気持ち
こんにちは。りおんです。
最近、昔よく聴いてた曲やよく見てたアニメのOPEDなど掘り返してるのですが、FLOWというバンドの「Sign」という曲が好きです。
バンド自体の技術がどうとかはあまりよく分からないのですが、自信を持って言えるのが、歌詞が好きということです。その中でも好きなフレーズが
①「忘れてしまえばいいよ 感じなくなっちゃえばいい」
②「傷つかない強さよりも 傷つけない優しさを」
③「その痛みがいつも君を守ってるんだ」
④「あの泣き声は間違いなく そう 自分のだった」
⑤「忘れないでね 笑顔の訳を」
の5つです。
①は歌の入りの部分で⑤は終盤の方。深いことは考えないにしても、最初では「忘れてしまえばいい」、最後には「忘れないで」。この対比というか、1曲の中でまとまってる感じがします。
この曲をよく聴いていた時期、②の歌詞がすごく刺さりました。
私は、他の人に嫌われること、それが原因で自分が傷つくことを怖いと感じます。そしてそれが悪いことだと心のどこかで思っています。自分自身の中に芯がない、悪いというより弱い自分を感じてすごく嫌なのかもしれません。
しかし②の歌詞が弱くはないと言ってくれているように感じました。「傷つかない強さ」は私の上の気持ちとは多分違うものです。端的に言えばもし嫌われてもメンタルを保って、いわば「一匹狼」のような強さ。
私が弱いと思う特徴の逆。つまりそうならなければと思う対象。でもだからこそ、それを、否定とまではいかないけれど二の次、と伝えてくれる歌詞がすごく響きました。
この曲を聴いて、自分が傷つくことよりも他の人傷つけないことに重点を置くべきだ、という、今思えば普通のことを感じました。この曲を聴くたびに、そう初めて感じた原点に戻れるような気がします。
そこに繋がっている歌詞が③だと私は思います。自分なりの解釈ですが、自分が傷ついたことによる痛みが自分を守ってくれる、だから怖くない、と言っているのではないか、と。
これから先もこの曲を聴くたびに、そう初めて感じた日、今の私の原点に戻れるような心地がするだろうと思っています。大切にしたい1曲です。
普段人と接しているときに一文字一文字発するごとにそんなに強く「優しさ」を意識する人は少ないと思います。この曲を聴くとそこに意識がいきます。
理想論にはなりますが、この先、痛みを隠すより、他の人に優しさを分けることに力を注ぎたいと思えました。
たまに聴いて今日書いたような当時の気持ちを思い出したり、今聴くからこそ感じることを大切にしたいなあと思う日曜日の朝でした。
歌詞サイトとYouTubeのリンク貼っておくので是非聴いてみてくださいね。ではまたそのうち、どこかで。
ばいちゃ。
歌詞
http://j-lyric.net/artist/a015329/l01d4ac.html
YouTube
https://youtu.be/_N5JJ18iv54
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