年上消防士との秘密の夜!鍛えられた体は、夜の体力まで別物!?
〜2月5日 23:00
出会いと忘れられない瞬間
煙と熱気が立ち込める中、彼は私の目の前に現れた。鋭い眼差し、短く刈り込まれた髪、汗で光る額――彼の全てが、何か物語っているようだった。まるで映画のワンシーンのように、その瞬間の彼の姿は鮮烈で、私の心に深く焼き付いた。
「大丈夫ですか?」
彼の声は低く、それでいて優しさを内に秘めていた。心臓が一瞬止まるかと思うほど、私はその声に引き込まれてしまった。煙が視界をぼやけさせ、何もかもが非現実的に感じられるその場で、彼の存在だけが強く浮かび上がっていた。
彼は近所の消防署に所属するベテラン消防士で、私よりも10歳以上年上だということが後でわかった。その時は、ただ彼の大きな手に引き上げられるようにして助けられたのだけれど、その感触が今でも忘れられない。
彼と再会したのは、それから数週間後のことだった。
偶然にも、街のカフェで彼を見かけた。制服ではない彼の姿は、一層大人びていて、落ち着いた雰囲気をまとっていた。私の目線に気づいた彼は、軽く微笑みながら近づいてきた。
「この前は、大変でしたね。でも、お会いできて良かったです」
こんな偶然があるなんて──。心の中でそうつぶやいた。彼の言葉には不思議な魔力があった。ただの挨拶のはずなのに、彼の声が胸に響いて、私の中で何かが弾けそうになる。
彼はただの消防士ではなかった。その場の空気を自然と変えてしまうような、人を惹きつける何かがある。そして、何よりもその鍛え上げられた体――筋肉の輪郭がシャツ越しにわかるほど、精悍な体格が目に入るたびに、言葉にできないほどの高揚感を覚えた。
「よかったら、少しお話ししませんか?」
彼の一言が、私を完全に捕らえた。
その日、私たちはカフェで少しだけ話をした。しかし、その「少し」が、私の中ではものすごく濃密な時間だった。彼の話し方には知性と経験がにじみ出ていて、年上の男性にしか出せない余裕が感じられた。彼は時折、消防士としてのエピソードを話してくれた。危険な場面での冷静な判断、仲間への信頼、そして使命感──そんな話を聞いていると、彼の背中がとても大きく見えた。
「消防士って、やっぱりすごいですね。私にはとてもできない仕事です」
そう言うと、彼は軽く笑った。
「いや、大したことないよ。ただ目の前のことをやるだけさ。…でも、君があの時、すごく冷静だったから、助けるのが簡単だったんだよ」
冷静?そんなはずはない。あの時、私はただ必死だっただけだ。けれど、彼のその言葉が、なぜか私を特別な存在にしてくれたような気がした。
その夜、彼から突然メッセージが届いた。カフェで別れる時に、自然な流れで交換した連絡先。少しだけでも彼と繋がっていたいと思った自分の期待が、現実になった瞬間だった。
「今日は楽しかった。君と話していると、不思議と疲れが取れるよ」
その一文に、私の心は跳ねた。
彼のような人が、私にそんな言葉を送るなんて──。
次に会う約束を取り付けるのは、案外簡単だった。彼は気取らずに、でもどこか本音をちらりと覗かせるようなメッセージをくれた。そして次のデートの日、私は思い切って「ある質問」を彼に投げかけることになる。
「…ねえ、もし本当に危険な時でも、誰かを救うって決められるの?」
その質問に対する彼の答えは、私を完全に彼に惹きつけるものだった。そしてその夜、私たちの関係は新たな一歩を踏み出すことになる──。
この続きでは、彼との忘れられない夜が描かれます。消防士という“熱”を抱えた彼が見せる情熱と、意外なほど繊細な一面。誰にも知られてはいけない、二人だけの秘密の瞬間が紡がれます。
具体的にどんな夜が待っているのか、その先に彼が語る“本音”とは…?気になる方はぜひ続きをお楽しみください!
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1月6日 23:00 〜 2月5日 23:00
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