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Buddy Holly - Peggy Sue Got Married /ペギー・スーの結婚 - 1958
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しまった、バディ・ホリー忘れてたなーと思い出しっっ
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写真を見て この瓶底メガネのヒョロ男くんって誰よ?
って、思う人多いかもかもですが…
ロックの歴史(ルーツ)を語る上では、欠かせない人物です。
わずか22歳で、飛行機の墜落事故によって亡くなった彼の死は、「音楽が死んだ日」とまで言われてますのよ。
<アメリカン・パイ
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リッチー・バレンス、J.P・リチャードソン
三人の死は音楽界にとって大きな打撃でした
Don McLean「American Pie part 1&2」1971
ファッション(黒縁メガネ)やバンド編成のスタイル、独特のビート・サウンド(テックス・メックス)と、歌唱法(裏声を用いてのヒーカップ唱法)。ヴォーカルのダブル・トラック、ストリングスの導入など…レコーディング・テクニックにもこだわり追求した人でした。
坂本九さんも彼に影響を受けた一人で、70年代のロック・シーンに、多大なる影響を与えたミュージシャンです。
もともと、クリケッツというバンドと一緒にやっていましたが、諸事情あって袂を別れています。
でもって、バディ・ホリーと言えば、まずこの歌かな。。。
「That’ll Be the Day / ザトル・ビー・ザ・デイ」1957
この、ズンズンチャッチャッ…とか、他のリフもだけど、
ロックの基本ちゅーか基礎的なコードですね。
「I'm Lookin' For Someone To Love / アイム・ルッキング・フォー・サムワン・トゥ・ラブ」1957
「Everyday / エブリディ」1957
「Love is Strange / ラブ・イズ・ストレンジ」1958
「Early In The Morning / アーリー・イン・ザ・モーニング」1958
さてさて…
「Peggy Sue / ペギー・スー」1957
最初は「シンディ・ルー」(バディの姪の名前)というタイトルの予定で、ラテン・ビートのスローテンポな曲の予定だったとのこと。ですが、クリケッツのドラマー、ジェリー・アリソンの奥さんの名前に変更。
バディ・ホリーを語る上で欠かせない代表曲であり、ロック創世記の時代の名曲。後世に影響を与えたエバーグリーン…を語る上でも、絶対に忘れられない、ランク入りする古典ロックな曲でもあります。
スタンダードというよりは、様々なドラマや映画の昔を振り返るシーンで語られ、使われる曲といいますかね。
カバーは意外と少なくて、ジョン・レノンとビーチ・ボーイズとかその位。
The Beach Boys カバー
The Beatles (John and Paul) カバー
John Lennon カバー
Paul McCartney & Ronnie Wood
George Harrison & Bob Dylan 1987
The Bluejays カバー
Graham Nash
Stray Cats カバー 1982
そして、この歌には続編がありまして…
「Peggy Sue Got Married / ペギー・スーの結婚」1958
彼の死の直前に録音はされていたものの、そのままになっており…彼の死後1959年に、クリケッツのメンバーたちにオーバーダビングされて発売されました。
元歌というか、「ペギー・スー」の曲のフレーズが、あちこちオマージュとして使われていて…
「ああ、あのペギー・スーは結婚したのか」
なんかそう思わせてくれる明るい曲です。
そして、この曲タイトルそのまんまの映画がこれ。
映画「Peggy Sue Got Married / ペギー・スーの結婚」1986
映画の内容は、もちろん明らかにバディ・ホリーのこの曲が元ネタ。てなわけで主題歌にも使われていたりする。
(音楽自体はジョン・バリーが担当していました)
ようするに、この曲っていうのは、当時のティーンにとって、そのような意味合いの自分たちの青春時代を象徴する思い出の曲なわけです。
(この映画の頃に熟年期を迎えていた人にとって特に)
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映画の話としては、すっかり倦怠期になって、別居している夫婦(高校の同級生だった二人)がいて、妻は熟年離婚を決意するんですが、高校の同窓会に出席した日に突然昏倒してしまい、なぜかタイムスリップして、高校生だった1960年にいってしまうのです。
しかも、これまでの記憶を持ったまま。
そして、今は冷え切った関係だけれども、当時の恋人だった現夫はまだ優しくて…
といった状況で、様々な葛藤を抱えてしまうことになってしまうのですね。
Young Nicolas Cage & Jim Carrey Sing Acapella! | Peggy Sue Got Married | Love Love
妻役をキャスリーン・ターナー、夫をニコラス・ケイジが演じていて、とにかくキャスリーンがとてもよかったです 引退が惜しまれますっっ
そしてバディもね、もっと長生きしていたら、たくさんの曲を産んでいたろうに その死が悔やまれた人でした。
早すぎました。若すぎました。
(彼の奥さんはそのショックで流産しちゃうし(T-T))
てなわけで音楽が死んだ日は音楽が死んだ日である2月2日に、にだなあ
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F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。
「My Favorites〜音楽のある風景」
2020/12/28 掲載記事より転載
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