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遅めの反抗期。

昨日のnoteにもあるように、高校の同級生に久々に会ったとき、反抗期だった頃の自分を思い出しました。
みなさんは、いつ頃が反抗期だったと思いますか?

私は高校3年生あたりからだったと思います。
小学生から真面目な性格で勉強に取り組んでいた私は、進路を決断する時期になると、自分のやりたいことに関して、決まっていつも父親に反対されていました。

今思えば、娘をただただ心配な、親心からくるものだったと察せますが、当時は何事も反対してくる父親に対して、一人の人間として認めてもらえないことに悔しさを感じていました。

ちなみに母は、特にこれといったことは何も言いませんが、いつも「あなたはやればできる。」と、この言葉だけを私にかけてくれました。

この言葉を頼りにずっと生きてきた私が、やりたいと思うことを父親に否定される度に、信じてくれないことへの反発心で、分かりやすく門限を破ったり、父に話しかけられても無視したり、反抗期だった時期がありました。


私が今のお仕事をしていることを両親は知っていますが、やりたい旨を伝えた時、
「お前の好きなようにしなさい。後悔しないように生きなさい。」
と、父に初めて認めてもらえました。

頑固であまり多くを語らない父ですが、先日お家に帰ると、リビングには幼い頃の私と写っている写真が飾ってありました。
母が飾ったのだと思って尋ねると、
「大掃除してる時に、お父さんがたまたま写真を見つけて、写真たてをわざわざ買ってきて飾ったみたいだよ。」と、母にこっそり教えてもらいました。


不器用な父からの愛を知れたのは、不器用な娘だったからかもしれませんね。

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