髪切ったらしい。(遠い目)
お仕事でお世話になっていて、わたしにとって帰る場所でもある、事務所に行ってきました。
ピンク色のスリッパを履いて、部屋へ奥へ奥へ進むと、中腰気味でぽつんと立ち尽くしながら、私の顔をマジマジと凝視している人がいた。
マネージャーあちこだった。
そんなあちこからの痛いほどの視線はよそに、少し雰囲気が変わっていることに気がついて、
「髪、切った?」
問いかけると、頷いた。
髪を切ったらしい。
正直いつ髪切るんだろうとは思っていた。
見ていて鬱陶しくないのかと思うくらいの長さに到達していたから、短く切って正解だとは思う。
「かっこよくなったでしょ、僕。」
「やっぱり印象よくしていかないとね!」
「髪切ったら僕どうしようもないくらいモテちゃうけど、めるちゃんどうする?」
大体こういう類の小言じみた言葉への、私からの返答は無視である。
というより、無視しないとあちこはなかなかのねちっこさを見せてくる。
無視してもしつこいので、放置が一番なのだが、それでも何やらぶつぶつ言っている。
まぁそれはさておき、マネージャーあちこは基本的に頭のネジが壊れすぎてて修復不可能なところまでいってしまってるのだが、独身ということもあり、万年彼女募集中、らしいです。
私も積極的に呼びかけてあげたいけど、あなた顔出しNGにしてるじゃないの。
短髪の姿、本当ならお見せしたいけど、みなさんの頭の中で、想像のうちに留めておいてください(笑)
あとへんなもん投げてくるな!
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