Chuck Berry - Johnny B. Goode / ジョニー・B・グッド - 1958
3年前に、90歳で亡くなってしまったチャック・ベリー。
黒人の人って、幾つになっても若々しい人が多いんだけども…若い頃はあんまし変わらない外見のままだったし、チャックって、マジ年取らないんじゃね?…って、思ってた。
ちなみに本名は、チャールズ・エドワード・アンダーソン・ベリー。ギタリストであり、シンガーソングライターです。
With Bruce Springsteen 1995年
ブルース・スプリングスティーンとの共演
75歳の時ですね
けど、亡くなって、3年も経つんかー 早いなあ…
でも…90まで現役だったのって、すごいよね。
そして、チャック・ベリーは、
いわずとしれたロックのレジェンド。
ロックの殿堂入りの第一号で、ロックンロールの創始者の一人、「ロック界の伝説」と呼ばれる人です。
1984年度グラミー賞「特別功労賞」受賞。ローリング・ストーン誌選出「歴史上最も偉大な100人のシンガー」第41位。同「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」第5位。同「歴史上最も偉大な100人のギタリスト」で2003年は第6位、2011年の改訂版では第7位。
その特徴的なギターリフ、彼のギター奏法は、ダックウォークとも言われています。
「Johnny B. Goode / ジョニー・B・グッド」1958
(ちなみに、ジョニー大倉さんの芸名、ジョニーはこの歌が由来だそう)
直接的に彼のステージを見たり、曲を聞いたことのない人でも、彼の曲はどこかで耳にしているはずなのよ。カバーされてる曲多いし、彼の曲のリフとか色々な曲の中で使われてるし…後世のミュージックシーンに、多大なる影響をもたらしてて、私世代の先輩のギターキッズの人たちがカバーしてたミュージシャンたちが、こぞってカバーしてたのがチャックとかバディ・ホリーとかエディ・コクランとかetc
だから彼のロックンロールの血筋は、脈々と受け継がれているのである。
ロックは色んな音楽の複合体でもあるけど、その核の部分であるロカビリー。そこを形成したのがチャック・ベリーと言えるかも…
Elvis Presley カバー 1973
残念なエルビスになってからww
映画「Back to the Future / バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」1985
この映画も好きでしたー
チャックに電話をするとことかあったよねー
タイムパラドックスな設定w
with John Lennon 1972
ジョン・レノンは、めちゃチャックのことを好きで尊敬してましたよね。この共演とっても嬉しそう<ジョンが
そして息子ジュリアンとも
with Julian Lennon 1986
ちゃんとロカビリーに合わせたヘアスタイルです<ジュリアン この頃はまだ幼さが残っていて可愛かったけど、今はおっさんになりましたっっ
「Maybellene / メイベリン」1955
これがデビュー曲でしたっけね??
「Roll Over Beethoven / ロール・オーバー・ベートーベン」1956
これもたくさんカバーされました。
「Rock 'n' Roll Music / ロックン・ロール・ミュージック」1957
こちらの曲もたくさんカバーされて、私は最初ビートルズのを聞いたかな。
「Sweet Little Sixteen / スイート・リトル・シックスティーン」1958
「Back in the USA」1959
「Carol」1959
キャロルの名前ももしかして、この曲名からかな?
とにかく活動期間が長かった。
して、公民権運動の前からのミュージシャンなんで、もちろん功績や世界的名声を得られている事実とは関係なく、その影の人種差別に晒されて(ミズーリ出身だし)苦労もした人。
けれど、そういう政治的な思想とか、黒人としての陰りとかを、まったく音楽のカラーに出さない人っていう印象もあるなー
「Nadine」1964
「No Particular Place To Go」1964
「You Never Can Tell」1964
信条とか、生き方の中にそういう影響がまったく無かったわけではないのでしょうけど…曲やステージからは伺えないってだけで(国外にいる外国人からは、見えないだけかもですが)。
…というか、事件を犯して、刑務所生活(前科餅)送ったせいもあって、その辺りを出せなかったのかもですねぇ。日本だったら、絶対に再起出来ない次元だけれども、アメリカはその辺り寛容な国なのでした。
ともあれ…彼がとっても偉大なミュージシャンだったことには違いないのです。
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2020/10/16 掲載記事より転載