
フィルム写真、カフェにて。
カメラPENTAX-MZ50
レンズTOKINA AF28-80mm
フィルムはフジカラーsuperia premium400
このお店の壁の絵がとてもとても美しい青で、ずっと見ていると目の前に本当にその光景があるように思える。
空飛ぶ、ワイヤーの鳥たち。
内装の一つ一つを撮りたくなる。
ここに店員さんもいなくて、自分一人きりなら36枚すぐ使い切るだろうな。
この席に座ったのは、窓からの光が撮れそうだったのと、満月を眺めたかったから。この席のほぼ真上に、クレーターも見ることのできる満月のライトがある。




前まで座っていた席からは遠くてあまりはっきり見えていなかったけれど、
この三日月を近くで初めて見た、この時、
三日月に座っているのはギターを持った男の人だったんだ。
ああそっくりだと、思ってしまった。
人違いだけれど、そう見えてしまった。



今回の写真たちは、あの日、お店で見たままの、そのままの色だと思う。
今回店長に仕上がりのリクエストはひとつもしなかった。
機械や人の手でどのくらい補正がかかったかわからないけれど、
露出はイメージ通り撮れてるってことで合っているのかな。
その辺りを、勘でやってしまっている。
「いつも同じカメラ、レンズ、フィルムを使い続けること」が上達の鍵だ的なことを呟いていたのを見た。その通りだと思う。ここしばらくずっとフジの400を頑張って探して使って試していた。たまたま入手して撮って以来、なんとなく気に入っていたから。でもここで急に白黒が入ってきちゃったし、インスタントカメラも使ったし、で「使い続けてない」。笑 そして本当は違うカメラやレンズも使ってみたいなーという気持ちもあるけれど、もう少し、この子と向き合ってみてからにしたい。
探りたい、試したい。色んな気持ちがあっての撮影。楽しい。
さっき、郵送でそのフィルムを送った。インスタントカメラと白黒イルフォードXP2。未知。日常の写真と、歴史的建造物の内部写真。楽しみ・・・
この写真の場所は、ムジカホールカフェさん。
あっちあちのミルクティー、また飲みたいし、1曲もらいに行きたい。