【AAB STAFF Interview】子育てしながら企画の第ー線で活躍する「ママさんプランナー」 伊東 あいか
こんにちは!AABです。
国内・海外に拠点を持ち、そして、個々が活躍するAAB。
それぞれがどんな仕事をしているのか、どんな働き方をしているのか、イベントの企画制作の醍醐味とは? …などなど、様々な話を伺い、公開していく「AAB STAFF Interview」。
イベントの企画制作や海外でのお仕事、AABという会社に興味をお持ちの方などなど、気になっている方の参考になればと思います。
今回は、4歳のお子さんを育てながら企画の第ー線で活躍する「ママさんプランナー」株式会社AABインク の 伊東 あいか さん に話を伺いました。
企画のお仕事に興味のある方やお子さまをお持ちの方などの参考になればと思います。
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AAB STAFF Interview / 伊東 あいか
ー 伊東さん! 早速ですが、簡単な自己紹介をお願いします!
伊東あいか:
19歳~21歳の時に、2年間オーストリアへ留学しました。「NOOSA」というオーストリアの中では、隠れリゾート地として知られている海に囲まれた田舎町です。現地では、運よくオーストリアの友人やウエイトレス、留学生の通訳サポートなどの仕事を通し、英語力を磨きました。
大学卒業後は、英語力を生かせる仕事に就きたいと思い、0歳~15歳までの英会話教師を5年ほど務めた後、通訳会社に入社。そこで通訳担当として、イベント業務に携わったこともありました。
AABには2015年に入社し、様々なイベントの企画や制作に携わりました。現在は、企画に特化した「AABインク」というグループ会社に所属し、企画公示案件や広告代理店等の企画書を書く仕事をしています。
ー 英語を使う仕事をされていたんですね。そんな中、イベント会社である
AABに入社を決めた理由やきっかけはなんでしたか?
伊東あいか:
通訳会社の中で通訳者としてイベントにかかわり、「イベントの面白さに気付いたこと」や「英語を使って新たな分野で仕事がしてみたい」と思ったことがきっかけです。
また、留学している中で、オーストリアの魅力を感じるよりも、改めて自分が住んでいた日本の魅力を実感したことで、「海外に日本の魅力を伝えられる仕事がしたい!」とかねてから思っていたことも理由の一つです。
自身が留学をし、日本の魅力を海外に伝えたいと思っていたことや、自身の英語力が活かせると思ったこと。あとは、自由な社風も決め手になりました。
アットホームなスタッフたちや
遊び心のあるオフィス、でもやるときはやる!
そんなメリハリのついた働き方がAABの魅力
ー 伊東さんからみて、会社や一緒に働く人たちの雰囲気はどうですか?
伊東あいか:
アットホームな職場ですが、仲良し!というよりは、適度な距離感で居心地の良い職場だと思っています。一緒に働いているスタッフも皆優しいです。家族のような温かさがありますが、仕事はプロフェッショナルで、こうなりたいと思わせてくれる先輩方ばかりです。
遊び心を持って、楽しい事にどんどん挑戦する会社ですが、職人のように、自身の仕事に対して、こだわりをもってプロフェッショナルな仕事をする会社といった印象です。入社前と後でのギャップもわたしは特に感じませんでした。
●常に新しいことに挑戦していて、斬新かつユニークなところ
●プロフェッショナルで仕事の質が高いところ
が他社に負けない、AABの強みかなと思います。
ー では、職場環境についてもきいてみたいと思います。
オフィスはどんな印象ですか?大阪オフィスはコンテナオフィス、
東京オフィスは猫がいたり、雑貨店が併設しているなど、オフィスも
遊び心のある、他の会社とは違った少し特殊なオフィスですよね。
伊東あいか:
現在は大阪でテレワークですが、東京オフィスにいたころは、まるで家にいるかのように居心地の良い場所でした。企画を書いてる時に猫が邪魔しにきたり、15時には誰かがお茶会を開いたり。笑 ただ、リラックスしすぎると仕事に響くので(笑)仕事と息抜きのメリハリというか、、そういう点でも自己管理が必要だと思います。(先輩方はリラックスしているように見えて、時間管理してキッチリ仕事しているんですよね。)
ー 企画が煮詰まったりするとみんなでコーヒーやお茶を淹れて、少し雑談したりすることもあるよね。でも、誰かと話すことでふとアイディアが生まれたり。。
伊東あいか:
そうなんです。「これが流行っているらしい」とか「こんなところに新しくオープンした」など、たわいもない雑談の中での情報をきっかけに、企画のネタが生まれたり、話をしてたものをアレンジするなど、仕事につながることも多いです。
ブレストでは、まずは雑談程度に、笑ってしまうような、少しふざけたアイデアをもとに話を広げて、実際使えるネタに落としていくということもあります。
結婚・出産…とライフステージの
変化に合わせて、働き方も変化。
しかし、仕事と家事とこどものこと…
それぞれのバランスのとり方で苦戦。。。
ー 現在はどんな働き方をしていますか?
