時間差奇襲攻撃(前半)
以前に書いた記事の続きです。とある指圧師さんの気功(氣補充)のくだり。※記事のタイトル、忘れてしまいました。こちらへの転載の間隔が空いてしまって申し訳ないです。
その時は陽の氣は入って邪氣も抜けるものの、治療院出ると、施療時に弾かれた邪氣たちが、入り口付近にたくさん溜まっていて、結果的に戻ってきてしまう・・・・という一件。
こういうの、よくあります。珍しいことではありません。
例えば、神社。そしてパワースポットと呼ばれるような、龍脈や陽の氣が湧き出る場所もそうです。
陽の氣で満たされている神社などに関しては、御参りして、ご本殿やパワーの源から陽氣をもらっても、帰りの参堂や鳥居の外などに、『中』に入れず弾かれたもの存在や、参拝に訪れた人たちが持ち込み、入り口付近で落としたケガレ(邪氣)が溜まってることも多いので、それらを「お持ち帰り」してしまう場合も少なくないのです。
だから、16時以降、夜の御参りは良くないとされているけわけです。
1日のケガレがもっとも溜まっている時間帯なので。
銭湯で言うと、一番風呂から始まって、閉店間際がもっとも湯船が汚れているわけですが、神社やパワースポットも同様な理由で汚れるのです。
なので、早朝や午前中がもっとも御参りに適しているという理由。
それと、昔から陽の氣の溜まるところ、陰と陽のバランスを取るべくなのか、隣接あるいは近くに、必ずといっていいほど、陰の氣が溜まるような、
吹き溜まりのようなブラックホールがおまけであったりします。
陽の氣発生源が反自然的に創られるようなケースでも、自動的に出来てしまうようなこともありますから、自然界のバランスの必要性で、ゴミ捨て場のようなそうした場所が創られるのか判りませんが(謎)。そういう場所も必要なのでしょうね。
神社などの聖域やパワースポットに行って、邪気を落とし、陽の氣をもらって、せっかくキレイになったというのに、帰り際にそうしたところの「ケガレ」を貰ってしまったり、落としたと思った自分の持ち込み分を再び持ち帰ることになったり、さらには他人のゴミまで利息でもらってしまっては元も子もないこと。
そうならないためには、よこしまな考えや欲望、我欲を叶えてもらうがために、他力本願を願うために、自社仏閣に御参りしない。聖域やパワースポットにミーハー気分で訪れない・・・のが一番です。
「いつも守っていただいて、ありがとうございます」
という感謝の気持ちを伝えに行ったり、自分を見つめなおして日頃の行いを振り返ったりするなど、心のミソギをしに行く・・・などの気持ちで訪れるのがいいかと。
そうすれば、邪氣や低い波動の元と同調しにくいので、せっかくお引取り頂いた汚れを再度お持ち帰りすることもないし、それ以外の余計なものも拾うこともないでしょう。
お寺というのは大きく分けて二種類ありますけど、観光地化されているお寺のほとんどは元来修行する場所ですから、仏像を閲覧するときは、修業的な内観(自分を見つめなおす気持ち)で手を合わせると、良い氣を頂けますし、気付きにもなる。
神社は、神と意識を交流させる場でもあるから、神を感じに行く・・・
自分の中の神を感じようと行くのがいいんですよね。日常生活の中で付いてしまった手垢、世俗の汚れ(ケガレ)を落として、本来の神としての自分(パワー)を取り戻しに行く。そのための本殿の鏡(自分を見つめなおす)。命に感謝して、生かされていることに感謝して、自分の中にいる神の力をただただ、蘇らせにいく。
神社もお寺も、いずれ煩悩やケガレといった、自分のエゴイズムを内観して見つめなおしたり、それらと対峙して、手放したり、洗い流しに行く場所。
本来の自分自身を取り戻すための場所。
そういう静かな気持ちで行くのが一番ですね。
そうすれば収穫があるし、滅多な目には遭わないはず。
で、話を戻します。
気功師やエネルギーヒーリングなど、氣を扱う人の施療の話。
せっかく施療で陽の氣を補充してもらったり、整えたり、抜いたり取ったり、なんだかんだ操作してもらっても、消耗して再び足りなくなってしまう・・・ケースは問題が別として、
その施療院や周辺にゴミが溜まっていて、結局他の人あるいは来客者がお持ち帰り、な時も多々。(ゴミとして出てしまったマイナスなものを、その施療者の親族の誰かがスケープゴートとして、全部被って引き受けてしまっている場合もあったりします)
じゃあ、気功やエネルギーヒーリングで、陽の氣を補充したり、整えたり、いじったりすることは全てその場しのぎで結局無駄なのか・・・という話になってきますが。
本当はそうして出てしまったゴミ(患者さんから取った邪氣等)を、リサイクル加工ないし、完全に始末することが出来ないといけないわけで、それが出来ないっていうのはそれってヤブじゃん・・・っていう話もありーのですが、それが出来る人より出来ない人のほうが多いんです。
てかー、感じられない、知覚(理解)出来ないで、その仕事をしている人は少なくないのです。それは別に悪いことではないです。感じられないからその仕事をしてはいけないわけではないし、感じられる人がそのような仕事をしているというわけでもない。一般的には、ふつう誰もがそこまで考えて仕事をしてはいないといいますか、そのような現象自体が想定外なのだと思います。そもそも解らなくて当たり前かも知れません。対象者としてのクライアントさんに意識は向いていても、それ以外のことに関しては、知らない人の方が多いし、それが普通の感覚でありますから。
もちろん、そのことについて知識と理解力があって、人から放たれる氣以外の場所の氣などについても鋭敏で、風水的な仕掛けを作るなど、日ごろからきちんと対処して、対策を練られている気功師さんなどもいます。本来は氣術師というのは、そのような職業です。でも、施療(民間療法)のための氣術と、人だけでなく土地建物地球など全体を見る氣術が分離してしまったことから、それぞれの専門性が際立ってしまったといいましょうか。前者が主流になったがために、後者に関してはあまり気にしなくなってしまった人も多いのかも知れません。
ちなみにこの邪氣。霊とは波動が違うので、霊視能力があるからって必ずしも感じられるわけでもないです。そもそもモノ(質)が違うので。霊能力より霊感がある人のほうが解るかも知れない代物になります。
で、話があっちこっち飛んで申し訳ないですが。
本当は邪氣を無害なものにリサイクル(浄化)出来ることがベストな方法なのですが、大体の人は追い出す(除霊に近いこと)程度に留まります。
そして、その人にエゴイズムなどの低俗な感情があると、やっぱ周囲に掃き溜めを作ってしまうから、お客さんにお返ししてしまうだけでなく、本末転倒で自分が吸ってしまうことにも成りかねなかったりもします。そうすると、その邪氣にとらわれて、悪い煩悩に取り込まれてしまうことも多々。
スピな仕事している人が、最初の動機は純粋でも、
徐々に邪悪や低俗な感情に囚われていくのがまさにこのケース。
そういう意味で傲慢の罠は本当に恐ろしいですし、謙虚さは欠かせません。
で、またまた話変わりまして・・・
ヒーラー側のそうした問題ですね。
仕事場の周囲、入り口付近に、邪気弾いてマイナスゾーン創ってしまう以外にも、せっかく出したものが戻ってくる理由はあるわけです。
ここまでで、長くなったので分けます。