往来が霊媒体質のため、気をつけてはいても、心身ともに調子が良くないとき、疲れすぎているときなど、望むと望まないとに関わらず、お客さんから「お引き取り」をしてしまったり、もしくは外出先や「通りすがり」として引き寄せられてくる、その類の"お客さん"が居候してることがたま~に(わりと?)あったりします。
まあ、でも・・・よっぽど「ヤバイ!」と思うようなものでない限りには、
そのうち、離れていくだろう…とか、後で何とかすればいいや…と、深く考えず、そのままに放置してしまうことのほうが多いです。
但し、事後や翌日に人に会う用事が無いときになりますが。
(誰かにバトンタッチして、譲渡してはシャレにならないので)
とはいうものの、他人に害を与える可能性が無い限りには、
人に会うときにも、くっ付けっぱなしにしておくことも?
ヲイ、それ・・・かなーり迷惑でないのか??って?
だいじょうぶ、ちゃんと捕縛してありますから(謎)
さて…先日、めちゃくちゃ煙草が吸いたくなり、喫煙衝動と戦うことになりました。十数年前に煙草を止めてから、忘れた頃に、「吸いたい」という欲求が高まることは今までもあったのですけど、今度のは、どうにもならなくて、結局誘惑に負けたりして。
で、煙草に火をつけて、最初の一、二本。
あっという間に灰になっちゃうんですよ。
何しろ、十数年ぶりだから、
「あれ? 煙草って、こんなに『吸う時間』短かかったっけ?」
「高いのに、楽しむ時間はあっという間かー」
※今は一箱440円もしやがるっっっ
なんて思ってたんですが・・・
何本か吸ううちに、ほんのちょっとだけスローペースに。
そこで思い出したんですけど、その昔、子供の頃亡くなった親戚のハナシ。
無類の煙草好きでいわゆるヘビースモーカー。母を含めて身内がお墓参りに行ったとき、「好きだったから」という理由で、墓前には線香でなく、煙草を供えたとのこと。
火をつけて、墓石の上に置いたならば、あっという間(瞬間的)に、煙草が灰になってしまったのだとか。そして、何本か火をつけては置いていくうちに、満足したのか、普通のペースで灰になっていった・・・そうな。
そんな話を思い出しーの。
そんなわけで、
煙草好きの人を何処かで連れ帰ってしまったということに、はたと気づき、
でもまー 人畜無害というか、別に気にするほどの人でもないな、と…
とりあえず煙草何本か吸って満足するなら、お付き合いしますか、なーんて。鷹揚に構えてたり。
願わくば、私が肺がんになる前に満足してださいな、ってとこで。
(てかー せいぜい2、3日でお逝きなさい、なんですけどね)
でも、その人、煙草だけでなくて、「塩バターケーキが食べたい」とリクエストまでくれたりなんかしてっっっ汗
なんで塩バターケーキ。
なぜに塩バターケーキ???
・・・でした。
つーか、塩バターケーキなんて、あんまし売ってないし。
そもそも、ふつーのバターケーキじゃダメなんですか?
(二番じゃダメなんですか? ・・・蓮舫風で読んでね)
塩大福なら、巣鴨名物なので、いくらでも手に入りますが、ダメ?
ネットでお取り寄せしているヒマはなし、とりあえず類似の商品を近場で探してみるものの、あれも違う、これも違う、似てるけど塩味がない・・・とかとか。
(手作りしようにも、うちのオーブンでは魚焼いちゃってるし)
「だあっーーーーーーーーーーー!」
そんなワガママいうなら、予算をよこせぇぇぇぇえええええいっ!
このままでは、彼(つか、おっさん)を満足させる前に、
私が肥満してしまう。
煙草にしても、せっかくキレイになってた肺が~!
・・・なので。
しかし、スモーカーで塩バターケーキが好物で、それらが今生の思い残しって、どんな趣味の人よ??
まあ、私も酒好きなのにスイーツも大好きですし、人のことは言えないか。
そんなこんなで、とりあえず代替品で満足はしてもらったものの・・・
そういえば、男性のほうが女性より、
いまわの際に、嗜好品に執着する感情が強いなあ、と。
これは死ぬ間際の願望になりますがね。
「ああ、最後に一服吸いたかったなあ・・・」
「せめて酒を一口くれ」
「おふくろの作ってれた、アレが食べたかった」
・・・みたいな。
女性は、思い出の品とか、過ぎ去った過去、
そして「人」に対する執着が強いようですけど。
「死ぬ前に一目会いたかった」
なんて具合に。
共通して多いのが、
「ああすれば、よかった」後悔と、「故郷に帰りたい」郷愁だったり。
それ以外ももちろんありますけどネ。
てなわけで、油断すると、そっちは専門で無いというのに、
否応なくボランティアもさせられてしまうことになります(苦笑)
煙草はともかくとして、お酒やギャンブルに執着する霊は多いですね。
居酒屋とかバーとか、生前に酒好きだった霊(元人間)
および残留思念としてのエレメンタルてんこもり。
めちゃちゃ、たむろってますから。
死んでも「お酒呑みたい!」と、スキのある人を見つけては、
入り込むわけですよ、お酒を味わいたくて。
一時的な、その場限りの・・・だったら、まだいいんだけど、
始末の悪いのは、「居ついて」しまうこと、入り込んでしまうことでして。
お酒好きな人は、呑まれてしまうと、ホント、無防備になりますからね。
お酒呑むと人格変わるって人は、憑依されてたものが出てるというか、
そういうのも多々・・・よくあることですし。
私も昔、ザルのように呑んでたころは、そんなんで無防備な姿さらしまくりで、良くないことになってました(海より深く反省ザル)。
だから、今は止められない代わりに、セーブして、呑まれない程度に控えてます。酔っ払わない程度に気をつけているというか・・・いやさ。ドクターストップですし、飲んでも月に二回まで、一回に二杯までを守ってます。
と、いうわけで、お酒を飲む場所、繁華街とかはね、
憑依体質の人は要注意です。アブナイです。気をつけましょう。
たっくさん、ハンパないほど、いますからね。
そういえば、スクールやグループレッスンを開催していた時の話ですけれども、生徒さんたち・・・の半数は憑依体質なんですが、たまにどこぞでくっ付けてきて、「持ち込み」される、俗に言う不成仏霊の方たち・・・は、
おばさんやおねーさん(できればナイスバディの美女希望。いやさそっちの趣味はない)より、
おっさん率が異常に高かったですね。
(認めたくないものだな、ふっ・・・シャア風)
兜町でバブルの頃には羽振りがよかったものの、
その後の景気のはじけと共に、命も散らしてしまった証券マンとか、
ワーカホリックで人生に疲れた、明らかに労災的過労死の働きマンとか、
建築現場で転落死した、頭から血ぃ出してる出稼ぎ労働者とかetcetc・・・
みんながおっさんに好かれやすいのか、
おっさんのほうが死して迷子になる確率が高いのか、
はてさてどっちだと思いますか?