コロナ禍となって以降、働き方は変わりましたか?
伊東あいか:
コロナでというよりは、こどもが生まれたことで働き方が変わりました。
わたしの場合は、コロナ前に産休・育休に入り、2021年4月に復帰しました。また、企画チームのオフィスは東京にオフィスがあるのですが、わたしは現在大阪に住んでおり、テレワークをしています。
テレワークでは、スカイプ等で話しかけるように連絡したり、チャットや通話でコミュニケーションを取っています。また、社内会議や打合せ等はZOOMで行っています。
ー ママになって働き方や拠点が変わったんですね。
ライフステージの変化は結構大きいですよね。
仕事復帰の際は【フルタイムと時短勤務】 どちらで復帰したんですか?
伊東あいか:
フルタイムです。元々仕事が好きだったので、戻るのはワクワク半分・緊張半分でした。もう一度、新人をするような気持ちになりました。業務内容は変わらず、企画の仕事を担当しています。
ー フルタイムなんですね。わたしもフルタイムで復帰しましたが、
1日があっという間ですよね。。笑 お仕事と育児の両立、
すごく大変だと思いますが、1日のスケジュールはどんな感じですか?
伊東あいか:
朝8時に保育園に送った後は、始業まで洗濯等の家事、9時半から始業し、お昼休みに晩御飯の下ごしらえ。18時に勤務を終え、18時半から夕飯づくりです。忙しい時期には18時で一旦抜け、寝かしつけ後の21時くらいから残業するということもたまにあります。
復帰直後は、このバランスのとり方に苦労しました。。。
「仕事にも力を入れて、時間をかけたい」けど、「子供の健康なども考えて、ちゃんとした食事を作らないと・・・」等、全てに完璧を求めたことで苦しい思いをしたこともありました。
でも今は、今日は手抜き料理で仕事を優先!、明日は子供優先で夕飯を作っていっぱい遊ぶ!等、時間の使い方を区切るようになったことでバランスが取れるようになりました。
現在4歳の娘は、私そっくりの活発&お調子者で、手をやいていますが、とっても可愛いです。こどもから元気をもらえることも多いです。
ー 1日のスケジュールは、同じワーママとしてもすごく参考になります!笑
時間の使い方や力の入れるところにメリハリをつけているんですね。
では日々のワークライフバランスはどうでしょう?こちらもバランスとれていると思いますか?
伊東あいか:
正直、残業はかなり多いです。
が、子供や自身の急な体調不良にも快く対応していただけ、忙しくないタイミングにはしっかり休みを取れることを考えると、私にとっては、バランスが取れていると思います。働くときはしっかり働く!休むときはしっかり休む!みたいな感じです。
働く意識としても、時間との勝負なので、今までだらだら夜遅くまで作業していたのがなくなり、案件の時間管理を気をつけるようになりました。
また、子供ができたことで、親目線からのアイデア等、企画の幅が広がったと思います。
企画の仕事のやりがいは
「目に見える形で結果がでるところ」
自分の企画が映像やイベントで実際に
形になっているのを見ると本当に嬉しい!
ー では、次はお仕事についても聞かせてください。
企画に特化した「AABインク」に所属する伊東さんが担当されているのはどのような仕事ですか?
伊東あいか:
主に、ベトナム、マレーシア、インドネシアなどの東南アジア、フランス・パリを中心とした海外から訪日客を呼ぶインバウンドプロモーションの企画を担当しています。その他、自治体のインバウンドプロモーション、国内の展示会などのイベントプロモーションの企画もすることもあります。
仕事の大まかな流れとしては、公示資料(仕様書)や企業からのオリエン資料や市場ごとの特性に基づいて、戦略やポイント、内容をチームで話し合い、企画書の方向性やコンセプトを考えていきます。その後は、全体の流れ等を考えながら、具体的に企画書に書き起こしてまとめ、提出する。といった流れが基本の形です。
ー 企画の仕事のどんなところにやりがい・おもしろさを感じていますか?
伊東あいか:
海外案件では、国ごとに嗜好が違うので、市場のニーズやトレンドに沿って、新しい日本の魅力を見つけたり、見せ方を考えたりすることに面白さを感じています。
また、企画は、数ある企業の中で選ばれるかどうかという、目に見える形で結果が出る点にやりがいを感じます。自身が飽き性なので、期間限定で、色んな事に触れることができるという点も面白いです。
ー 目に見える形で結果が出るというのはわかりやすくてモチベーションにつながりますね。
伊東あいか:
そうですね。自分が企画書を書いたキャンペーンがニュースに取り上げられたり、映像やイベントで、実際に形になっているのを見ると本当に嬉しいです。後は、自己満足ですが、企画書が美しく書けた!良いコンセプトが出てきた!等、小さな喜びもあります。笑
ー そういえば、もともとはAABに入社して、
途中で企画に特化した「AABインク」に所属が変わったんですよね。
企画の仕事に携わるようになったのって、どんなきっかけや経緯があったんですか?
