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保育士達は卒園式に向けてこんなことをしているよ。
みなさんお疲れ様です。
男性保育士 ヤマ です。
今回は来月に迫ってきている卒園式について
どんな流れで準備をしているかを書いてみましてた。
現役の保育士さんは参考に
保護者の皆さんには「へ~こんな流れなんだ」
と少しでも思っていただけたら幸いです。
※ヤマの子ども達との具体的な関わりはまた後日書かせてください。
書ききれずに、また、書いている最中に泣いてしまうので・・・
卒園式までの準備リスト
卒園式は、子どもたちが保育園を卒業する大切なイベントです。
式典ということで堅苦しいイメージですが
子ども達にとってできる限り負担(練習時間等)をかけずに
卒園の意味を考えられるように
お世話になった気持ちを伝えられるように(感じられるように)
成長を振り返るきっかけになるように
など様々な思いを込めて卒園式に向けて準備をしています。
基本的な道のりを紹介させていただきます。
※少し事務的な文章になります。すみません・・・。
1月下旬 準備スタート
卒園証書・卒園証書入れの注文
卒園記念品などを決め、注文
式場の飾り付けのイメージを年長クラスで検討
ヤマの園では卒園証書は園長先生が作ってくれます。
卒園式の飾り付けについては子どもたちの意見を聞いて、それを取り入れて思い出深い式にできるようにします。
2月上旬 式全体の流れを保育士間で話し合う。
職員会議等で子ども達が取り組む部分と保育士が担当する部分を明確にします。
当日までのスケジュールを立てる
式の装飾、贈り物を全体で検討・決定
職員が着る服装の確認
(着物を着る職員もいるのでその際はもっと早めに園長に打診します。卒園式で子どもの名前を呼ぶときに添える言葉を考える。
(職員が言う場合、子どもが発表する場合があります。)
2月下旬 卒園児(在園児)と卒園式の準備について話し合い、決める
卒園式で歌う歌を決め、練習を始める
在園児と卒園式について話し始める
壁面や装飾づくり、会場づくりをする
証書の受け取り方や、歩き方を確認する
卒園児のお別れの言葉を考え、発表できるようにする
1~2週間前 リハーサルや準備物の確認
本番の流れを通しで行う
プログラムを印刷
式次第、歌詞、卒園児名簿の準備
証書、証書入れ、記念品等の注文品の数の確認
式場に飾る花の注文
前日 会場準備と流れの確認
当日の流れや、どんな一日にするか職員間で意識の統一
会場づくり(各席の準備、席の表示、演台など)
卒園証書の数、名前と順番を確認
記念品の数などの確認
記念撮影の場所、使うものを確認
音響設備の確認
当日 最終確認
証書の数と順番の確認、名前の最終確認
会場の最終確認(会場内の温度、明るさ)
余談:以前私はカーテンを閉め忘れ、式中ずっとまぶしさを堪える羽目になりました・・・音響・音楽・マイクの再確認
会場に花を飾る
当日の流れ
卒園児登園前
式次第の最終確認
園内の見回り(きれいに掃除されているか確認)
生花の搬入、最終飾り付け
卒園児登園(受付)
名前の確認、保護者には配布物を渡す・卒園児の胸にコサージュを付ける
保護者は会場へ案内 卒園児は保育室で待機
トイレの確認
卒園式
入場
園長先生の話
証書授与
送辞
答辞
歌
退場
卒園記念写真撮影
謝恩会
降園
卒園式後
卒園式を終えても保育園に登園する子も多いと思います。式が終わっても3月31日までは在籍していることになっているので、まだ子どもたちに会えます♪
ヤマが気を付けている事
子どもとの関わり
卒園式という大きな舞台を乗り越えた姿をたくさん褒め、たくさん一人一人と関わりを持つようにしています。
恥ずかしい話ですが、以前卒園式を終え、その後も登園してきた子たちに
「もう僕たちがいなくなった後の準備しているんだね」
と言われたことが今も心に突き刺さっています。
言い訳になってしまいますが、4月1日には新体制が始まります。
なのでどうしても年度末になると、進級の準備に目が向き、年長児がいながらも少しずつ環境を変えていく作業が必要になってきます。
環境は少しずつ変えながらも子ども達への関わり方は変えずに、最後まで楽しい思い出を作れるようにすることを心がけています。
保育士としての振り返り
正直に言うと振り返りをする時間もなく、慌ただしく新年度が始まります。
だからこそ、感動はそのままに
これまでの一年を振り返り、何ができたか、何を学んだかを考え、次年度に向けて新たな目標を立てています。
最後に
今年度も卒園式が迫ってきています。
毎年毎年、日々の忙しさに追われ、自身の振り返りも出来ずに終わることも少なくありません。
子ども達にとって、保護者達にとって、保育者にとって最高の式にしたいと思います。
そして、日々の流れに流されて終わらぬよう、
今の気持ちや、今後役立つ情報を
皆の為にはもちろん、自分の為にも
noteに書き記しておこうと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
堅苦しく、真面目過ぎる文になってしまいました。