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葉隠 読書メモ
おことわり
私が最低限の情報(文字数)で意味を想起するために残しているメモからの転送です。意味が分かりにくいと感じる場合はぜひ原著をお読みください。
名人も人なら、われもまた人
名人の上を見聞して、及ばざると思ふは、不甲斐なきものなり。
卑怯な行いをするな。
卑怯な人にならないのは、案外難しい。
実現するためには文武両道しかない。
乱世には行動で勇気を示して、泰平の世には言葉によって勇気を示す。
武士は、痛い。恐ろしい。我は臆病。ことが起こると逃げたい。と決して言ってはならない。
水の澄みたる所に魚は棲まず。
上が見逃し、聞き逃すことで下々は安穏するなり。
義をみて為さざるは勇無き哉
義を立つるを至極と思うと誤り多きことなり。義より上に道があるなり。高上の賢智なり。傍観する者からは見えるものなり。
武士は弱気のことを云うまじ。
世に教訓をする人は多し。教訓を悦ぶ人は少なし。
まして教訓に従う人は稀なり。
泰平の世の武士
農耕せずに食べ、商売することなく利益を得て、何も作らず道具を使う。
武士の存在意義をどう正当化することができようか。
公儀に献身するとにより、大衆に対して道徳的な手本になることで存在を定めた。
礼儀作法を厳守
武芸の修行
学術芸術の感性を養う
日々、公儀に献身
死を理想化し、自己を犠牲にして絶対的忠誠心を持って君主に遣える。