伊東あいか:
はい、AAB入社後は、企画も制作もいろいろ経験しました。
そんな中、はじめて企画書を任された時のことです。何日かかけて試行錯誤しながら企画書を書き上げました。その企画書を、先輩が最後にチェック・修正をしてくれました。すると、わたしが書いたはじめての企画書は、たった1日で全く違うものに変わっていました(笑)が、先輩が手直しした企画書があまりにも素晴らしく、それに感動して、先輩のように企画を書いてみたい!と思ったのがきっかけです。
それと、元々新しいこと、ユニークなことを見つけたり、考えたりすることが好きだったことが企画を望んでいた理由ですかね。
また、制作は、一つのチームとして、色々な人とかかわって作りあげていくところに面白さがあると思いますが、企画は一人でじっくり考える、といったことが多いです。そこも自分には向いているなと思いました。企画も制作もどちらも経験したうえで、進みたい道が見えてきました。
ー では、企画の仕事で大変なことってどんなことですか?
これまででいちばんで大変だった‥!なんてエピソードがあれば聞かせてください。
伊東あいか:
企画の要となるコンセプトやポイントは、その案件のことを深く理解していないと書けないので、これが大変な案件だった・・!というよりも、いつも苦労しています。
また、企画の仕事は提出期限が決まっているため、限られた短い期間で企画書を仕上げないといけません。案件が重なる忙しい時期には、1日の作業時間が長時間に及び、夜遅くになることが大変だなと感じます。一つ提出する度に、はい次!といった感じなので、頭を切り替えるのに苦労することも多いです。なので、そういう忙しいときには好きな音楽をガンガンかけながら企画書を書いたりしています。
ー 確かに。。企画の領域も内容も様々だし、頭の切り替えは大変そうですね。。
企画の仕事をするうえで、心がけていること・大切にしていることってありますか?
伊東あいか:
求められていること(想いや要件等)にちゃんと答えられているか、伝えたいことがちゃんとわかりやすく書かれているか。楽しげな企画(イベント等)は楽しそうに見えるか等、企画のトーンにも気をつけています。後は、チェック等の時間も含めた時間管理も気をつけています。
ー いい企画にするためには、企画の主旨やプロモーションするものを理解することが大事なんですね。
では、業務を通して身についたスキルや成長できた!と思う点にはどういったものがありますか?
伊東あいか:
どういった意図でキャンペーンが打たれているのか等、背景を深く観察できるようになったことや、企画という仕事柄、色んな情報や新しいものにアンテナをはっているので、流行っているトレンドやスポット等に詳しくなりました。そういったところは、友人との遊びや家族との旅行でも役立つことが多いです。
自分の持っていたスキルで役立っているなと思うのは「英語」です。
今は直接話すことは少ないのですが、海外市場やインフルエンサーの情報調べ等、英語の記事を読むこともあるので、その時に活かせているなと感じています。
ー 伊東さんが仕事や会社に対しての目標や今後のビジョンなどがあれば、ぜひ聞かせてください。
伊東あいか:
海外プロモーションが中心の会社なので、新たなエリアへの拡大、または、拠点がある市場で「日本のプロモーションといえばAAB!」と言われるように貢献したいです。そのためにも、自身の仕事の精巧さをもっと磨きたいと思っています。そして、どんどん企画をとっていきたいです!
ー 新しく仲間になる社員に求めることはなんですか?どんな人が向いていると思いますか?
伊東あいか:
新しいものを発見したり、色んな案件に対応できる柔軟さが必要です。
また、一から丁寧に教えるというよりは、自分で見て学んでいくといったことが多いので、相談や意見ができる積極性、時間管理ができることも必要とされると思います。
ー 最後に、AABやイベント業界・企画の仕事が気になっている方々に向けて一言お願いします!
伊東あいか:
企画の仕事は、正直ハードで地味なことも多いです。
が!新たなことに出会う面白さやワクワクは感じられる仕事だと思います。
迷っている方は、ぜひチャレンジしてみてください!
ー 伊東 あいか さん、いろいろお話を聞かせていただいて、ありがとうございました!
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
この記事を読んで、「ベトナム関連の仕事がしてみたい!」とか「面白そうな仕事だな」と少しでも思っていただけると嬉しいです。
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