見出し画像

気が付けば1年 〜モノの変化〜

noteを始めて1年余が過ぎた。
日記的な何かをこんなに継続出来ているのは初めてのことである。
(気が向いた時だけ書いているのだから続くのは当たり前という説あり)

あらためて見返してみれば、このnoteの最初のエントリは『はじめてのソロキャンプ』だった。


そう、色んなことがあって身軽になりたかった私が、やってみたくてやったこと。

あの時持っていったモノ、全てに満足していたし、今でもずっと使い込んでいる。
しかし人は変わり続けるもの。
ソロキャンプに始まったアウトドア的な趣味が少しずつ登山とかに派生してくると、どうしても気になることが出てきた。

それは…身軽になりたいのに荷物が重い!!

重さを感じなくなるように身体を鍛えなさい、訓練しなさい、というのはごもっとも。がんばります。
しかしながら、道具を考え抜いて更新していくのも、身軽になることへの立派なアプローチだと思う。(と、新しいモノをすぐに試したくなる自分に言い訳している)

そこで、この1年、荷物をさらに軽くしたいと考え出した私が更新したいくつかのモノをメモがてら紹介していきたいと思う。

余談だが、この考え、最近(でもない?)流行りのウルトラライトギアに感化されている部分が大きいと自分でも思う。
これに関しては、いくつかの本がKindleUnlimitedで読む事が出来るが、中でもオススメの本を紹介しておきます。
軽妙な文章でスッと入ってくるので、別にアウトドアだとかウルトラライトギアに興味がなくても、読み物として面白いと思う。

バックパック

バックパックとは重いものだ。
なにせ、50リットル以上もモノを入れる事が出来るのだ。『生活を背負う』。しっかりしたモノなら1.5キロは軽く超えてくるのもやむを得ない。
昨年、ソロキャンプを始めた時に私が使っていたモノはこれだ。

予め断っておくと、このバックパックに対する不満は、「重い気がする」以外全くなかったと言っても過言ではない。
防水パックなどつけなくても二重構造で完全防水だし、背骨に綺麗に沿うような独自のフィッシュボーン構造は素晴らしい。使い勝手だって良かった。トップリッドまで買ってしまったほどのお気に入り。

それを踏まえた上で買ったバックパックはこれである。

このバックパックは軽い!とにかくこれに尽きる。
後は、このメーカーさんは、noteもやっていたりするのだが、エントリがいちいち面白いのだ。これでヒマラヤに行ったなんて話を聞いていると、品質への安心感も増すし、欲しくなってしまうではないか!
あとデザインも最高にクール。テンションが上がる。

画像1

これで、重さがなんと 1660g→ 625g。

荷物が軽くなった分、他に色々なものを持っていける。
山頂で飲むコーヒーやお酒は格別に美味しいが、相応に重いのだ!

※勘違いしてはならないのは、重いモノは重いだけの機能性や価値があるということ。
例えば防水とか、例えばたくさんのポケットとか、例えば疲れないような機構とか。

テント

テントだって重いものだ。
これがないと眠れない。これがないと居場所がないようなものなのだ。
色々な構造のテントがあるが、私が使っているのは『ドマドームライト2』というテント。

ドマドームライト2は居住性も高く、丈夫で、風にも強い。
他のテントを試したわけでもないが、このテント、大好きである。
しかしながら、ドマドームライト2は3ポールテント。
あのテントの布的な部分にプラスして、金属のポールを3本持っていかないといけないわけだ。持って歩く分には少し重いかもしれない。(もちろん、この性能でこの軽さを実現している事がどれだけ凄いことかは言うまでもないが)

それを踏まえた上で買ったテントはこちらである。

軽い!とにかくこれに尽きる。(2回目)
いわゆるワンポールテントというもので、とんがり頭の可愛い奴である。
このローカスギアというメーカーさんも、日本の職人気質なアウトドアブランドで、製品のストーリーやこだわり、実績を見ていると欲しくなってしまう危険な魅力に溢れている。

これで重さがなんと、 2000g → 850g(ポール1本分の重さを含む)!

背負って1日歩くような時は、クフの方が良さそうだ。モノは使い分けである。

細々としたモノも…

例えばこういう軽量化も試してみた。

エスビットという専用の固形燃料を乗せるだけ。
これはとても軽くて、1回分が計算しやすい。
別にアウトドアでなくても経験があるかもしれないが、ガス缶の残りガスが足りるか気になったり、複数の缶に少しずつ残ってしまったり、という事からも解放される。
ただし火力は比べるべくもないし、風の中で使えないとか色々な問題もあるので、まさに一長一短なのだ。

心身を健康に保ち、道具に使われないように、身軽に生きる!

交通標語みたいになってきたが、まさに最近の人生の標語である。
ガジェットだって、キャンプ用品だって、家電だって、ちょっと前からは考えられないくらい便利になっている。
そんな素晴らしいモノ達をしっかり選んで、溺れず使われず使いこなし、心身を健康に保ち、身軽に生きていきたい。
金沢の人間ドックに向かう新幹線『はくたか』の中で気持ちを新たにするおじさんなのであった。
本年もよろしくお願い致します。(おわり)

いいなと思ったら応援しよう!

AT
気が向いたらぜひ! ※頂戴したお金は、日本経済を回した後、当方の胃袋の中に消えます(笑)