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フィルム写真。写ルンです。
冬休み中のちょっとしたお出かけと、日常の写真。
2人でエスコンフィールドでやっていた鉄道博へ向かう時。フィルムカメラは持たずに行こっかなと置いてきたけれど、駅のコンビニに飲み物を買いにレジに並んでいる時、
ふと振り返ると写ルンですが、陳列棚の横に、数個、ぶら下がっていた。
これは・・・
迷うことなく「買う時」と判断した。
ダウンのポケットにすっぽり入ってくれて、なんて丁度いい。
そういう流れで、写ルンですを買って撮ることにした。
写ルンですは、それこそ20年とかそのくらいぶりで、懐かしいなぁと、特にこのジージー巻き上げる感触と、フラッシュを上げた時の微かな「キーン」という音。勿論、楓は初めてみるものだし、何それ?そのジージーするのやめて?
って言われちゃったけれど。偶然出会っちゃったし、なんだか嬉しくて、私はニヤニヤ。
撮影一枚目。
これを見てわかる通り、
写ルンです、インスタントカメラって、接写できなかったなってことを、
現像に出して仕上がりを待っている間にふと、やっと、思い出して、あちゃーと
思った。そうだよね、そうだったよね。
(昔、よく、写真撮ってってお願いしてカメラを渡したら、そいつが自撮りして一枚無駄使いされてちょっと何撮ってるのーって怒り笑いした、そういう写真はみんなボケてたよなーってことも思い出した。そいつとはチャラ男だった時代の夫のことだが。年代別に何枚もある)
これは顔はボケてるけれど、愛おしさが全然違う。愛おしさの種類が違う。
列車からの眺めを楽しんでいる目が、可愛いのだ。
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北広島駅で降りてからバスに乗って、到着した時。。
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帰りのバス。
ここでもう一つ、忘れていたこと。
室内はフラッシュたかないとダメだったなーってこと。
これはぎり写っているけれど、真っ黒につぶれてしまったのが他4枚くらいあった。
iPhoneに慣れすぎたし、iPhoneて便利なんだなとも思う。
写ルンですの、こういう成功と失敗みたいなのが、面白いなと今だから思う。
悔しいから次は27枚全部ちゃんと現像されたいと、挑戦したくなる。
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これは別な日の朝、ゴミ出しのついでに公園に遊びに行った時。
朝8時半くらい。冬の昇って間もない朝の太陽が、綺麗だった。
2人で何度も、ソリで滑った。
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黄色いソリの、色の出方がすごく好きだな。
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プラレールが日差しをうけていた。ダンゴムシな楓。
プラレールの濃く鮮やかな青も、橋脚の黄色も、フィルムだといい色になるなぁと。
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公園に行った時。
仕上がってきたものを見て、写ルンです、ピントもガチッときてるし、すごいね、いいねぇと思った。
当時は仕上がりのことなんて、考えたこともなかったけど、
今になって使ってみると、すごくいいな。色が好きだな。
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写ルンですはこれで終わり。
愛のある写真、と前に書いたけれど、好きな人との日常を撮っているから勿論、愛のある写真。さらにカラーがよりあたたかさを感じさせてくれている。
色のない世界に好きな人を混ぜたら、どんな風に仕上がって、自分はどう思うかな。次はイルフォードXP2でそれを試して見たいなぁ。
この写ルンですは、FUJIの400。帯広より前の写真は全てkodakの200で撮っていたけれど、FUJIのフィルムの質感や色の方が好きかもしれないなぁと何となく感じている。
同じカメラ、同じレンズ、同じ(メーカー)フィルムを使い続けて、自分が好きな「感じ」がなんなのかをちょっと追求してみたい。
そんなわけで、
白黒も、写ルンですも、とても楽しかった。
最後に、プリントされたものたちをテーブルに並べた写真。(iPhoneで撮影)
日常も、お出かけも、こうして瞬間を収めて眺めると宝物なんだなと感動する。
データもいいのだけれど、プリントされたものはよりドラマチックであったかい。
(それを結局ここに載せるとデジタル化してしまうところが難しい。)
フィルムカメラを楽しむ方には、お気に入りが撮れたらぜひプリントもしてみて欲しいなぁ。
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今回も現像、プリントは札幌菊水写真現像所さん。
おしまい。