憧れの詰まったおこもり読書
日々、目の前の育児に追われつつもちょっとだけ現実逃避できるときはあって……
それが、本をパラパラめくる時間。
昔から本を読むスピードが遅い私は、読書も数をこなせず。1冊をゆっくりゆっくり噛み締めるように、すこーしずつ読み進めていくタイプなのですが。
今はお気に入りの2冊を、ふとした瞬間に開いては癒されています。
そこには私の憧れが詰まっていて、妻でも母でもないもともとの自分が好きだった世界観を思い出させてもらえるというか……不思議と1ページめくるだけで、「取り戻せる」感覚があるんです。
1冊目はこちら
大好きなwebメディアNEXTWEEKEND がつい最近出した「NEXTWEEKEND大全」とも言える本。ぶあつーい1冊に毎日の暮らしが嬉しく、楽しく、おいしくなる365のアイデアが詰まっていて眺めてるだけでわくわくするのですが……その根底にある「Life is a Picnic」という人生の捉え方がとっても本質的で、刺さるんです。
誰かに人生を変えてもらうなんて無理だから、ピクニックみたいに自分で好きなものを自由に広げて、時に他の人たちと持ち寄ったりして
毎日をカスタマイズしていこうよ！というのが本書が提案するピクニック思考。
「15分だけ、自分のための贅沢なケアをしてみる」「旬のフルーツでシロップを仕込む」などの具体的なハウツーもあれば、「誰かのために覚えておきたい言葉」「自分の心を解く思考術」などの思考をアップデートできるコンテンツもあって。
本自体は季節ごとに構成されているものの、どのページから読んでも楽しめる1冊です。まだ読みきれてないですが、少しずつページをめくるのが毎日のちょっとした楽しみだったりして。
私の語彙力ではなかなか良さを伝えきれないので、ぜひチェックしてみていただきたいです。
2冊目はこちら
大好きなモデル、高山都さんの本。これまでの著書も多分全部持ってますが、ついに新刊ということで！待ってました……！
高山都さんがファッションアイテムやインテリアなど、お気に入りの「もの」たちを紹介していて。高山都さんの飾らない、チャーミングな、自分らしさを大事にした生き方がわかる文章がまたよくて……こんなふうになりたいなーという憧れがぎゅっと詰まってます。
同じくモデルでありフォトグラファーとしても活躍される旦那さまとの関係も素敵で。なんと今回の写真は、全て旦那さまが撮影されているという。
こちらもまだ全て読みきれてませんが、大切に1ページずつ読み進めています。
もう1冊だけ、番外編として夫に最近プレゼントした本があって。
先月50歳になった夫が、これからどうやって生きていこう的なことをチラッと言っていたので何かヒントにならないかな？と。
自分で読んでからプレゼントしたのですが……松浦弥太郎さんが綴る、日々を楽しく・おもしろく・健やかに過ごすためのヒントがとても参考になって。松浦弥太郎さんの文章は難しくなくて、余計なものが削ぎ落とされたシンプルさがありながらも優しくて、だからこそスッと入ってくるんですよね。
夫からの感想はまだもらえてませんが、36歳の私が読んでも参考になることがたくさんあったので年齢に関係なくおすすめしたい1冊です。
年末が近づいてきて日々バタバタかと思いますが、あたたかい部屋での読書時間にぜひ手に取ってみていただけたら嬉しいです。
あたたかい飲み物でも用意しつつ、私もほっこりした「おこもり読書時間」を楽しみたいと思います。