猫が大好きすぎて、新商品を開発しました。
2020年10月27日、生まれて初めてプレスリリースというものを出しました。
猫の水分補給を目的とした専用ゼリー、Gelletta(ジュレッタ)の発売についてです。
↓↓↓猫飼いには間違いなく有益な情報です!ぜひご一読ください↓↓↓
今回のプレスリリースを出したのはPR Timesというプレスリリース配信プラットフォーム。
ここにリリースを出すことで多くの報道機関に向けて、効率的に情報を発信できるという場です。
ありがたいことに、リリースから1週間でFacebookで461件のいいね!が付いています。
同日にリリースされた他のニュースへのいいね数は概ね1桁なので、これは快挙です✨ぱちぱち👏🎉
ひとことでいうと「いぬねこ用ゼリー」なんですが、これはおやつというよりサプリメントとも言える新しい食習慣だと思います。
プレスリリースには「ねこ用」と銘打ってはいますが、水分不足からくる病気の問題は、いぬにとっても実は非常に大きいのです。
ですが、この問題はまだ多くの人に知られていません。
このnoteを読んだ方はぜひ、周りにいるいぬねこの飼い主さんに教えてあげてください。
なぜこれを作ろうと思ったか
ずばり、いぬねこに毎日適量のお水を飲んでもらうだけで健康寿命はもっと延びるからです。
日本獣医生命科学大学の川角浩先生は次のように話しています。
「猫の生命の営みには、特に水の代謝が不可欠で、猫の病気の70%以上は脱水に関係した病気と考えられています。水は体内に取り入れた栄養を全身へ運び、消化を助け、さらに酵素を働きやすくさせる役割を担います。猫は犬より水分濃縮能が高く、一度に摂取できる水が体重の4%程度と少ないために、猫泌尿器症候群(FUS)に罹患しやすくなります。いかに猫に水を飲んでもらうかが大切です」。
【引用元:https://pet-happy.jp/cat-life/post-39216.html】
しかし、猫の祖先は砂漠で進化し、水の少ない環境に慣れているため、喉の乾きに鈍感です。慢性的に脱水症状が続くことで、おしっこが濃くなり腎臓、膀胱などの泌尿器系の臓器に負担がかかるからだの作りになっているのです。
詳しくは別のnoteにも書いたのでぜひ読んでください。
そして、もう1つわたしに気づきを与えてくれたのが、知り合いの動物看護師との会話です。
わたし 「もし膀胱炎になってしまったら、病院ではどういった処置をするんですか?」
看護師 「細菌感染が原因の場合、投薬します。そうでない場合、体内に水分を補給するために皮下補液をします。症状が重篤な場合、入院して点滴です。」
わたし 「えっ…(ってことは逆にそれしかできることがないの?)」
今はまだ元気ですが、うちの猫たちが将来病院のケージの中で点滴を受けている様子を思い浮かべた時に「これはぜったいに避けたい!避けられる未来かもしれない」と強く思いました。
だってお水ですよ❓
普段の生活でもっと多くのお水を飲ませるだけで、健康が維持できるんだったら絶対やった方がいい✨
そう思い、我が家ではミックスフィーディングという給餌方法を始めました。いつものごはんをお水でふやかしてあげることで、適量の水分を自然に補給できる給餌法です。
数ヶ月はこのやり方でうまく行っていました。
しかし、しばらくすると食の細い猫の方がこのやり方で食べなくなってしまったのです😭
この経緯についてはこちらのnoteでも書きました。
ただのお水では適量を飲んでくれない我が家の猫のために、作り始めたのがこの製品の出発点です。
これを食べるとどうなるのか
【その1】
摂取水分量が増えたことで、おしっこの量が増えて、おしっこが臭くなくなりました✨
一般的には猫のおしっこは臭いという思い込みがあるようですが、適量のお水を摂っている猫のおしっこはジャスミン茶のような色で臭いもそんなにきつくありません。
