ココロとカラダをハッキング003「アミロイドβ」
これを調べた2018年当時は、アミロイドβ(以下、aβ)と認知症の関係性はまだ断定されてませんでした。
○脳のはなし 03 アミロイドβ
糖尿病と認知症は、長寿の大敵です。
糖尿病は認知症への近道であり、認知症リスクが非常に高まります。
認知症はaβという老廃物が、脳内のデフォルト・モード・ネットワークを担当する部位を中心に蓄積することにより発症するという考えがあります。
aβは本来、インスリン分解酵素によりウォッシュ・アウト(除去)されます。
インスリンは食事により上昇した血糖値を下げるために働きます。
役目をまっとうしたインスリンは、インスリン分解酵素によって処理されます。
炭水化物に偏った現代の食事は、血糖値が上がりやすく、そのためインスリンが過剰分泌されます。
慢性的に過剰分泌されたインスリンの除去に追われ、インスリン分解酵素はaβの除去に手が回らなくなり、aβは蓄積され、認知症を引き起こすと考えられています。
認知症発症は70才、aβの蓄積は生殖機能の衰える45才ごろからと言われています。
40代を機に、主食(米・パン・麺)を制限することで、aβの蓄積を抑え、認知症の発症を遅らせられると考えられます。
炭水化物は野菜など他の食材でとり、不足しないように心がける必要があります。
僕はというと、ゾーンダイエットを2008年に実践し、習慣化できたことで、いくぶん、このリスクが減ったのではないかと思えてます。
ゾーンダイエットの基本が、
・炭水化物の比率を少なくする
・米、麺、パンを食べないことを強く勧めている
で、
それに従っているためです。