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"独学"で上智大学に現役合格した勉強方法『世界史編』
みなさんこんにちは。
今回は、独学で上智大学に現役合格した私の勉強方法について、ご共有できたらと思います。
今回は世界史編!と言うことで、お話ししていけたらなと思います。
私の受験期の体験談は別の記事でまとめておりますので、気になる方はぜひご覧ください!
1.まずはじめに
まずはじめに、大学受験における受験科目"世界史"は、社会という科目の中の1科目です。人によっては、日本史や政治経済等別の受験科目を選んだり、世界史と日本史等の2科目が受験科目として必要、という場合もあります。
私は社会の科目を1科目のみで受験できる大学しか受けていなかったため、世界史のみ勉強していました。
必要な受験科目によって社会の決められた科目を選択せざるを得ない場合もあると思いますが、特に社会どれでも大丈夫!という方は、自分の中で少しでも「面白いな~」と感じる科目を選ぶことが良いと思います!
「日本史のほうが重箱の隅をつつくような問題が多い」とか、「世界史のほうが範囲が広くてマニアックな問題がでやすい」等、色々な定説があって迷われる方も多いとは思いますが、
結局勉強しなければならないのは自分で、少しでも苦がないような勉強をしていただいた方が受験へのストレスも少しは緩和されるかな?と思います!
そんな中で私は、世界史の登場人物の名前がかっこよすぎる、という理由だけで世界史を選びました(笑)
また、政治経済や地理等を授業としても勉強しておらず大変恐縮なのですが、歴史2科目については、アニメやドラマになっているテーマも多く、趣味に最も近い受験科目なんじゃないかなと思います!
せっかくなので、社会科目、とりわけ歴史の科目は自分の興味がそそられる科目を選択するのが良いと思います!!持論ですみません!
そして自分の受験した世界史に特化したお話になりますが、
世界史は世界各国の歴史が対象範囲になるので、深すぎる知識は求められないものの、時系列の整理と地域の整理をしっかりと行う必要があります。この点さえ押さえれば、勉強のしやすさがぐんとよくなるでしょう。
2.具体的な勉強方法
それでは、具体的な勉強方法について、私の経験からお話しさせていただければと思います。
⑴ 重要なアイテム
まずは、重要なアイテム(参考書たち)についてご紹介します。私が思う重要アイテムは以下2点です。
①教科書
②一問一答集
③資料集
①の教科書については、やはり、網羅的かつ物語的に記載してある書籍の為、最も理解しやすいものだと思います。
極論、この教科書の内容をしっかりと頭に入れてしまえば、大学受験で必要な世界史の知識をほぼ吸収した、ということになるかと思います。
通われている学校によって使用している教科書は異なると思いますので、そちらを使われるのが良いかと思いますが、参考までに貼付いたします。
②の一問一答集は、インプットの確認作業を最も効率よくできるツールです。
また、一問一答集は教科書に紐づいたものがありますので、学校の定期テスト対策にももってこいの問題集だと思います。ご参考までにURLを貼付いたします。
③の資料集については、個人的には教科書より重要だと思います。
なぜかと言われると、教科書よりも視覚的なインプットに長けているからです。
教科書だと、ページに限りがあり文章がメインの為、なかなかイメージがわかないと思います。
例えば、ヨーロッパ建築様式の話で行くと、「ゴシック様式」と「バロック様式」の違いはわかりますでしょうか?