※注意※ 腎臓病の場合、多飲多尿といっていつもよりたくさんのお水を飲み、おしっこが薄くなることがあります。腎臓のフィルターが機能不全を起こしているからです。
このような場合はすぐに動物病院に行ってください。
【その2】
ごはんの時間のテンションが上がるようになりました。
我が家には2匹の猫がいます。
ハチワレのこんぶは食いしん坊で何を出してもばくばく食べますが、茶白猫のみかんは食への執着心がそこまで大きくないので、毎回ごはんタイムは(完食してくれるかな…)とドキドキします。
このゼリーは猫が好む味付けをしているので、進んで食べてくれます。
いつものカリカリに添えて、ゼリーをお皿に乗せますが、ゼリーの方を先に完食してくれるのを見る度に達成感があります✨
そしてゼリーを添えている日は必ずカリカリも完食してくれるようになりました!やったー⭐
【その3】
毛並みが良くなりました✨
上の動画でゼリーを食べているのが、食の細い茶白猫のみかんです。
彼女が一時期体調を崩した時に、脱毛症状がありました😭
彼女になんとかしてごはんとお水を摂ってもらおうと試行錯誤してゼリーの試作を繰り返している内に、なんと脱毛がすっかり治っていました。
あんなにぱさぱさでハラハラと抜け落ちていた被毛が今はふわふわに回復しています😂
このゼリーは動物性タンパク質であるゼラチンが主な材料です。
ゼラチンは、動物の骨や皮膚に含まれるコラーゲンから抽出されたものです。ゼラチンを摂取することで、皮膚や骨、軟骨、腱などの結合組織の素材になるのです。摂取を続けることで、被毛はふわふわに、皮膚は健康に、傷まない柔軟な関節の維持に役立ちます。
開発にあたって重視した点
このゼリーはいぬねこ用のおやつかと言うとちょっと違います。
「おやつ」というのは「欲しがるからあげる」食べものなのかなと個人的には思います。
きっと心情的には「喜んで食べている姿を見たいがためにあげる」ものかなと。
しかしこのゼリーはどちらかと言うと、おやつでお腹を膨らませてしまうのではなくきちんとしたご飯を食べさせたい母親の気持ちに近いと思っています。
これを食べることで、より健康に長生きできる体づくりをサポートする。
それを実現するためには、低カロリーかつ低塩分濃度であることがマストです!
1食分のカロリーは3kcal。塩分濃度は0.3%。
これならお食事の邪魔をせず、十分なお水を摂らせることができます。
そしてもう1つ、大事なのがシンプルな原材料で作ること。
玉ねぎなどの野菜を含まないのはもちろんのこと、余計な着色料、酸化防止剤を極力使わない原材料で作りました。
どんな反応があったか
プレスリリースを出す前に、対面での販売イベントにも出店しました。
そのイベントはいぬの飼い主様向けのものでしたが、「うちのこ、お水を飲まなくて心配なんです😢」という声が意外に多かったです。
体感で言うと2割のお客様が「水分不足による病気のリスク」に対して積極的に対処されていました。
中には「鶏ささみの茹で汁しか飲まないから外出時にも持ち歩いている」という方がいらっしゃいました。個人的に今月1番驚いた出来事でした😲
プレスリリースの反応も良く、
「うちのこ、お水をあんまり飲まなくて…😢」
というお悩みは少しずつ一般的なものになりつつあると感じています。
予防医療という観点から見ても、積極的な水分摂取は理に適っています。
このゼリーを使ってくれる人が少しずつ増えることで、いぬねこの病気が少なくなることが今のわたしの目標です。
このゼリー、色々考えて「Gelletta(ジュレッタ)」と命名しました。
「うちの猫にあげてみたい⭐」「いぬ用もあるの❓」と思った方、下にリンクを貼っておきます↓↓↓
【ねこ】まずは試してみたい方向け
【ねこ】お友達にもおすそ分けできる7ヶパック
【いぬ】まずは試してみたい方向け
【いぬ】お友達にもおすそ分けできる7ヶパック
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