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音楽80s自分史 009 「シャネルズ」


中学入学前後、映画「サタデーナイトフィーバー」でビージーズを筆頭に?ディスコ・ソングが最盛期でした。

そんな中、中学2年になると映画「グローイングアップ」(1978年)がキッカケだと思うのですが、オールディーズ・ブームがやってきました♬

(それ以前にアメリカングラフィティがありましたが、1973年と、まだ小学生だったので未見、見たのはグローイングアップの後でした。)

そのタイミングで現れたのがドゥワップグループのシャネルズでした。

パイオニアのラジカセのCMに、1980年2月にリリースされたデビュー曲「ランナウェイ」が採用され、毎日のように流れていたので、当時、音楽に興味がない人でも知らない人はいなかったと思います。

作詞は湯川れい子さん、作曲は井上 忠夫さん。
シャネルズ時代初期のヒット曲の多くはこのペアによるものでした。

湯川さんは知らない人はいないと思うので省略しますが、井上さんはブルー・コメッツのボーカルをされてた方で、『ブルー・シャトウ』などの作曲もおこなっていて、1980年当時は作曲家に専念されてたようです。
1981年には本名から、井上大輔に改名。
僕が夢中になり、テレビ音声をカセットテープに録音までしていた「機動戦士ガンダム」(1stガンダム)の、映画版2作目「哀・戦士」、3作目「めぐりあい」の主題歌を作り、歌われたので、わかる人は多いのではないでしょうか…

脱線したので、本題に戻ります。
シャネルズは「靴墨を顔に塗り黒人化」というコミックバンドのような発想でした。

とはいえ、鈴木雅之さんのボーカルもコーラスも曲調もとてもツボで、6月にリリースされた2枚目のシングル曲『トゥナイト』や4枚目の『ハリケーン』も大好きになりました😍


TVKのファイティング80'sには6番目のメインバンドとして5月に、特集扱いで登場しました。

シャネルズの曲調はオールディーズ風でした。
オールディーズの中でも「黒人音楽」「ドゥーワップ」に特化したことが特徴的でした。

同じく1980年、「ドゥーワップ」が大好きだった山下達郎さんは、売れる曲(RIDE ON TIME)をようやく作れたご褒美として、アカペラ・アルバム「オン・ザ・ストリート・コーナー」をつくらせてもらえ、リリースされました。

こちらも、大大スキなアルバムです❤️

シャネルズに話を戻します…
シャネルズはどんどん売れ、1983年にはグループ名を「ラッツ&スター」に改名し、さらに売れていったのですが、
やはり「一般に周知されると冷めてしまう」が発動し、改名少し前あたりで距離を置くようになりました😅

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