辞書的には、以下の通りです。
ゴシック様式:すらっと高くのび、光がたくさん注ぎ込む開放的な様式。
バロック様式:力強く有機的で迫力のある流動感を持ち、誇張された動きや凝った装飾が特徴。
なんて書かれていたりしますが、正直文字だけではよくわかりません。
そこで、資料集で実際の作品の写真を見てイメージを付けること。これを行うことで抽象的だったイメージに少しでも具体性を持たせることができます。
また実際の入試では、写真を見て作品名を答える形式の問題も出たりしますので、直接点を取ることにもつながりますので、必ず資料集を見て勉強するべきだと私は思います。
学校で既に使用されていたらお持ちのものをご利用いただければと思いますが、参考までにいくつかご紹介いたします。
おまけに、英語の勉強会でもご紹介しておりますが、スタディサプリを活用されるのも一つの手です。私はスタディサプリの先生がぴったりでした。
理屈を理解するのも大事だが、覚えることが当たり前。年号や人と名前を正確に覚えましょう。というスタイルです(笑)
なかなか説明が難しかったり、話が飛んだりしやすい印象を受けたので、やりやすいやり方で進めていただけたら良いと思います。
⑵ 時系列の整理
それでは、時系列の整理について、勉強のポイントをご紹介して参ります。
時系列で最も重要なのは、「年号を覚えること」です。
。。うわー。結局丸暗記かよ。 とお思いの方も多いと思います。
実際に私もここに行きつくまでは年号を避けていました。
ですが、結局時系列を正しく理解するには、初心に帰って、年号を覚えることが最も近道だと考えました。
そもそも、なぜ時系列を整理することが大事なのかについて、
理由は、歴史は物語で、因果で理解するとすっきりと理解できることが多いからです。逆に、因果で説明できないことも多くありますが、それはそれで意外性で覚えられたりします。
因果を理解するためには、「まずAが起こり、その影響でBが始まり、最終的にCが滅んで、それに続いてDが出来上がる」というように、しっかりと流れを理解する必要があります。
特に世界史は、似たような戦いの話や、人の名前が多く出てくるので、それを整理するためにも年号は重要です。
具体的な年号の覚え方ですが、2通りあると思います。1つめは気合い、2つめは語呂です。
1つめは言わずもがな気合いなので、投げやりに感じられるかもしれません(笑) ですが、意外と覚えやすい数字というのも存在していて、例えば、800年の「カール戴冠」なんかは、800年はカール戴冠って覚えました(笑)こういったきりの良い数字は勢いで覚えてしまってもよいかもしれませんね。
2つめの語呂については、実用性が非常に高いと思います。
出来事と数字をセットで覚えることができるので、頭の引き出しから出しやすく、問われたときに即座に答えやすいです。
年号は、自分で作ってもよいですし、ネットで様々な語呂が出てますので、そちらを参考にしていただいてもよいと思います。
私は、語呂をまとめた参考書があったのでそちらを使っていました。ぜひご参考にされてください。
⑶ 地域の整理
それでは、次に地域の整理の仕方についてご紹介して参ります。
地域の整理は、教科書や資料集をうまく使いながら整理していくとよいと思います。
なかなか時系列の整理と地域の整理を同時並行的に行うのは難しいので、地域については、下記の考え方を意識づけて教科書や資料集に載っている順序に準拠して勉強を進めてみましょう。
具体的に地域の整理というのは、私としては、「中国」「ヨーロッパ・アメリカ」「東南アジア」「中央アジア・アフリカ」の4つの地域に分けてそれぞれを区別して勉強することと定義しています。
どことどこの地域での出来事なのか、そしてその出来事によってその地域にどんな影響があったのか、そんなことに着目して勉強をしてみてください。
それは意識づけの観点になってきますが、授業を受ける際や、ご自身の自主学習の際に意識して勉強するだけで大幅に変わります。
まとめ
まとめです!
今回は大学受験における英語の勉強方法をご紹介して参りました。
教科書、一問一答集、資料集をうまく活用いただき、「時系列の整理、地域の整理」をしっかりとしていただければ、世界史高得点間違いなしだと思います!(ちなみに私が受けたときのセンター試験は98点でした、惜しい。。)
ぜひ参考にしていただき、志望大学に向けて頑張って取り組んでいただけますと幸いです!
また、それぞれの具体的な勉強方法や自分の経験、講義等も別の記事でまとめていきます。
また、他の科目についてもご紹介しておりますので、ぜひ他の記事も見てみてくださいね。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
最後までご覧いただきましてありがとうございました!