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汚部屋の住人が10年間メルカリを続けた結果
私がメルカリを始めたのは10年前、高校2年生の頃。
当時の私の部屋は、足の踏み場もない正真正銘の「汚部屋」でした。
休日の朝早く「今日こそは、部屋を片付けるぞ!」と意気込む。
夕方になっても何一つ変わっていない部屋を見て、途方に暮れる。
その繰り返し。
ボロボロのプリントや教科書、脱いだ服や小物が足元に散乱した部屋で、自己嫌悪に苛まれていました。
しかしそんな汚部屋も、メルカリを通して生まれ変わることに。
何をどう片付ければいいかわからず、物にまみれた部屋で途方に暮れているあなた。
きっと、あなたとあなたの部屋も変われます。
汚部屋の住人はメルカリをどう使っていたか
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私が10年間続けていたこと。
①ときめかない物・不要な物を探し出す
②メルカリに出品する
(①・②を繰り返す)
たったこれだけです。
シンプルですが、①ときめかない物・不要な物を探し出す、ここが大変。
「高かったのに安く手放すなんて嫌」
「(何年も使ってないけど)まだ使うかも知れないし」
そんなときは、こう考えます。
この「物」は、幸せだろうか?
変な話ですが、自分がその「物」になったつもりで想像してみてください。
・暗いクローゼットの中で、1年も2年も出番がないまま、ぎゅうぎゅうに閉じ込められている。
・食器棚の中で、「お客さんが来たときに使うかも」と、新品のまま何年も触れられていない。
・化粧ポーチの中で、「使いづらいけど、高かったしもったいないから」と放置されたまま、劣化していく。
・もう興味を持たれていないのに、本棚の中で埃を被ったままでいる。
こんな状況にさらされていたらどうでしょうか?
悲しくなりませんか?
大切に扱われていない物は、マイナスのエネルギーを発します。
物が輝くのは、命ある存在と同じく、大切にされてこそ。
私がその物なら、今は必要としていない人の元にいるよりも、自分を必要としている人のところで最大限活用されて、人生ならぬ【物生】をまっとうしたいです。
そんなふうに考えていると、なかなか執着から手放せなかった物も、ある時ふと「もういいか、この物を必要としている次の人に譲ろう」という気持ちになります(かなり時間がかかることも)。
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今後も必要のない物・ときめかない物なら、メルカリで譲る・思い切って捨てる(=解放する)ことも、物との限りある縁を大切にすることではないでしょうか。
【素敵な靴は、あなたを素敵な場所へと連れて行ってくれる】というフランスのことわざのように、物を大切にすると、その物がまた次のよろこびを運んできてくれると感じています。
・車に乗るときに、「いつも安全に運んでくれて、ありがとう」と言う。
・スマホをつい落とした時に、「ごめんね」と(心の中でも)言う。
・愛用していた物を譲る・処分するときは、感謝の気持ちを込めてお別れする。
身の回りのものに愛情をもって接していると、不思議と自分のダメなところを許し、受け入れられるようになりました。
それは、物を大切に扱うということが、愛の行動そのものだからかもしれません。
愛をもって行動している時に、自分を否定することは難しいですね。
10年メルカリを続けて、汚部屋はどうなったのか
「足の踏み場もない汚部屋」は、10年メルカリを続けた結果。
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「多少散らかった部屋」になりました。
もともと整理整頓が苦手なところは直っていないので、相変わらず部屋は散らかります。
ですがメルカリのおかげで圧倒的に物が減ったので、基本的には少々の散らかりですんでいます(笑)
整理整頓ができないあなたも、汚部屋に苦しんでいるあなたも、まずはメルカリを通して物の総量を減らすことを意識してみてください。
10年後にはきっと、部屋の綺麗さも、自己肯定感も多少上がったあなたになれているはずです。