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大橋純子 - たそがれマイ・ラブ「獅子のごとく」1978
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大橋純子さんは、北海道は夕張出身のシンガー。
北大に進み、大学の軽音楽クラブバンドで、ハードロックなどを歌われていたそうですが、ジャニス・ジョプリンやセルジオ・メンデスの影響を受けて、ソウル系を歌うようになったとのこと。
Janis・Joplin「Move Over」
「Sergio Mendes & Brasil 66」
また地元のラジオで深夜放送のディスクジョッキーをされていたそう。
上京してからは、ヤマハでバイトをしながら仲間とバンド活動を始め、レコード会社のオーディションを受けて、見事合格。
「鍵はかえして!」1974
アルバム「フィーリングナウ」でデビュー。こちらがデビューシングルですね。
「ペイパー・ムーン」1976
二枚目のアルバムからシングルカットされた、この曲が初ヒットして、翌年から、大橋純子&美乃家セントラル・ステイションとして活動を開始します。ちなみにギタリストが土屋雅巳さんでした。
一風堂「すみれ September Love」1982
シャズナがリバイバルヒットさせましたナ。
「シンプル・ラブ」1977
覚えてます、この曲てゆーか…この曲あたりからですかね。大橋さんの名前を聞くことになったのは。
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「たそがれマイ・ラブ」1978
この時にはまたソロになってますね。バンド形式は一年限定だったんでしょうか…
と思ったら、もともと大橋さんのバックバンドとして結成されたらしく、活動は1976年から1980年解散となってます。はい。ちなみに後にご主人となる佐藤健さんも在籍してました<美乃家
で、この曲、森鴎外を主役とした3時間スペシャルドラマ、「獅子のごとく」の主題歌で大ヒットしました。
連続ドラマものではなく単発のドラマなんですが、とても良い曲で印象に残りましたね。
大橋さんにとっても最大のヒットだとのこと。
ドラマの画像は探したのですが、残念ながらペースト不可のものしか無く、ドラマについての下記の解説動画を貼付しておきます。
このドラマ、良かったです。一度しか見てないけど…
江守徹さんの存在感がハンパなくキョーレツで、森鴎外とはまったく違うタイプなんですけどもねっっ
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して、私は鴎外の「舞姫」「うたかたの記」好きなんですよね。あの雰囲気や世界観が何とも言えなくて惹かれます。
とは言うものの、ひどい男だーってのはある。
映画「舞姫」
言葉の使い方、選び方では、三島由紀夫とかが好きだけど、鴎外はロマンチストな人だったんだなあって思ったりする。
(でも、医者としてはサイテーなのであった。彼のせいで壊血病の解決策が後手に回り、戦場でたくさんの兵士が死ぬことになりましたからっっ医療従事者からは甚だ不評な人)
そんな感じで、好きな作家の生涯を元にしたドラマを、盛り上げる印象的な歌ってイメージ<たそがれマイラブ
「サファリ・ナイト」1978
「シルエット・ロマンス」1981
こちらもヒットしましたね。来生たかおさんらしい繊細な曲。ダイナミックな歌唱力と声量を持つ人が、抑制して歌うとこうなるって、良い見本。
ちなみに「ハーレクイン・ロマンス」に対抗して?生まれた、恋愛小説のレーベルのイメージソングとして創られた歌だったり。
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版元はなぜかサンリオなのですがっっ
でも、結局サンリオ自身が色々あったので、レーベルごとハーレクインに移行と言うか吸収されて、休刊になっちゃいましたけどね。
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エネミーな主人公が多いのが特徴かな
良作も少なからずありますけどね
女子の妄想タレ流し小説であることには違いない
来生たかおさんのセルフカバー
演奏が、なんとポール・モーリア楽団です。
チョウ・ユンファ カバー
香港の俳優で、歌手のチョウ・ユンファもカバーしているのですが、うーん…中国語と逢わない気がする。つか単純に下手なのか?
米コメの石井さんもカバーしてたりして
河合奈保子さん カバー
徳永英明さん カバー
井上陽水さん カバー
中田裕二さん カバー
なんだろ 女心の歌なのに、男性歌手がこの歌をたくさん歌っているような気がする。
坂本冬美さん カバー
藤あや子さん カバー
てな感じで、
たくさんの人がカバーしている名曲なのであった。
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「夏女ソニア」1983
そう言えば、もんたさんとデュエットもしてたんだっけ。
化粧品のCMソングだったように思いますが…
「恋はマジック」1984
結構いいですね、このコンビ。
「LOVERS LUCK」1997
こちらは杉山清貴さんとのデュエット。
映像が無いのが、ちょっと残念かなん。
「愛は時を越えて」1992
この頃から、ミュージックビデオが出回るようになったのかな。
「残響」2005
シンガポール出身のシンガー、ディック・リー提供の楽曲。
で、マイペースに活動されていたみたいなんですが…
2018年に、食道がんになられたことを公表されました。
その後のことはちょっと解らないのですが、寛解して良くなられているといいなあと思うのです。そしてまた、元気でパワフルな歌声を聞かせて欲しいですね。
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F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。
「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/10/22 掲載記事より転載
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