いませんでした。

なんなんだこれは? なんだかなー??? 
でも、まあいいや。。。で。
とりあえず、その経験は忘れてしまいました。

その後、セッションに取り入れるようになるまでに、5年はかかりました。
というか、その時はまだヒーリングの仕事すらもやってなかったわけです。

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その日は講座の修了生を対象に、フォローアップ・スクーリング(チャクラリーディングと過去生ヒーリングの講義)をしていました。二名が欠席だったので、四名でこじんまりと。

スクールは、何しろ特殊なことを教えている場でもあるので、集まってくる人々も、不思議な縁で結ばれていたりします。

この二期のメンバーは、全員ロシアつながり(それぞれロシアで生きていた過去生アリ)でした。あえて、皆には話していませんでしたけど。どうやら、同じ時代にいたらしい?というところまでで、私のほうもあまり詳しく視ることはしていなかったし、もしかしたら、このうちの何人かは面識がその時、あったかも、くらいに思っていた程度。

その日、すべての実習が終わって、何となくの成り行きで「みんなで、ロシアの過去生に行ってみよう!」という話を私から持ち出していました。

何でそんなことを言い出したのか、肝心の言いだしっぺの私ですらよく覚えてないんですが、その時は「皆を連れていける」という妙な確信がありました。でも、酔った勢いでの誇大妄想とかではないです。お茶しか飲んでないし。マジックマッシュルームも食べてないし、アンパンとか、大麻とかヤクとか、怪しい幻覚剤とかもやってないですぜ(キッパリ)。

皆で輪になって、瞑想状態に入り、あとは誘導して・・・互いに言葉を交わしながら、そのまま意識を残したままに、私たち五人はロシアという国に住んでいたときの人生を遡ることにしました。

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A「何が見える?」

U「えっと、、、、レンガ造りの建物? 道? いや石かな?」

T「私もレンガみたいなのが敷き詰められた道? 通りが見えてる」

I「噴水がある。公園?広場? あ、私おばさんです。
  ショック! いかにも・・・
  って感じのロシアの太ったオバサン(涙)
  ガーン、ガーン・・・・!」

U「私、子供です。ちっちゃいです。園児って感じ。女の子。
  ほっぺが赤くて、人形みたい。金髪です。」

S「・・・・? うーん。
  雪と小屋しか見えない。ここ超寒い~
  おまけに臭い。うっ、自分も臭い。なんか、獣臭い。
  あ、毛皮みたいなの着てる。うっ! 
  しかも、むさいひげ面のおっさん。
  いやだあ~! 認めたくない! 落ち込む~
  ・・・・・・・・・・・・・・・・なんかアタシ、
  猟師?だったみたいです。ううっ(涙)」

T「??? 年は若くも無いけど、
  お兄さんて感じでもないし、おじさんといえばそうなのかな?
  なんか、タバコとかを移動しながら売ってる人っぽい?」

A「???(アレ?私は何処だ・・・・うむ?)」  

それぞれ自分のいるところを確認してもらうと、
五人中、三人が同じような景色を観ていたりする。

I「もしかして、同じ町?」

A「もしかして、近くにいるの? 
  お互いを探してみて。というかー、 
  その広場みたいなところに集まってみて、噴水目印に」

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T「あった! 噴水」

U「ダメです。一生懸命歩いているんですけど、
  子どもなので足が短くて、うまく歩けません。
  まどろっこしい~」

I「Tさん・・・おじさん?茶色い服の人?」

T「そう、それ私。Iさん、もしかして、
  このスカーフみたいなのかぶった・・・??」

I「はい、かぶってます。
  いかにも、ロシアの太ったオバサンです。 
  うう・・・涙」

U「この時代のIさんのこと、私知ってますね。
  近所のおばさんです。
  血は繋がってないけど、可愛がってもらってる。
  ああ、私Iさんの足にしがみつけちゃう。小さいぞ自分」

T「皆のこと、知ってますね。
  というか、見かけたことがあるって感じかな?
  小さい町だから、顔は分かるっていうか。
  でも、親しくはない。」

A「で、Sさんは?」

S「いいなあ、私だけ違うところにいます。
  人探してるけど、誰もいない。
  一人暮らしみたいですね。家族もいなさそう。
  山みたいなところで麓が見えます。
  寂しいので降りてみます。」

A「ところで自分が見つからない・・・
  いったい、私は何処?」
 (と、思ったら、場面が急に変わって)

A「あ、暖かい。室内です。暖炉がある。
  ゴージャスリッチな内装の部屋。
  あっ!私だ・・・・すみません。
  私だけ一人で優雅に茶なんて飲んでます。
  どうも、貴族?だかなんだか富裕層みたい。
  うわっ! この時代の私ってば、胸がある!
  谷間がっ谷間がっっっ!感動だっ!(TT)」

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