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佐倉城跡に行った 〜恐るべし佐倉市〜

なんだか城好きの人みたいに連続投稿しているが、例によってそんなに佐倉城そのものに興味があったわけではない。
単に快晴なのに家の中にいるのものなーという気持ちになったので、パッと思いついた100名城、そこそこ近い場所で!みたいなユルい動機。

どうやら、佐倉城そのものはまたしても城跡らしく(冷静に考えれば、昔の建築である上に、そもそも戦闘のために作られた要塞なので、負けたら壊されるだろうし当たり前である)、正直あんまり唆られないのだが、佐倉は結構有名な城下町で、結構いろんな見所があるということらしく、むしろ町巡りのほうに期待を膨らませるおじさんなのであった。

その城下町の感想

昼ご飯に行った蕎麦屋さんの雰囲気は良かった。創業100年ということらしく、確かな歴史を感じる。
https://tabelog.com/chiba/A1204/A120402/12005184/
…しかし、歴史は感じるが、お〜城下町だ!的な感じはしなかった気がする。
気がするので、このままではまた城の跡だけ見て終わってしまう…。
と思いきや!佐倉市は見所いっぱいで、こんなもんじゃ終わらなかったのだ。

恐るべし佐倉市その1:ゆるキャラがめちゃくちゃかわいい

早速街と全然関係ないわけだが、ゆるキャラ(実はもう死語?)の『カムロ』ちゃんがメチャクチャかわいくてビックリした。なお、イントネーションは『カ(↑)ムロ(↓)』ちゃん。

400周年記念町興し(400年ってサラりと書いたが本当に凄いの一言である)の一環で産み出され、もう10年近く佐倉の町興しに一役買っている…らしい。息が長い。
http://www.city.sakura.lg.jp/sakura/sakura400/400character/

街のなかではちょこちょこカムロちゃんグッズが販売されていて、なんとオリジナルCDまで出ていた。
すごいよカムロちゃん!

恐るべし佐倉市その2: 佐倉だけに?

佐倉城跡は、『佐倉城址公園』という緑豊かな施設になっていた。
確かに城そのものはまたしても『〜〜があった跡』しかなくて「ふーん」って感じだったが…。
佐倉城址公園はたくさん桜が植えてあって(佐倉だけに?)、季節的にちょこちょこ咲き始めていたのだ!
しかも天気は快晴。気温も快適、メチャクチャ気分が良かった!
正直、城跡はどうでも良くなってしまった。これからもっと咲くだろうし、きっと近隣の良いお花見スポットなんだろうな。

恐るべし佐倉市その3:とんでもない博物館がある

これは厳密にいうと佐倉市がすごいってわけでもないと思うが、佐倉城址公園の敷地内に併設されていた『国立歴史民俗博物館』。これが本当に凄かった。
まず、歴史民俗博物館というだけあって、古代から現代に至るまで、日本の歴史とその時代時代を生きた人々の文化そのものが展示されている。
しかも全体的に写真撮影可能。


一部写真撮影出来ないコーナーがあったが、それはまさに『日本の歴史』できちんと真実を教えていかないといけないような事柄に関わるものだった。(差別とか、迫害とか)

個人的には、近代、それも戦争に向かっていく時代と、アイヌに関する展示が興味深かった。とても貴重であろう、歴史の証拠たる実物がそのまま展示されている。

この博物館は、貴重な写真や映像がそこかしこに展示されている。正直とても1日では見切れないだろう。というか私は全然見切れなかった。
日本史の授業はここをオリエンテーションさせればいいんじゃないかな?と思えるくらい素晴らしい博物館だと思う。さすが国立。
(江戸時代の花開いた町民文化なんて、実際の展示を見るのが一番良いだろう。)

残念なことに、一番古代の展示が 3/19までリニューアル改装中で見られなかったのだが、これは良い機会ということで、もう1度行こうかな。図書館もあったが、どんな蔵書があるのか大変興味深い。


そんなわけで、プラっと行った佐倉市は、佐倉城に興味なんてなくても、行く価値のある素晴らしい街だった。
特に、博物館が嫌いじゃないなら1回行ってみるのも良いと思う。

最後に、カムロちゃんは推せる!

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気が向いたらぜひ! ※頂戴したお金は、日本経済を回した後、当方の胃袋の中に消えます(笑)