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「どんな気持ちで撮影しましたか?」



「書いておきたい②」です。

全ては帯広で撮ってきた写真たちを載せるために書いています。
そのために書いておきたいことがあります。

帯広の写真たちはいつもお願いしている、札幌菊水写真現像所さんで現像プリント(同時プリント)して頂いたのですが、

いつもはお店へ連絡して、店長さんがいる時間に合わせて直接お願いしているのですが、今回は初めて「郵送」でお願いしてみました。

直接、目を見て話したりお願いする方が信頼関係ができる、というか、プリントや仕上がりのヒントにもなる気がするし、目の奥を見て瞬時にその人の本質を見抜くのが得意であり趣味なので(怖)、出来るだけ会ってお願いしたいのですが、
私がなかなか時間を合わせるのが難しいのもあり、郵送も前におすすめされていたので、郵送にしました。

郵送では一緒に、写真仕上げのご質問、などが書いてある用紙をホームページから
印刷してフィルムと一緒に同封するのですが、

その用紙が嬉しかったので、書きたいと思いました。

この店長さんが仕上げてくれる写真が、なぜあんなに私はいいと思うかが
わかった気がしたのです。

その用紙に記入したものがこちら。

見えますか???

質問の中に、これがあってちょっと驚きました。

「③どんな気持ちで撮影しましたか?」

「※以上お客様の撮影した時の状況、気持ちなどを踏まえてプリントの仕上げに反映していきたいと思います。」

写真の仕上げをする際に、撮影した時の状況や気持ちを、反映してくれるなんて・・・・
この、気持ちの聞き取りって、すごくありがたいことだと思いました。
(他の写真屋さんでもこうして聞いてくれるのでしょうか。。。)
特にフィルムで撮る場合は愛が深いというか、恋の瞬間が重いので笑、
気持ちがちゃんと入っています。撮れる枚数に限りがあるし、撮れているか撮れていないか、わからないからというのもありますし。

しかも今回は
私が帯広へ行った時の、あの気持ち。色々あってやっとたどり着いて、大冒険したあの気持ちです。あれを聞いてくれたんですから。笑

めちゃくちゃ誠実に、真っ直ぐ、素直に、用紙に記入しました。
③のところ、もう小学生みたいなこと書いてます。笑
でも気持ちそのままです。
しかも、2枚目の欄外に、まだ書いてます。
相変わらずnoteと一緒で言葉が多いです。短くできません。笑

「家族を置いて大冒険して作ってきた思い出」。

もちろん、店長さんは私がどんな帯広旅をしてきたかは知りません。
帯広に着いてから、帰りの列車に乗るまでの36枚だけなので、ただネガを見れば
どこかへ行っただけの写真です。人も誰も写ってません。そこに顔はありません。でも心はだいぶ入ってます。
ただ、舞い上がりすぎて、何をどう撮ったのかは全く覚えていなくて、
しかも良いものを撮ろうということよりも、冒険の道のりを記録しただけのような
、地図を書いていたような気持ちもありました。
旧双葉幼稚園についてからは、とにかく好きが溢れて、恋した瞬間を、ふわふわと撮っていましたが。。。

「一生大切にする写真だと思うので」と用紙に書いていますが、
とにかく、なんかすごい気持ちが入ってるな(苦笑)とは思って頂けたのではないかと思います。笑
そして、店長仕上がり、プリント大好きですってことが伝わるといいなと思って、用紙にわがままを書きました。どう思われてもいい。
帯広の写真には並々ならぬ想いが入ってますので、と。
きっと、ラボ業務、絶対やめないでほしいし、値上げしても付いていくので、よろしくお願いします!と毎度お伝えしているので、また一人で熱くなってんなと思われたと思います。笑


どんな仕上がりがいいかは「あたたかさと切なさ」。noteのコメントから頂いた言葉。

お好みの明るさ、は色とりどりに。


それを踏まえての、店長仕上げ。
楽しみすぎました。

写真の仕上がりと撮影した時の気持ちは繋がっていてほしい、という自分勝手な気持ち。そういう考え方は自分だけではなかったんだということがわかって、嬉しく思いましたし、

ここで現像、プリントをお願いしていつも感動するのは、こちらの気持ちと、世界観を読み取ろうとしてくださっているからなのかなと、この用紙からわかった気がしました。


「この用紙にはわがまま書いて良いですよ」的なことが店長さんのXか何かに書いてあったと思います。
頼もしいです。
安心して我が子を預けられます。
そのわがままに答えられるのも、技術があるからだと思います。
頼れる存在が、気持ちを踏まえてプリントしてくれる人が、お店が近くにあってくれたことが幸運であり、嬉しいです。

偶然これを見た方、気になった方、お近くではない方も近い方も、郵送してプリントを試して頂きたいです。

用紙に記入したことを載せて、その上でプリント(写真)を見るまでがワンセットな気がしたので、今回はこの記事を書きました。
次は「帯広のフィルム写真」を載せていきます。

ありがとうございました。

家族を置いて一人旅してきた色々も、こちらに。


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