最終日の夜。

いよいよ本日23:59 スカパーアダルト放送大賞2022！ノミネート女優への投票期間を終えて、残すところ3月の授賞式のみとなりました。

いつでも時間（とき）は心を待たずして先へ先へと独り歩きしてしまいますね。

ノミネートされたことを、私が一番信頼しているマネージャーの口から聞いた日のこと。
昨日のことのように思えて、このレースに乗っかって2ヶ月という歳月を過ごした今ですら、ふわふわ夢見心地のようです。

投票が始まってからこの2ヶ月間。
沢山の人から応援と激励の言葉をいただきました。
時には、気分が寄り道をしてしまうこともあって、その場合は決まって、太宰治や夏目漱石など彼らの遺した言葉に救われたりもしました。

昨日は台湾に離れて暮らす家族に、会いたい気持ちを抑えきれずに弱さをこぼしてしまいました。

自分の弱点をさらけ出さずに人から利益を受けられない。自分の弱点をさらけ出さずに人に利益を与えられない。（夏目漱石）

しかしながら、夏目漱石のこの言葉には、随分と救われました。
私もこのnoteが誰かの心の拠り所になればという気持ちありきではじめたのですが、ほぼ毎日noteに投稿し続けていくうちに、いつのまにやら自分の拠り所になっていたことに昨日気がつきました。（笑）

このノミネートのおかげで、新たな出会いにも巡り合うことができました。
それは、お仕事での出会いもそうですし、これを機に応援してくれているファンの方との出会いもそうです。

私のことを知り、出会ってくれてありがとうという感謝をここで伝えたいです。
本当にありがとうございます。

そしてその感謝と共に、普段ツンデレでなかなか素直になれない伊東めるのワガママを、どうかひとつ聞いてやってください。

授賞式までの残り1ヶ月、私の背中をもう少しだけ押してください。

背筋を伸ばして、凛として、堂々と授賞式の舞台に立つために。

私1人では到底背負いきれないこの不安ともどかしさをほんの少しでいいです。
一緒に背負ってくれたら、心も身も軽いままに舞台に立てる気がします。

たくさんの迷惑と心配をかけるだろうけど、これからもみんなのことを変わらずに愛してます。

3月、みんなのこと、大きな舞台に連れて行くからね。


その温かな手で不安そうな私の背中、押してね。

2022.01.31 伊東める