電車で読書
思い立って、明石に行った。
目的？…とくにナイ。
なんで明石？…気づいたらそこだったから。
最近マイブームな綾辻行人さんの館シリーズ
「時計館の殺人」を読みたくて
でもなかなか読む時間を作れなくて…（ヒマなのに）
そうだ、電車で読もう！そうしよう！
わりと静かで乗り心地の良い電車なら
そりゃ阪急電車でしょ！ってことで、
阪急電車に乗り込んで、ゆったり座って本を開いた。
しばらく電車にゆられながら
脳内では何人もの血しぶきが飛び散る。
お腹がすいてきたなぁってところで視線を上げると
窓の外に海が見えた。
続いて明石海峡大橋。
「あ～あの橋のてっぺんに登ったなぁ」なんてことを
ニヤニヤ思い出したりしながら、山陽明石駅で下車。
せっかくだから、海鮮が食べたくなる。
だって明石ですから。
「魚の棚商店街」をうろうろし、
ランチ時間ギリギリセーフで海鮮丼にありついた。
お腹が満たされたので、明石城跡のある明石公園まで歩き
公園内のカフェでコーヒーをいただくことにした。
店内ガラガラなのに、なぜかテラス席の方が人が多い。
しかも、小雨なのに。（屋根はあるけれど）
良く見ると、テラス席の机は厚い毛布に覆われていて
足元から白いコードが伸びている。
なんと、炬燵スタイルなテラス席！
これは経験してみるしかない。
小雨は降りつつも、そこまで気温が低くなかったのをいいことに
ひとつ空いていた席に座って、毛布の中に足をいれた。
あったか～い！
カバンに入れてきたＰＣを広げ
明石城の櫓を見つつ
コーヒーをのみながらお勉強。
いつの何か時間が経って
「小腹すいてきたよね？」という心の声にしたがって
もういちど魚の棚商店街へ。
せっかくだから、明石焼きが食べたくなる。
だって、明石ですから。
こんなにいっぱい？と思いながらも
気づけばペロリ。
帰りの電車でも、さまざまな血しぶきを脳内で描きながら
時計館で起こる事件のカラクリに魅了されつつ、なんなく帰宅。
テンとの散歩でお腹がすいて
ホタルイカと芽キャベツのパスタで、今日の食事は〆。
夜は小説のクライマックスを読み進め
深夜2時で読了。
おもしろかった～