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噂どおり蔵王キツネ村は最高だった②

 そんなわけで蔵王キツネ村が最高オブ最高だったため、ぜひ皆さんも来訪してほしいのだが、実際に訪れるまでにはいくつかハードルがあると思う。
 これは実際行きたいな〜と思っていたものの、数年は重い腰を上げられなかった自分の実体験に基づいている。
 ここでは、蔵王キツネ村来訪のハードルと、その解決策を記しておきたいと思う。

①交通手段

 やはりこれである。特に都内在住の人間は車を持っていない方も多いと思われる。何を隠そう私も交通弱者で、自転車すら持っていない。
 蔵王キツネ村の最寄駅は東北新幹線の「白石蔵王」駅なのだが(失礼ながら、まず白石蔵王駅で下車したことがなかったし、未だに蔵王連峰があることしかわからない)、蔵王キツネ村まではその駅から車で30分くらいは掛かる。
 レンタカーを借りれば万事解決だが、何を隠そう私はペーパードライバー(ゴールデンライセンス)。下手すれば雪が降る中山道を運転するのはまさしく自殺行為である。
 しかも新幹線で飲酒出来ない(これは由々しき問題である)。

  (道中〜キツネ村。THE・雪景色!)

 ではそんな我々はどうすればいいか。
 そう、送迎をお願いすれば良いだけである。
 とは言っても、残念ながら蔵王キツネ村には送迎サービスはない。
 しかし諦めるのはまだ早い。しっかり提携(多分)している宿があり、そこは「蔵王キツネ村送迎付きプラン」を提供してくれているのである。

 白石温泉 薬師の湯 → http://yakushi-yu.com/spa.php

 こちらの「蔵王キツネ村送迎付きプラン」を予約すると、白石蔵王駅に到着した時点で送迎車が待機してくれていて、蔵王キツネ村まで送ってくれる。
 そして、思う存分キツネを堪能したところで、蔵王キツネ村から宿まで送ってくれるのである。
 これだけでも私には十分だったわけだが…

②宿泊施設

 「白石温泉 薬師の湯」は、白石蔵王という場所でいかに生き残るか、きちんと考えて努力をしている宿だと思う。
 失礼ながら私は、この宿は蔵王キツネ村への送迎プランがウリなだけで、いわゆる宿としての評価は可もなく不可もないんだろうなと思っていた。

 しかし行ってみれば、確かに設備は若干古いが清掃が行き届いており、風呂はしっかり温泉。電話応対もしっかりしていて、従業員さん達のホスピタリティが素晴らしかった。
  そして何より、食事が大変美味しかった。

 現地の新鮮な素材をふんだんに用いて、調理にも細かな注意が行き届いていた。この料理はまた食べに行く価値があると思わせてくれた。
 意外な伏兵、白石蔵王おそるべしである。

 そんなわけで、蔵王キツネ村に行くまでのハードルを書いていくつもりが、宿を褒めちぎるだけで終わってしまった。
 だが、少なくとも交通手段と宿泊施設には何の心配もないというだけでも、少しは足が向くというものではないだろうか。ないかな…?(つづく)


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