姿の見えない生徒さん
それがミーハーな怪談話であったとしても、
霊的な話をしていると、霊的な存在が聞き耳立てて、集まってくるように…
セッション中にしても、レッスンやセミナー中にも、目には見えない「お客さん」が訪れることは時おりありまして。とくにレッスンなどの講義の時には、生徒さん縁(ゆかり)の方を始めとして、通りすがり的な、姿の見えない聴講生の方がお越しになることも少なくありません。
いちいち気にしても仕方ないので、「別にいいけど、邪魔しないでね」「ほっとけ!」という感じですけれど・・・(参加費は払ってんかー>心の声)
何度も繰り返しここで言っていますが、私は別に視える人ではありませんし、もちろん霊能者でもなく、そちらは専門外。
アンテナが反応して、いるのは判っているけれど、それが誰かを識別して、いちいち相手にしたり何かするとか、そんなことはしません。なんてったって霊がいないところを探すのがムリですし。そもそも、彼らのいる世界(次元)と私たちの居住空間(次元)は重なっているので、完全に追い出すこと自体、不可能なんですから。
(まあ、でも過密状態を何とかしたり、その場に影響を与えているサイキカル界をクリーンにすること位ですよね。しかし、やりませんけど)
ただ、明らかに危害を加えるような存在とかが、意図的にたくさん集まってきたならば、それは別の話で、もちろん対処しないとなので、それはそれ。
何とか考えないといけない。このあたりは防犯対策と同じ。
そうですね。
私自身、ミディアム(霊媒-憑依体質)で、最近ようやっとチャネラーという言い方もアリかなって感じですが、(イヤだイヤだといいつつ、そうなんだから仕方ないですね)
けれども専門のイタコみたいに、霊と交信(交霊)するのが決して得意ってわけではないというか、そっちを仕事としているわけではないのでキャッチはしても、そこどまりの能力にしておきたいのです。磨けばもしかしたら光ると言うか、多少は使えるようになるかもと思いますが。その気が無いので。
霊能者ではないので、神通力などは持っていず、道具を使ったり、サイキカルヒーリングやら、氣を使うことでしか、対処できません。
後はガイドさんに頼ったりなどの他力本願。自力ではムリ。
で、数ヶ月前のことですが、レッスンにおいて、
参加者でもありグループワーク参加者のYさんの背中に、
「あれ、ここなんか・・・いる?」
見てみると、チャクラの中や体内ではなく、身体の表面に何かが…そして、過去生の情報でもなく、生霊とか、エーテルコードが刺さっているわけでも、エレメンタル(想念体)があるわけでもない。
・・・ってことは、死霊? 死んだ方?(幽霊っていうかーまあソレ方面)
対話できそうだったので、尋ねると、
グループレッスンの生徒であるTさんのご先祖とのことでした。
なんでまた、Tさんのご先祖様であるアナタが、
あかの他人のYさんに引っ付いていらっしゃるの・・・?
