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中国が台湾侵攻すれば世界中で経済的大打撃を受ける

台湾TSMCが半導体製造ストップすると何が起きるのか?


日本経済新聞によると、中国が台湾侵攻した場合、台湾の半導体工場が稼働不可能となり経済的損失をが予測されるとアメリカ情報機関が試算したとの記事

TSMCとは

台湾のTSMCは、世界最大の独立した半導体製造企業であり、ファウンドリとして他社の設計に基づいて半導体製品を製造しています。プロセスノードは半導体製造技術の指標で、小さい数値ほど高性能で省エネルギーのチップが期待されます。TSMCは、最先端の5nmや3nmプロセスノード技術を使用し、多様な産業分野に対応する製品を提供しています。ファウンドリは、設計専門企業が製造設備投資をせずに半導体製品を開発・販売できるビジネスモデルを提供します。

ちなみにTSMCの5nmの半導体の供給先には、AMD、Apple、Bitmain、Intel、MediaTek、Nvidea、Qualcomnなどがあります。

中国が台湾を侵攻すれば、産業自体もストップするでしょう。台湾の国内産業の要であるTSMCも影響を受けるという事です。

とするならば、供給先への半導体が不足となり、企業の収益に大きな損害をもたらすということです。

世界中で半導体不足となればその経済的打撃は130兆円とのこと。

あらゆる企業の連鎖倒産も考え得る話です。

TSMCが国外に工場建設を計画するのもリスクマネジメントの一環となることが理解出来ます。

熊本にもTSMCの半導体工場建設計画が持ち上がっています。
これについてはまた機会のある時に。

台湾有事で半導体停止「130兆円の打撃」 米情報機関:日本経済新聞

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