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逃げ上手の若君、現代と命の重さが違いすぎる!!
お久しぶりです!
だいぶ前回の記事から間が空いてしまいました。
今回はアニメ、漫画の記事です。
『逃げ上手の若君』、ご存知ですか?
鎌倉時代の北条家最後の御曹司、時行が打倒足利尊氏を目指して成長していく物語です。
これ、『脳噛ネウロ』や『暗殺教室』の作者、松井優征先生の作品なのです。
松井先生が歴史物…?渋くなっちゃうの?とドキドキしながらアニメを見始めたのですが、いい具合の気持ち悪さとシュールさ、そして抜群の面白さ!
アニメを見終わって原作漫画も大人買いしてしまいました。
漫画を読んでいて思うのは…、簡単に人死にすぎ!!
戦ばっかりしてるので仕方ないっちゃ仕方ないんですが、雑兵とかすぐ死ぬ。ギャグみたいに死ぬ。(ギャグ要素ある漫画とはいえ)
そして主人公達、敵を討つ、つまり人を殺すことに躊躇がない…。
時代だなぁと思ってしまう。
現代が舞台の作品だったら、人一人殺すのに延々と煩悶しますよ。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で曽我兄弟の仇討ちの話ありましたが、「工藤祐経は父の敵なのです」と相談された政子(たしか)が「それはそれは、ぜひお討ちなさい」とか言っていたのでびっくりした覚えがあります。
人の命が今より軽かったのだと思わざるを得ません。
私達がいま生きているということは、先祖はそんな時代を生き抜いたわけで、よく頑張ったなぁ…と感慨もひとしおです。
ってか昔の人間野蛮だなぁ!
元々そんな感じだったのが、よくこの数百年で色々と整備されて「命は何より大事」という価値観に変わったものだ。いや、今でも地球上では戦争が起きているから、やっぱり大して変わってないんだろうな。
…って、「逃げ若」がジェノサイド漫画だってことを言いたいわけじゃないんです!
この作品は時行くんが尊氏を倒すために仲間を信じ、技を会得し強くなり、戦いを切り抜けていく、ザ・少年漫画的展開が面白いんです!
敵キャラも不気味だったりアクが強かったりで目が離せない!
もし足利庇番の彼らが現代に生きていたら…という描写が入るのもまた泣かせる。家長くん、17で死んでしまうなんて…。
生まれる時代が違ったら…なんて考えても詮無きことだけど、生まれ変わって活躍していてほしいですね。
生まれ変わるって概念がないと、人は死ぬのが怖くて生きていけない気がする…。なんだか言ってること変だけど!
ちなみに味方キャラで好きなのは北畠顕家卿です。
敵キャラで好きなのは平野将監。もう時行に討たれて退場しましたが。
ダラダラ書いてしまいましたが、今回の記事はこの辺で。
みんな、命は大事に!
ではまた次の記事でお会いしましょう!!