「喋るように文章を書いて伝える」練習をしようと思い立った vol.1
突然なんですが、僕、割と喋るのは得意なんです。
お題を決めて2時間くらいはノープランでも一貫性のある話はできる程度に。
なんですが、どうもこれが「書く」となったらイマイチ面白くない。(注:決してしゃべりが面白いという意味ではない)
喋るのと書くのとで生まれるギャップにいつも自分でイライラ…
感覚的にも喋ってるときの感覚じゃないから自分で楽しめない。
物書きになりたいわけじゃないんですが、少なくとも最近はオンラインで「発信」をする事も少なくはないので、せめて自分で違和感を感じない文章くらいは書けるようになりたいんです。
上手な文章を書くことが目的なんじゃなくて、自分の言葉として書けるようになりたいということが目的なんです。
こういうnoteなんかは、僕は「誰かに向けて」書いているわけじゃないことがほとんどなんですが、今自分がやっているオンラインコミュニティ「margin」では、確実にメンバーに向けて記事を書いているので、「文章を読ませている」にしたくないんです。僕が喋っているかの如く読んでほしいんです。
自分が読んで気持ち悪いと思うものをお届けするの嫌じゃないですか。しっくりこないことをずっとやり続けるのって。
多分この15〜6年、僕の「書く」の表現は「仕事の文書」が圧倒的な数で、堅苦しいもんばっか書いてきたから変な癖ついてるんだろうなぁ、とも思いつつ、そういや喋ることに関しては、いっときアホみたいに練習したから上手くなったのかなぁ、と思い返し、
じゃあ、「文章を書く練習」を人に見られる環境で場数踏むしかない
と結論し、お目汚しになるかもしれないけども、「公開スパーリング」をする事にしました。
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m(
って、どうやって練習すんの!?
分からないけど、まずは僕の話し方を一回分析してみるといいんじゃないかと思います。
だって、ゴールは「喋っているように文章を書く事」なので、つまりは僕が普段どういう風に喋っているのかのエッセンスを取り出して整理したらヒントが見えるはずなんです。
その上で、自分の今の文章の書き方と対比しながら、文章の組み立て方や言葉選び、センテンスの並べ方などを【何度も何度も書きながらチェックして】叩き上げていく、という方法でやってみたらいいのかな、という風に考えています。
なので、noteの記事としては【練習の記事】の後【自己反省+自己分析の記事】のループを繰り返す感じになるんじゃないかと思います。
僕の話し方、喋り方の特長をまず整理
ひとつの事象とか問題をそのまま考えても話しても本質が見えてこないので、整理のために因数分解をする
何事にも必ず因果関係があるから、それを紐つける
人に伝えるときは3つくらいまでにまとめる
言葉をいたずらに増やしてもこんがらがるので、身近なもので「喩える」
起承転結、じゃないかもしれないけど、話にはストーリー性がないとつまらない
でも、きちんと根拠を示す
場合によっては「端的に」箇条で伝える事もある
…とまぁこんなところかな。
なんで自分の文章は堅苦しくてつまらない?
思い返したら、昔は僕は筆まめで、携帯電話が今みたいに普及する前はよく手紙を書いていました。なので文章を書くこと自体はそんなに下手くそなわけではないんだと思います。
しかし、社会に出てから僕が書いてきた文章は、「稟議書」「報告書」「提案書・企画書」ばっかりで、口語体じゃなくて文語体の文章がほとんど。しかもこういうビジネス文書って書き方みたいなものがあるじゃないですか。フォーマットみたいのが。それに沿わないといけないのでだんだんそれが染み込んでいったんだと思います。
自分の習慣になってしまっていることとして一番致命的かも知れないのは、「主観を込めない客観的事実をもとに」という習慣かもしれない。
いわゆる社内文書って、上長から組織のトップまで回覧してもらって承認を得ていくものなので、「自分の思い」とか「書き手の個性」なんてものを入れ込んでしまうと読みにくいんですね。だからどこまでも自分の主観を抜いて、客観的な事実を抜き出して、データを示して、という組み立てたが染み付いたんでしょう。
こうして整理して今の自分を眺めてみると、随分と社会人になってから仕方ないとはいえ「個」を殺してきたもんだ、と思います。
でもね、言い訳させてもらうと、そこそこ文章力あるつもりでいたのに、社会に出てその文章を用いて作るものが通らないのって腹が立つじゃないですか。だから絶対にグウの音も出ないやつを作りたいじゃないですか。
ということで、それを踏まえて次回から練習記事を投稿してみようと思います。
でも、本当に練習のためだけに記事を書くのは僕もつまらないので、テーマ的にはそれなりに選んで書きたいと思います。
よかったらダメ出しして下さい。それを糧に、こういった発信物、ひいては自分のコミュニティの記事の精度を高めていきたいと思います。
多分そこそこメルマガとしても面白い記事自体は投稿できると思うので、興味があれば是非覗いて下さい。
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