
Grand Funk Railroad - Heart Breaker / ハート・ブレイカー - 1969

グラファンというと雨の後楽園(球場)。
雨の後楽園と言えばグラファンの伝説的ライブ(しかし、当時はコンサートと言った。その前の時代だとリサイタル)。
そして、後楽園球場はすでになく、今は東京ドームに取って代わられました。
そんな感じ?? …って、もちろん子供だった私は行ってないですよ~グラファンのコンサート。

後楽園は、幼稚園児の時にスケート行ったりはしたけど(当時は滑れたけど、大人になったら滑れなくなった Why? して、昔はスケートリンクがオレンジの建物にあったんです。今はローラースケート場になったのかな?)
あと野球観戦くらいかなあ…当時はドームではなくて、水道橋駅のすぐ側にあって、ホームにいると歓声がよく聞こえました。遊園地はドンチャック号が走っていた頃とか、楳図かづお先生のお化け屋敷が出来た頃も知ってるし、地下にあったゲーセン脇の占い館で仕事したことあるなー

んで、マイケルのバッドツアー見に行ったっす<後楽園球場マドンナ初来日の時は、やはり音がだだ漏れだったので、友人ちのベランダからライブコンサートを聞いてたよ。
(東京ドームも多少は音漏れしますけど、後楽園球場の頃はモロ聞こえでしたの)
Michael Jackson in Japan 1987
音はすれども姿は見えず状態で、「サンキュージャパン!!」なんて言ってたなぁ<マドンナ
……話がかなーりそれてしまいましたっっ
「Time Machine」1969
でもって1971年7月の伝説の雨の後楽園コンサートについては、ロックファンの間で語り継がれているというか、何と言うか…有名なエピソードになりますかね。
なんか大雨だけではなく雷とかも凄かったらしい。
(その後に来日したときは前回に懲りたのか、屋根のある武道館でのライブになりやした)
「I'm Your Captain (Closer to Home)」1970
私はラジオで、この時のライブのことを熱く語っているDJさんのしゃべくりにて、その伝説的なライブのこととグラファンとこの曲を知りました。
「Heart breaker」1969
もはやハードロックの古典と呼ばれている曲。ラジオで聞いて一発で好きになりました。
何がいいかって、この哀愁あるメロディと、力強くてワイルドだけどいい感じに抑制が効いた情感的なボーカルね。
そして、この曲から触発されて、井上陽水さんの「傘がない」が生まれました。
井上陽水「傘がない」1972
コード進行が同じでゴンス。
漫画とか絵もそうですが、音楽もそうやって他人の作品や先にあったものから刺激を受けて、新しい別の曲が誕生します。うん、そゆもん。
して「傘がない」と言えば、
とんねるずの「みなさんのおかげです」でアンドレカンドレチンドレ(パロディ)をやった時…

陽水さんが、
都会では…♪ 自殺する…
と歌い出すと、貴さんに
「くれーんだよ!」
とスリッパで頭を殴られるコントを見て以来、この曲を聞くと、それしか浮かばなくなってしまったよっっw
「Paranoid」1969
「Inside Looking Out / 孤独の叫び」1969
これはアニマルズの曲のカバー。ブルース色が強いけど、熱い。とても熱い演奏をするバンドです。
「Feelin' Alright」1971
ジャンルとしてはハードロック。
「テリー・ナイト・アンド・ザ・パック」というバンドが前身で、メンバーの一人が脱退したことをきっかけに残されたドン・ブリューワー(ドラム)とマーク・ファーナー(ボーカル、ギター)がメル・サッチャー(ベース)を誘って、1968年に新バンドを結成したのが始まり。

バンド名は、アメリカの鉄道会社「Grand Trunk Western Railroad」から、もじったそう。
して、レッドツェッペリンのアメリカ公演の前座にてデビュー。この時のステージが観客を熱狂させたと言うか、彼らの演奏と歌が認められた世紀の瞬間で、ビッグバンドの誕生でござんした。
「We're An American Band / アメリカン・バンド」1973
この曲もたくさんカバーされてますね。
Bon Jovi + Guests 1987
Rob Zombie 2013
The Dead Daisies
Joe Lynn Turner 1997
ジョー君もカバーしてたりして。
「The Loco-Motion / ロコモーション」1974
おなじみリトル・エヴァのカバー。
「Bad Time」1975
「Shinin 'on」1974
「Some Kind Of Wonderful」1974
1975年にいったん解散したんですが、1980年に再結成して再始動することになります。
「Stuck In The Middle」1982
そうそう…途中からバンド名が変わったんですよね。グランド・ファンク・レイルロードからレイルロードが外れて、ただのグランド・ファンクになった。
紛らわしいから、グランド・ファンク・レイルロードとか、グラファンとだけ言う人の方が多いかな。
そして、多くのバンドがそうであるように、グラファンもメンバーチェンジを何度も繰り返し、解散したり、再結成したり、1997年のボスミア救済コンサートをきっかけにオリジナルメンバーで再再結成したり…
んでもって、今もまだ活動してくれているバンドでごんす。

F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。
「My Favorites〜音楽のある風景」
2020/09/23 掲載記事より転載
いいなと思ったら応援しよう!
