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採卵周期②

胚盤胞が1個凍結できたが、もう少し増やしたいというわがままで連続で採卵周期を開始。

【今回の卵巣刺激法:黄体フィードバック法】

前回点鼻薬(ブセレキュア)が上手く働かず採卵前に排卵してしまったので
今回は飲み薬のルトラールで排卵抑制をする黄体フィードバック法で行うことに。

ルトラールで排卵後に近いホルモン状況を作り出すことで「排卵後は排卵しない」という現象を利用する方法なのだそう。
注射はフェリング150を5日間自己注射後に一度卵胞チェック。

卵胞チェックの日、思いもよらぬ事態に。
卵胞が思ったより育っていないのだ。先生もあれれ・・・って感じ。
個人的な推測だが、ルトラールを1日3錠飲んでおり、クロミッドよりもルトラールの方が効果が強いようなので、排卵抑制の力が強く働いてしまっているのではないかと・・・。

てなわけで、フェリングを150→300に増量してさらに5日間自己注射。
とほほ。

【やっぱ自己注射はいたい。採血もいたい】

自己注射は慣れてもやっぱり痛い。
通院のたびにE2測定のための採血も痛い(血管激細のため針入らない)。

自分で選んだ道だから仕方ない、と思いつつもお腹にブスブス毎日注射針を刺す姿は非常にシュールかつ、地味な痛みがメンタルをじりじり削る。

採卵日はD20に決定。普通の排卵よりもかなり遅め。
前回のショート法ではD10で排卵できる状態だった様子。
刺激法の違いかなと思っている。1回目採卵後の卵巣の腫れもあったため、少し遅めに卵巣刺激を始めたのもある。

でも、自己注射の回数が多いのは気分的にしんどいなぁと思った。
地味に痛いのよ。

採卵日2日前の夜も時間厳守でhcg10000を自己注射。
これは卵子を卵巣から剥がれ落ちやすくするためのようなものらしい。

ひとつひとつ薬の効果や意味を考えると結構分かりやすいし面白い。

【さて採卵。結果はいかに】

当日0時から絶食。
7時から絶飲食。
8:45にクリニック参上。精子提出。
(今回出ない・・・と旦那凹む。まぁ仕方ないよね)

そこから怒涛の着替え→点滴→採卵実施。
相変わらず点滴の針が入らない。刺してから針ぐりぐりされるの痛い・・・。涙

クリニックでは基本は局所麻酔。
前回ほぼ痛みなかったため、今回もいけるかなーと思っていた。
膣洗浄は物理的にゴシゴシされてる感じ。笑
左卵巣の採卵時がやけにちくちくする。いたひ・・・。
先生に「ちょっと痛いかもー」と言われた瞬間から

「おわいっっっった!」

と小さくつぶやく(最大限の努力)
針刺された時のチクーって感じが強い。
結局、左は痛いまんまで終了。局所麻酔される時が一番痛くない。笑

【採卵結果はいかに】

採卵終了後、リカバリールームでポカリがぶ飲み。
そして会社iPhoneで仕事メールぽちぽち捌く。
15分後くらいに着替えて待合スペースへ。

結果は全部で9個採卵。
MⅡ6個、MⅠ3個、GV(変性卵)0個。
あれ、思ったより多かった。変性卵なくて一安心。

そして肝心の受精方法。
前回の結果は顕微授精1個が受精しなかった。数が少ないので断言はできないが顕微の受精率upの効果にやや疑問(私たちの場合)。

なので、全て体外受精で賭けてみることにした。
受精率多少落ちてしまっても胚盤胞到達率に期待したい。
先生もいい感じのたまごだったよ!全部ふりかけでいいと思うよ~と滅多に明るく褒めない先生が言ってくれたので、まぁいっかなーと。

頑張れ私たちの分身よ!と願いつつ、
採卵後の腹痛を戦うのでした。。。

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