顔の見える福祉を目指して
新年度ですね。
僕も新年度、ということで新しい取り組みを始めてみようと思います。
以前からちょくちょく言葉にしていたんですが、僕は「支援者のコミュニケーションには価値がある」という持論を持っています。
僕ら支援者は語弊があるかも知れませんが、結構「想い」で仕事をしています。
法人の方針や事業所のカラーももちろんありますが、一人ひとりの支援者がそれぞれにいろんなカタチの想いを秘めながら支援に従事しています。
ところが、その想いや思考ってなかなか見えることがありません。
事業の形、事業所の外観やカリキュラム、取り組んでいる作業や生み出している商品なんかは結構いろんな場面で取り沙汰されるんですが、僕ら支援者がどんな想いを持って支援そのものに携わっているのか、ということって意外とフォーカスされないんですよね。
つまり、なかなか「顔が見えない」んです。
福祉がもっと「顔が見える」、つまり想いや思考まで見えると、もっともっと社会の中に知られていったり、もしかしたら今まであまり見えなかったことで生まれていた偏見とか誤解、みたいなものも解消されていったりするんじゃないか、と思うようになりました。
僕は少なくともいろんな支援者さんとお話しさせてもらって、本当に勉強になったり色々気付かされたりしてきて刺激を受けています。
それが支援に反映されたり、新しいアクションのヒントになったりしてきました。
そういったものがもっとあちこちで生まれてくるともっともっと福祉ってワクワクするものになるような気がするんです。
そして、ちょっとマイナーな業界である福祉業がもう少し自然に社会の中にあるものとして知られていってほしいな、と思っています。
本当に支援者のコミュニケーションに価値があるのか。
これはある意味の実験でもあります。そういう意味では「Labo」という名前がふさわしいかも知れませんね。
どんなチャンネルになるかはまだ僕にも分かりません。
でも絶対に面白い番組にしていこうと思っているので、是非試しにご覧になってみてください。
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