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それは願い、祈り。ただそれだけ。
誰も理解し得ない場所から書いている。分かり合えない場所から一人で想っている。
今後自分が素直に書きたいものを書くためにちゃんと意志を持つ必要があった。誤魔化したり、本音を隠してしまったら、このnoteを始めた意味も一つもなくなりそうな気がしたから。ここだから書けるその為に。誠実であるために。
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彼が深く傷ついていることを知ったのは今年3月で、傷ついていることに傷ついている人たちがたくさんいることも知った。
大切だから大事だから、そっとしておきたい。ということも。
私には眩しすぎる言葉だった。
全部、どれをとっても、どこから見ても、どう聞いても、
悲しかった。悲しいことだった。
悲しいという奥の奥にある本当を、必死で隠していた。
結局のところ、ずっとそうだったんだと思う。
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最後の声は、クリスマスの日の夜だった。
今月の12月25日で3年になる…そうだ。
私はその時にはいなかったから「なる…そうだ」と言わなくちゃいけない。
3年そっと大切に待ち続ける心を、これ以上傷つけることのないようにしたい。
刺さったままの棘。消したくない傷。
治さないまま、大切にして、生きる。
みんなが大切にしている宝物を、彼自身はどう思っているのだろう。
もうとっくに捨てたかもしれないし、もう見るのも嫌になったかもしれない。
好きなのに許せないのかもしれないし、触れたくても触れられないのかもしれない。
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自分自身を切り裂いて取り出してきた言葉を、どうか呪わないでいてほしい。
自由な体で、柔らかい心で、上手に眠れていてほしい。
その気持ちはイコール、恋とか愛ではない。
誰にも説明も解説も分析もされたくない感情。すでに名前があって、わかりやすく表現され、どこかに分類されてほしくない感情。恋でもない、愛でもない。
多分、願いとか、祈りとか、夢とか、それに近いもので、女心の中にしか存在しないものだと思う。
それはきっと、私の中に、女であり母である自分がいるからこそ持ってしまった感情かもしれない。今の私だからこそ、見えて、聞こえてしまったのかもしれない。
そしてだからこそ、その世界の全てが結局、美しいと思ってしまうのかもしれない。不謹慎で申し訳ないのだけれど。
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あの時きっと泣いていた。
それを聞いて素晴らしいなんて
やっぱり言えない。
私は言えない。
だからどうか、自分を切り裂かなくても言葉を紡ぐことができるようになる日が
来ますように。
そう祈りながら、昨日も、今日も、明日も聞き続ける。何もかも、そのまま、残された声を。作り上げてきた宝物を。許されないものを。大切に抱きしめて、眠る。
たくさんの悲しみと、後悔と、切なさと、美しさをくれていること。
素晴らしい一年にしてくれて、心からありがとうと言いたい。
そしてここまで読んでくださった方、お付き合いくださった方、
本当にありがとうございます。
いつでも心にあって、届いてほしくない気持ちを、ここだから書かせて頂きました。noteにある皆さんの言葉は、いつでも書く力をくれます。
秋と冬。青と光。
どうかどの人もみんな、
空を見上げて、きれいだと、思える日々でありますように。
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