成長

長男5年生。
フリースクールに通い始めて3年が過ぎました。
もしかしたら中学校は、不登校特例校に通うかも知れない感じです、、、。
理由は、

「そろそろお勉強をしたい。」
そうです。それがどこまで本心なのかは計りかねます。
と言うのも、

ちょうど、フリースクールでの身の置き所に迷う時期に入ったからです。
小1から中3までのこども達が在籍する中で、真ん中辺りになる小4小5小6の時代は、大きくも小さくもない自分自身に戸惑い、頑張っても上の人達には着いて行ききれず、かと言って下の子達とでは物足りずと言う、何とも難儀な時期になります。
自ずと「はぁ…、休みたいなぁ」のため息の色がちょっと濃くなり、つられて親も揺れてしまうのです。
この状況は、息子達が通うフリースクールでは「こどもあるある」の1つで、保護者の間ではこれが始まると「思春期に入りましたね。」「付き合い方のシフトチェンジする合図だ
ね〜」と言う感じです。

それと息子は、ずっと前から同じ年代の友達が欲しくてたまらないのですが、なかなかそれが叶わずにいます。その突破口を見出すべく新天地へのチャレンジ!と言う事もあるのかなぁとぼんやり考える母なのです。

この話の口火を切ったのは夫ですが、夫に特例校の存在を知らせたのは私で、もっと言うと、なんの前触れもなくふらりと特例校に足を運び、少し困惑気味の教頭先生に丁寧に対応してもらいパンフレットを頂いて帰ったのも私なのです。
ある意味、主犯は私なのです。
フリースクールに不満がある訳ではないのですが、息子の瞳を見ていて折々に感じるのは「物足りなさ」なのです。次男の様に楽しんでいる瞳をあまり見せないのです。
フリースクールに通い始めた当初から感じていたのですが、場所の問題ではなく、本人の心持ちの問題だと考え、その事はフリースクールスタッフとも共有しています。けれども、親は揺れてしまうのです。

初めから自分に合う場なんて無い。
「合わないから、さようなら」でも良いし、それが必要な場合もあるけれど、そればかりでは根無草になってしまう。
だから、こどものうちに自らその場に働きかけたり、その場に水を合わせたりしながら「付き合い方を学ぶ」ことが生きていく上では大切なんじゃないか。

そう考え、私は長男をフリースクールへ送り出したのですが、夫には理解してもらえない気がしていました。

けれども、最近夫と長男の様子を話していた時にポロッと口にした言葉に驚きました。
長男が勉強に着いていけるか心配しているみたい、と言う私の話を聞いた夫は
「もしかしたら、このままフリースクールの方が良いのかも知れないと思う時もある。やっと元気になってきたのに特例校に通い、頑張り過ぎて前の様に疲れきってしまうのではないか心配だ。」と返してきたのです。

基本的に学歴重視の夫も、やはり父親で、それなりに成長しているのだと感じたのでした。

長男はどうしたいのか、
私に何が出来るのか、
迷ってばかりです。

とりあえず
在籍校の担任に特例校への転入希望を伝えるところから始めてみます。

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