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初めての入院体験記・・・その2


初めての入院体験記・先生ちょと~の巻

 
                                   
 
 手術室に入ると7~8人の人がいた。先生らしき人が3人、看護師さん(?)が4~5人。
 
 奥にもまだいたかもしれないが、首の動く範囲の中ではソレくらいか・・・


 4人ががりで手術台に移動(重くてすみません・・)
 
 淡々と準備が進んで行く。先生がゴム手袋をつける。いよいよか?こわいな~


まずは麻酔から。

 
 チクッと針がささる・・・最初の一針は痛かったが、麻酔のせいでだんだん麻痺してきた。


?H1>今回は右腿のつけねからカテーテルを通す手術なので局部麻酔。当然意識はある


 手術が始まる。麻酔のせいで痛みはない・・・だが他のとこが痛い。とっても痛い!


 先生のヒジが丁度あのゴム管にあたるのです  それも頻繁に。 


 さすがにチ●チ●に麻酔をかけて貰う訳にもいかず、ひたすら耐えるのみ。


 少々落ち着いてきたころ気づいたことがある。先生が3人のワケを・・・
 
 1人は何もしないで見てるだけ(偉いサマか?)もう1人は指導医?そして問題の研修医(?)


 よくよく見るとその研修医がカテーテルを握っている。  おいおい・・・・
  
 指導医『もっと奥、そこ、もうすこし丁寧に』等々
 
 研修医『・・・・・はい』いっぱいいっぱいの模様
 
 指導医『そこ違う!戻って、そう そこ』


 研修医『・・・・・』返事する余裕もなし?


  医学の発展(?)の為にはしかたない事だが、自分の時だけはベテラン先生にお願いしたい。


 研修医サンは黙々と手術を進める。その頭の中には患者の尿道カテーテルの管を自分のヒジで
 
 グリグリしているなんて思いもしないんでしょう。


 くそっ~ メチャ痛い!!!!!      


 刺す時は一瞬(?)だったけど、今回は何度も繰り返しいたぶられてるみたい。


 看護師(婦) 『大丈夫ですか?痛いとこありませんか?』とか聞いてくる。


 正直に『チ●チ●のクダが痛い!!!』と言ったらチラっと股間を見て
 
 看護師(婦) 『もう少しですから我慢してくださいね~』だと・・・だったら聞くな!
 
  予定よりかなり遅くなったが無事(?)手術が終わる。
 
 集中治療室へうつされる。ここで2~3日過ごすらしい。
 
 術後24時間ほどは寝返りも打てない。ただひたすら天井を見つめてうめく・・・


 『背中イテェ~~~!』寝たきりがこんなにつらいとは・・・ただ寝ているだけなんて楽勝なんて
 
 思ってたけど大間違い。とにかく辛く、その夜は2~3時間ウトウトするにとどまった。
 
  普通、集中治療室って個室かと思ったんだけど、そこは3人部屋だった。


 隣にダースベーダー(人工呼吸器をつけてた)さんがいて、一日中『シュ~ゴォ~、シュ~ゴォ~』と
 
 やってたのでソレも気になってねむれなかった。


  翌日個室の集中治療室に移ったが、今度は広いところにポツンと一人だったので夜など少し怖かった


 相変わらず身動き取れぬまま時間が経ち、様態の急変に備えて刺しっぱなしになっていた針を
 
 抜きに来た。昨日と同じコンビで・・・嫌な予感・・・予感的中!!
 
 指導医『はい、じゃあ針抜きますね~』 ってオイ、誰が抜くんだ?


 指導医『○○君やってみて。』 やっぱり・・・


 研修医『はい・・・』 またお前か?!


 指導医『○○君!何やってんの?順番が逆でしょ。それだと血が止まらないよ!』 早く言え~~


 研修医『は、はいっ・・』 冷静さを装うが、手先がブルブル


 またか~頼むからもう少しヨソで練習してからコイ!


  おかげで内出血のアザが股間中いっぱいに広がった・・・


                                   つづく~

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