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ママチャリ北海道一周の旅1

僕は夏休みにママチャリで北海道一周約3300キロの旅をしました!!!

3300キロといってもピンと来ないと思うので参考までに北海道最北端の宗谷岬から沖縄の石垣島までの直線距離が2850キロらしいです!

今回はこの度で出会った人について書いていこうと思います!

北海道には車やバイクで日本一周や北海道一周している人がたくさんいました。
自転車も何度か見かけましたが、ママチャリはいませんでした。
あとは徒歩で北海道一周している人も1人だけ見ました。しかも女性でした。

出会ったのは人間だけではありません。動物もたくさん見ました。
鹿をはじめとして、キツネやリス、クマ、アザラシ、ラッコなど様々な動物を見ました。
鹿に関してはほぼ毎日のように群れで見ました。
稚内市では駅前や住宅の敷地内、自衛隊基地の中にも普通にいました。
シャチやクジラが見れるとこもあったのですが、1時間粘っても現れなかったので諦めました。

さて、そこで今回は北海道一周中に出会った人を何人か紹介しようと思います。

まず1人目は、初日に舞鶴港で小樽へ行くフェリー待ちをしている時に出会った人です。
その人はヨットで北海道2周、さらに神戸から沖縄までヨットで往復したことがあるそうです。しかも70歳になってからヨットを始めて、まだ3年ほどというから驚きです。
今回はヨットでは行けない北海道の内陸部を車で周るみたいです。

2人目は、知床のキャンプ場で出会った人です。
この人は、ベビーカーでオーストラリア一周、キックボードでヨーロッパ10数か国を周ったことがあるそうです。
働いては辞めて旅をし、旅の資金を集めるためにまた仕事をするということを繰り返しているみたいです。
普通のサラリーマンから漁師、工場作業、起業まで色んな職を経験したそうです。
彼は川で釣った鱒とそこら辺に生えている笹で鱒寿司を作ってました。

3人目も、知床の同じキャンプ場で出会った人です。
その人はこのキャンプ場に27年もいるそうです。
27年もキャンプ場に住んでいるのでキャンプ場の向かいにある熊の湯という名前がめちゃめちゃ怖い温泉の清掃も任されてました。
彼は兵庫県の暴◯団の子として生まれ、小学校卒業後から働き始めます。しかし、16歳ごろ下で働くことに嫌気がさし起業します。
その後何度か別の会社を作り、従業員100人程度の企業にまで成長したそうです。家庭も持ち、順調に良い人生を送ってました。
しかし、阪神淡路大震災が起こり、家を失ってしまいます。それ以降2年近く日本中を車で旅して周ったそうです。
そして、ここ知床の羅臼町のキャンプ場に住み始めました。
羅臼では昆布漁で働き、親方が亡くなった時にはその子供を差し置いてその跡を継ぎました。
今も毎年昆布漁をしているそうです。
来年の昆布漁にバイトとして来ないかと誘われました。

他にも面白い人にたくさん出会いましたが、今回はこの辺にしておきます。


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