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③はじめての中国【雑記編】

このnoteはとある普通の日本人女性が初めて中国を訪れた時に見聞きした事柄をシェアするために書きました。あくまでも3泊4日、上海にしか滞在していませんのでその狭い範囲での印象になりますことをご了承ください。
このnoteの前に書いたのはこちらの2記事。

このnoteは【雑記】となっています。自分の備忘録として覚えておきたいことを記します。


都会の中のオアシス

上海に到着しホテルにチェックイン後、夜は自由行動の時間があったのでホテルから徒歩5分のところにある公園を散歩。

新宿御苑っぽい
謎の豆もやしのオブジェ

芝生の手入れが行き届いていてとっても気持ちの良い公園でした。周囲は高層ビルが立ち並び、地下鉄の駅に直結しているらしく、たくさんの人が行き交っていました。
ウォーキングやバドミントンを楽しむ人達、ベンチで本を読むご老人、池のほとりで瓶を片手に寝そべる若者、魚を捕まえようとする子供たち…
私もしばし池のほとりでぼーっとしていたらいつの間にか日が暮れてきたのでホテルに帰ることにしました。(夏は19時に閉門するらしい)

公園出口を探して歩いていたら人通りの少ない小径もありましたが、そこかしこに監視カメラがあるのでこういう時は安心。結果論にはなりますが、女性ひとりで歩いていても危険な感じはしませんでした。

ファイヤーウォール

渡航する前に「中国ではInstagramやLINEは使えない」と聞いたことがありました。中国国内では「グレート・ファイアウォール」というネット検閲システムが全土に敷かれており、インターネットの閲覧や通信が制限されているからです。
言論統制、自国のIT産業の保護が目的とされています。

中国ではInstagram、Google、Facebook、X(旧Twitter)、LINEなどの海外サービスはこの制限にひっかかるため、滞在期間中は家族との連絡が取れないのが心配だな…と思っていましたが、結論から言うと私は何の問題もなく使えました。
多分海外ローミングにはこの制限は適用されないのでしょう。利用するキャリアやレンタルWi-fiの種類により、使用できるかが分かれるようです。

方向音痴の私はGoogleMapがないとすぐ迷子になるし、Googleレンズがないととても不便だったので、これは死活問題でした。

物干し竿と高層ビル

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上海の風景はまさに混沌と形容するのにふさわしかったです。
モダンなデザインのバッキバキの高層ビルと、古ぼけた集合住宅が混在していました。
集合住宅を観察して、まず目につくのは存在感のある物干し竿
2メートル位の長さの物干し竿がびよーーんと飛び出しています。洗濯物が飛ばされそうだなー、落としたら回収できるのかなぁ…なんて考えちゃいました。
日本の集合住宅との大きな違いは多分ベランダ(バルコニー)の有無です。
ベランダがないのでエアコンの室外機が外壁に剥き出しな建物が非常に多かったです。
中国の他の地方ではどうなのか知りませんが、少なくとも上海でベランダのある集合住宅は2棟しか見かけませんでした(私調べ)

腰高窓+物干し竿 > サンルーム(室内バルコニー)の中に干し場 >>> ベランダ

多分、セキュリティの問題なのでしょう。
鉄格子のある窓もたくさん見かけました。(特に低層集合住宅の最上階)

乾燥機能付き洗濯機の普及率ってどれ位なんだろう?需要がありそう🤔

ごはん

滞在中に一度、昼食を食べるために大型ショッピングモールに入りました。
飲食店フロアを歩いて思ったのが「ごはんの選択肢が日本と比べて少なく見える」ということ(特に国外料理)。

例)日本のとある商業施設の飲食店
和食…すし、そば、定食屋、焼き肉屋、しゃぶしゃぶ、ラーメン屋、とんかつ屋
洋食…パスタ、ステーキ屋、ハンバーガー
その他…インドカレー、本格中華、タイ料理レストラン

今回寄ったショッピングモールの飲食店
中華料理…香港料理、四川料理、小籠包、焼肉丼、上海料理、最近話題の米メンのお店
それ以外…タイ料理

中国は国土が広く、地域により料理の種類が異なるので、同じ【中華料理】でも非常に幅が広いんですね。
こうして書き出してみて改めて気づきましたが、日本の食は特に和食以外の選択肢が多いです。

自動串焼きくるくるマシーン

2005年、12年ぶりに来日した米国ポップス界の女王・マドンナ。
記者会見で「日本の食べ物、ファッションが大好きだけど、何よりも温かい便座(ウォシュレット)にずっと会いたかった」と語ったそうです。

海外で出会った自国にはない良いもの。私にとってそれはこれでした。

動画でお見せしたいけどできないのがもどかしいのですが、この串、自動で回転するんです…!
串の根本についている歯車と、コンロの縁の等間隔に並んだ凹みをかちっと合わせると、あら不思議☆
コンロ側の鉄板がゆっくり動いて、串をいい具合に回転させてくれるんです!おしゃべりに夢中になっている間も目の前で肉をくるくるしてくれるので焦げない!しかも炭火焼き!!
お肉が焼けた後は串を上段に移動します。焼けすぎてお肉が固くなることもないし保温もしてくれます。
提供側も焼く手間が省けるしこれはぜひ日本でも導入してほしいと思った素敵マシーンでした。

パスポートのありがたさ

上海浦東国際空港↔成田空港間は約3時間のフライト。
帰りは寝不足+二日酔いでほとんど寝ていました😓
入国審査ゲートは、日本人用と外国人で分かれており、同じ便に乗っていたほとんどの人が外国人用のゲートに入っていきました。

ゲートの分岐点で対応していた空港職員の方が私のパスポートを見て
「あっ、日本人の方ですね、こちらにどうぞ。」
と声をかけてくださった瞬間に緊張の糸がばらっとほどけた音が聞こえました。
自覚していた以上に気を張っていたんでしょうね。
入国審査は自動改札機のようなゲートで簡単に終わりました。

この時に、事前準備も役に立ちました。

入国手続に必要な情報をあらかじめWEBで入力しておけば、必要な時にQRコードをさっと出し、それでおしまいです。
疲れて帰ってきた時にこれは本当にありがたい…

Visit Japan Webは中国に限らず海外からの帰国時に便利なので、次回も忘れずに使おうと思います。

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