2030年に必要とされるスキル、必要とされないスキル
◆2030年に必要とされるスキル
1位 戦略的学習力
2位 心理学
3位 指導力
4位 社会的洞察力
5位 社会学・人類学
6位 教育学
7位 協調性
8位 独創性
9位 発想の豊かさ
10位 アクティブラーニング
◆2030年に必要とされないスキル
1位 操作の正確さ
2位 手作業のすばやさ
3位 レートを制御する力
4位 手作業の器用さ
5位 指先の器用さ
6位 機材を操作する力
7位 応答のすばやさ
8位 手作業の正確さ
9位 機材を管理する力
10位 反応の正確さ
出展:The Future of Skills:Employment in 2030-University of Oxford
ブンブンどりむの保護者向けの読み物があり、その中の『教育の現場から vol.165』(秋田 洋和)から引用しています。(2〜3か月遅れてWEB公開されるようです)
こちらのコラムを読んで2030年に1番必要とされている『戦略的学習力』とは何かわからず、ハテナ、となりました。
「戦略的学習力」とは、新しいことを学ぶ(教える)際に、状況に応じて最適な学習法を選び実践できるスキルのことを指すことがわかりました。
これを筆者の秋田さんがまとめられた考え3つのうち、『より効率的に学ぶ力』は意識しておきたいと思った内容でした。
(前略)保護者は様々な情報を取捨選択して、お子さまに最適な「時間の使い方」を見極めなければなりません。これも「戦略的学習力」で、我々大人が範を示してあげる場面はたくさんあるはずです。溢れるほどたくさんある情報の中から正しいものを選択し、実践し続ける習慣は、お子さまが社会に出る頃にはますます重要視されるはずです。
また、結びにある言葉も納得です。
受験は人生においての通過点であり、そこで得られるものは学歴だけではありません。
「戦略的学習力」のようなスキルを身につけようと意識したか否かの差は、お子さまが社会人になった後、20年・30年と経過した頃に初めて視覚化できるのかもしれません。
受験で勉強したことは、職業の選択によると思いますが、ほとんどが今、役に立っていません。受験科目でなかった、世界史、美術や音楽など教養的な要素の方が、色々な方と働く上で背景理解に必要だったり、旅行や美術館へ行くなどの経験をより豊かなものにしてくれ、もっと学ぼうと思うこの頃です。それは、今だからそんな風に思うのかもしれません。