すると、「いやさ、Tが休みで講義に参加していないので、
このYさんに同行させて頂いた」というご返事。
確かに、Tさんはプライベートが多忙なため、
一ヶ月半くらい(月2回のレッスン)をお休みしていたのです。
つまり、この方・・・Tさんのご先祖さまは、
毎回Tさんに乗っかって(?)、レッスンに参加してくれてた・・・と。
ちなみにこのご先祖さま、幕末の方で、歴史の教科書にも名前が出てくる、そこそこ有名人。あ・・・ご先祖さんもTさんだなっっっ汗
でも、亡くなり方が亡くなり方なので、いわゆる成仏はしてません(でした)。何故成仏していないのか・・・まあ、亡くなり方が亡くなり方ですので・・・としか言いようが無く(お墓は都内)。
でも、もともと職業柄とてーも頭のいい方で、責任感も人一倍強いので、そのせいもあり。そろそろサイキカル体の寿命も尽きてしまう時期がくるから、イヤがおうでも、近いうち転生準備に入らざるを得ませんが、本人がまだ「成仏」を自分に許していないので、幽霊と言われる状態のまま、この現代の移り変わる世を眺め、自身の研鑽を深めているようでした。さすが好奇心旺盛な方だなん。
(次の段階に入っちゃうと、そんなことは出来なくなりますから)
でも、それでも生真面目なこの人は、この人生のデータとしてのエレメンタルになってからも、学ぶため地上に居残りそーだな・・・と思いつつ。
(けどそうなったら処刑場所に縛られてしまうからアレか)
さて、何でこの人が、うち…レッスンに「来る」のに、自分の子孫であるTさんや単なるクラスメイトのYさんに「くっついて」来る必要があったのか…
その理由としては、幽霊すなわち三つの身体のうち肉体が死滅して、二つの身体だけ(サイキカル体とノエティカル体)になった状態だと、寄り代としての形あるものが必要というのがまず一点。そして、もう一つ、エレメンタルもそうなんですけど、生きている人が放つ豊潤な「氣」が必要だからです。
つまり、電気製品が電気をもって動くように、霊的存在もエレメンタルも、エネルギーとしての氣が必要なんですね。存在するのにも活動するのにも。
Tさんのご先祖さまは、悪霊ではないので、四六時中Tさんに張り付いているわけではなく、レッスンの時などにのみ、都内某所の墓所から、ワープしてTさんに合流して一緒にやってくる・・・
そんなこんななんです。
霊的な次元でも、霊的なことを教える「学校」のようなとこはあります。
でも、ある一定の次元以上のとこでないと、ない。
地獄と表されるところをはじめ現実世界と同等の低い次元には、
「学校」は残念ながらありません。
ていうか、「学校」を設けても、ぶっちゃけ学びに来る生徒がいない・・・
まあ、それだけ意識の「低い」霊ばっかのトコなんで。
そして、霊的な次元の「学校」だからって、すべてが学べるわけではないのです。なんていうか、サイキカル界やノエティカル界のそれぞれの次元から
見える世界はとても狭く、ある一定以上のレベルのところでないと、情報が偏っていて視野狭唆状態なのですね。(その次元のことしか解らない)
だから、正直この世・・・三次元の物的世界のほうが、何でも学べるし、実のところ情報のたくさんあるのです。こちらの世界のほうが複合的な情報があって、多角的に多くの知識を学ぶことができるのです。
というのは、この世たる三次元という物質界は階層(レベル)が一つしかなくて、すべてのレベルの人が同じ場所に存在しているので、すべてのレベルの学びが揃っているから。(その知識があって、学ぶための資料・材料も何もかもが揃ってる)
それを解ってか解らずか、Tさんのご先祖さまみたいに、子孫にくっついて、お話を聞きに来て下さる方がたまにいます。
しかし、Tさんのご先祖さまは本当に勉強熱心だなあ、と思いマス。
私のほうが逆に勉強教えてもらいたいくらいだけれどもっっ
(私が苦手な分野にお強い方なので)
でも、時々・・・
じゅ、授業料払ってンか・・・って思ったり(笑)
ヲイ、コラ!! お前、まだ解ってないな・・・また説教すんぞ!! by E・S
そうそう。
なんでまた、Tさんがこれないからって、Yさんに?って尋ねたなら、波長が一番Tさんに似てたから、だそうです。
そして、レッスンではグループレッスンの前の基礎講義から一緒だったので馴染みがあるのと、一番出席率がいい人だから・・・
(もう一人基礎講座で一緒だった人もいるのですが、そっちはすぐ追い払われてしまうというか、アゲアゲされちゃいそうでキョワイ・・・らしい)
とのことでした。チャンチャン!
あ、で・・・Tさんご先祖様のその後ですが、いくらなんでも他人のYさんを寄り代とするにはYさんの負担が大きいので、レッスンのあるとき以外は、
とあるところに「行って」頂くようにいたしました。でないと、まだ上がってない段階のTさんのこと。色々と問題がでてくる可能性がありますので。
そして今もTさんが出席するときもしないときも、姿の見えない、透明人間?のようなTさんのご先祖様は,人一倍熱心な生徒さんとして、聴講されてるのでありました。
これはちゃんとした?すぴネタになるのだろうか…謎
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