憧れの生活
まだ寒い2月の今はきっと無理なんだろうけど。
暖かくなり始める4月~6月くらいまでに移住できればいいなぁと思うそんな場所。
北海道函館市
北海道の中でも海の面積が広い。南側に海がある、山もある、本州へも一番近い。私の条件をクリア。
さらに行ったことも、見たことも、身近な人間から話を聞いたことすらないその土地になぜ生きたいかというと。雪が好き、寒い地域の人が温かくて好き、戸建に住めそうだから、自然と折り合って人の優しさと自然の厳しさとともに生活したい、動物も好き、海鮮特にウニといくらが好き、ジャガイモちーずばたー好き、北海道といえばというものばかりな気がしてならない。
日ごろまきを割ってため込んだ納屋から巻きを暖炉の前に一日分置いてあり。
ある朝、起きるとまずコーヒーかお茶かスープを飲むためのお湯を沸かしながら、まきを暖炉に入れて火を焚き、だんだんと燃えてくる火を見ながら、窓の外を確認し今日の天気を知る。そしてその日の計画を立てつつ火に当たりながら気持ちよく二度寝。
そんな朝7時。
5分くらいうとうとして湯沸かし器の音が鳴り起される
その音でおきた愛犬のアイリッシュセター。イギリス生まれの飼い犬でレトリーバー交じりの人懐っこさと、好奇心旺盛で少し臆病な性格の図体のでかい可愛い犬。
起き抜けに元気いっぱいに私に走り寄るその子と、お茶を作りに。その日はお茶をチョイス、キッチンへ犬のご飯はドックウード缶にキャベツとニンジンを刻んで火を通したものと混ぜてあげる。人も動物も愛する家族であるので出来るだけ丁寧に、できる工夫を駆使しながら楽しみながらのんびりと過ごす。この北の大地を終の棲家として生きていきたい。
そんな空想を関東の小さいボロアパートで思いめぐらしながら
下階の住人が帰宅する夕方から毎日のように嫌がらせ音に悩まされる現実に生きながら。
そんな夢のような生活を諦めない私とその未来へ乾杯。