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痩せてガリガリ、毛がパサパサになってしまったうちの猫を回復させた話【その2】
↓↓↓前回のお話はこちら↓↓↓
【前回の概要】
食欲不振、体重減少、脱毛などの症状が目立ってきた我が家の猫、みかん(2才♀)。
【彼女の健康を取り戻すために取った対策】
・ストレス源から距離を取る
・日常に狩り=遊びを多く取り入れることでストレス耐性をつける
・水をもっと飲ませる工夫
このnoteでは3つ目の水をもっと飲ませる工夫について主に書きたいと思います。
文字通り、”いのちの水”
みなさんはミックスフィーディングという言葉をご存知ですか❓
〜引用〜
日本獣医生命科学大学の川角浩先生は次のように話しています。
「猫の生命の営みには、特に水の代謝が不可欠で、猫の病気の70%以上は脱水に関係した病気と考えられています。水は体内に取り入れた栄養を全身へ運び、消化を助け、さらに酵素を働きやすくさせる役割を担います。猫は犬より水分濃縮能が高く、一度に摂取できる水が体重の4%程度と少ないために、猫泌尿器症候群(FUS)に罹患しやすくなります。いかに猫に水を飲んでもらうかが大切です」。
猫と水の関係の重要性は別のnoteでも書いているのでぜひそちらも読んでください。
猫には水が不足しがちでこれを放置しておくと、もう回復できない程に臓器にダメージが蓄積されてしまうのです。
そして、食欲不振に陥っていたみかんはこの頃、ごはんだけでなくお水を飲む量も減っていたのです。
(これはまずい!!)
以前からお水の重要性に注目していた私は、それまでドライフードをお水でふやかしてあげていました。
しかし、食欲が落ちたみかんはお水に浸かったフードは完食せずぷいっとそっぽを向くようになってしまいました。
ウェットフードに変えるという選択肢もありましたが、みかんはまだ2才。
今、ウェットフードしか食べない子になってしまうのは正直避けたい…!
やれるだけやってみて、どうしてもだめだったら最後の手段に取っておこうと思いました。
そこからなんとかしてお水を飲ませようと試行錯誤が始まりました。
そして、2ヶ月ほどしてやっと解決策を見つけました…!!
日本初、もしかして世界初…?
そして生まれたのが、フードに添えて食べる手づくりゼリーの素です。
粉末をお湯に溶かすだけで、ゼリー液が完成します✨
材料は猫が好む動物性タンパク質を使います。
ゼラチンとチキンエキスパウダーのみとこれ以上ない位にシンプルな原材料。
ゼラチンでお水を食べやすい固さに固めることで、水を飲むのではなく食べるという新しい形になりました。
20回以上試作を繰り返し、やっと完成しました😂
最初の頃は、みかんは匂いを嗅ぐだけで全く食べてくれませんでした💦
猫の栄養学の教科書とにらめっこしながら、少しずつ改良していきました。
その結果、なんとみかんはフードを完食するだけでなく、このゼリーの方を先に食べ終わるという嬉しい姿を見せてくれるようになりました💕
一時期はガリガリに痩せ、ぱさぱさの毛並みになってしまったみかんでしたが、ゼリーの改良が進むごとに体調はどんどん回復しいつの間にか脱毛症状も治っていました✨
ねこ用のゼリーを作った当初、私の目的は「食欲が落ちてお水を飲まなくなったみかんを元気にしたい」でした。
その目的が達成された結果、副次的に他にもたくさんの良い変化がありました。
正直言って予想外な嬉しいことがあったのでぜひ猫飼いの皆さんと追々シェアしていきたいと思います。
次の記事をお楽しみに♪
また、instagramではこのゼリーについての情報を発信しています。
こちらもみてくださると嬉しいです♪
ねこ https://www.instagram.com/gelletta_cat/
では、明日もすてきなねこライフを✨